原発つれづれ日記

1.冷温停止でなくて、超高温暴走状態
 福島第一原発1号・2号・3号はのんびりとした核暴走に至っている。大量の核物質が反応して人間に有害な放射性核種を大量に製造している。しかも、それらを外部に噴出させるのには十分な発熱反応を起きて、放出までしてくれているのだ。原子炉内に69+94+94=257トンくらい核燃料が装荷されていた。これらが長期間に渡り核反応を続けている。絶対に起きてはいけない事が起きたのだ。

2.世論はどう動いたか
原発が大事故を起さないと、みんな眼が醒めないんですよ!!!!!!」
原発に詳しい人が言っていた。その途端に想像を絶する規模の事故が起きた。事故は起きたが世論の動きは鈍い。全国民が顔を真っ赤にして、怒りだしていいのだが、既に放射能が頭に回ったのか、テレビ白痴になっており思考が制御されているのかどちらかなのだか分からないが反応が鈍い。事故は起きたのだが、一部の人しか目が覚めていない。

3.伏魔殿は経済産業省
 ふくいち吉田所長が記者会見に応じた。目つきがヤバイ。相当な心労だろう。私なら清水社長と同じく1日でぶっ倒れてしまうだろう。気の毒だ。加えて、細野環境大臣、除染作業にまで参加した。もはや覚悟の上だろう。数年で亡くなられると思われる。諸国民は「数少ない」有為の政治家を失う事になる。
 私は東電と現政権は批判しないことにした。気の毒だというのもあるが、本丸は経済産業省だからだ。
 福島第一原発の現況情報は経済産業省文部科学省が握っている。東電が正しい情報を保安院に上げると左遷させられて、左遷先で恫喝されるそうだ。『○○が検出されました。「翌日」間違いでした訂正します』が繰り返されるのはそのためなのだろうか???要は経済産業省保安院を通じて東電を統御している。
 文部省と科学技術庁を廃止して、文部科学省が設置した経緯からか文部科学省原発利権を握っている。ちなみに、東海村臨界事故の原因は動燃が常陽のための均一な濃度の核燃料を作らせるため、大量に核燃料を投入させたのが原因だ。JOCは臨界の危険について動燃に確認したが、動燃側が【安全】とお墨付きを出した。動燃は科学技術庁の機関だ。つまり、東海村臨界事故は科学技術庁に責任がある。

4.悪魔のプルサーマル計画
 3号機のMOX燃料が問題視されている。佐藤栄佐久福島県知事がストップをかけていたが、国策逮捕されてしまった。このMOX燃料はプルトニウム濃度が高い。その分、核爆発し易い。実際3号機燃料プールは核爆発してしまったようだ。誰がこんな悪魔的な計画を推進しているのかということだ。東電が自ら望んで「MOX燃料下さい」なんて口が裂けても言わないだろう。経済産業省の誰が許可してきたのか、歴代の関係官僚を全員実名で晒すべきだ。しかも、まだ、続けようとしているようだ。キチガイここに極まれり!

あー、もう人生に疲れたわ〜。

以下転載

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福島第一原子力発電所
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80

1号機:二酸化ウラン 約69t/年
2号機:二酸化ウラン 約94t/年
3号機:MOX燃料    約94t/年
4号機:二酸化ウラン 約94t/年
5号機:二酸化ウラン 約94t/年

1号機
ウラン装荷量(t) 69
燃料集合体(本) 400

2〜5号機
ウラン装荷量(t) 94
燃料集合体(本) 548

6号機
ウラン装荷量(t) 132
燃料集合体(本) 764

燃料棒1本当たりの二酸化ウラン量 173kg/本

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「建屋と別にさらに6400本」 使用済核燃料めぐり読売報道
http://www.j-cast.com/2011/03/18090770.html
2011/3/18 10:06

6基の原子炉建屋内の貯蔵プールとは別に、約6400本の使用済核燃料を貯蔵した共用プールがある。

1号機 292本、
2号機 587本、
3号機 514本、
4号機 1331本、
5号機 946本、
6号機 876本
合計 4546本
共用プール 約6400本
総計1万950本程度

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