【仮説】日本は米帝様のプルトニウム製造工場!


福島第一原発4号機は米国核兵器プルトニウム239生成工場?
【1】4号機は爆発炎上した
 3月15日9時38分4号機が爆発し出火。作業員待避。東京電力が「中性子線を検出」と発表。枝野官房長官中性子は出ないほうがいい」と発言。後に東京電力が「中性子の検出は2回ではなく計13回」と訂正。
 3月16日米原子力規制委員会(NRC)のグレゴリー・ヤツコ委員長は、下院エネルギー・商業委員会で証言した。
使用済み核燃料プールの水はすべて沸騰し、なくなっていると思う」
 1957年9月29日のウラル核惨事では、核廃棄物を冷やす冷却装置が壊れたのに気づかずに大爆発を起こした。風下100kmで極めて高いレベルの放射能汚染があり、多くの人々が重篤健康被害で苦しんだ。同様の事が福島第一原発4号機でも起きた。
 思い返すと3月14日頃、燃料プールの温度が上昇しており危険だとの情報が流れていた記憶がある。

【2】フクシマは核兵器製造工場?
http://nueq.exblog.jp/16597973/
↑から転載
『フクシマの地下で密かに核兵器、或いは核弾頭原料が製造されているとの情報がWEB上でも流れていますが、ある情報筋によると、福島原発の使用済み核燃料は、現地で再処理(プルトニウム濃縮)され、輸出されていたそうです。
主な輸出先はアメリカ。
その他ソ連や世界各国も直接なり間接なり顧客にはいたようです。
アメリカはそれを何に利用していたのか?
核弾頭は時間と共に自然劣化が進むため、劣化した核弾頭を新品に取り替える為に大量のプルトニウムが必要となります。』

【3】4号機燃料プールのゲートは開いていたか
『燃料プール、DSプール(定検中に蒸気乾燥機など炉心構造物を置いておくプール)本体に破壊なく、両方のゲート(可動式で強度に不安)に漏れがあれば、水は圧力容器に流れます。その時のバランスで、燃料プール水位が大きく崩れ、燃料棒露出の可能性は十分考えられます。』
との指摘がある。
 朝日新聞では1・2・3・4号機共に地下水などによる建屋内への浸水があると報道している。この場合、配管に破損箇所があって、漏水していると考えるのが妥当である。フジテレビ番組では5・6号機も「地下水などによる建屋内への浸水」と報道している。これも同じく、配管から漏水しているのだろう。であるから、4号機もどこかで漏水があるのだと思われる。震災時ゲートが閉じていたとされているが、地震によりプールが揺すられてゲートが破損した。格納容器配管の漏水により水が失われやすい状態になっており、貯蔵してある燃料棒が、電源喪失により冷却ができず、空焚きになったのだろう。代りに燃料プールとDSプールから水が流入した4号機内部の核燃料融解は免れたのだろう。その証拠に【二つのプールから水流入、4号機の燃料溶融回避 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)】という報道ある。
 ひょっとしたら、燃料プール・原子炉ウェル・DSプールは満水で、ゲートは開いていたのかもしれない。4号機は燃料棒が換装可能な状態に置かれたいたという仮説に立つとそうなる。
『3号機の水素が排気筒を通して4号機建屋内に流入しから水素爆発した。と説明していたが4号機建屋北側にある排気筒が破断されていることが判明した。後にダクトを共有しているから流入したと変更となった。』
とされており、燃料プール空焚き爆発炎上を隠蔽するための『風説の流布』が行われていると考えるのが穏当だ。

【4】4号機圧力容器内に核燃料はあった
 4号機は定期検査中で全燃料が取り出されていた東電はいうが、原子炉ウェル上部で熱源が観測されている。「4号機の燃料溶融回避」という記事にも原子炉内に核燃料があった想定をしている。だから、原子炉内に核燃料は装填されていたのだろう。
http://p.tl/NX4y -転載開始-
『4号機の使用済み核燃料プールには、1535体(内新燃料204体)の核燃料集合体が収納されているという。4号機使用済み核燃料プールの最大許容本数は1590本である。他号機の占有率は40〜60%である。他と比べてみても4号機の97%は突出している。
 核燃料はウラン238を燃やすと副産物としてプルトニウム239が生成される。実は、その先があって、プルトニウム239が中性子を捕獲すると自発核分裂性のあるプルトニウム240になってしまうのである。
 プルトニウム239は一つ中性子を捕獲するとプルトニウム240になる。軽水炉で燃やされた核燃料は三年間は燃やされる。プルトニウム239が生成されると同時に、プルトニウム240も生成されてしまうのである。軽水炉で燃やされた核燃料はプルトニウム240の割合が20%に及ぶ。兵器級プルトニウムプルトニウム239の純度が90%以上であることが求められ、軽水炉で消費される使用済み核燃料は核兵器に適さないといわれるのはプルトニウム240に問題がある。
 計算して制御できるプルトニウム239と違い、プルトニウム240は自発核分裂という致命的な弱点を抱えているのだ。軽水炉の使用済み核燃料が兵器級プルトニウムにならないのも、自発核分裂性のプルトニウム240が生成されてしまうからである。自発核分裂というのは過早爆発などの重篤なトラブルを引き起こすトリガーになる。つまり臨界しなくても中性子をバンバン出してしまうのである。
 プルトニウム240を考慮すれば、使用済み核燃料は一箇所にまとめておくのは危険である。他号機同様、使用済み核燃料プールの占有率は40〜60%が適当だ。4号機の使用済み核燃料プールの占有率は97%である。1590本中1535本が収納されている。異常である。他号機の占有率を見比べれば、異常さが際立ってくる。
 本当に4号機の使用済み燃料プールに1535本も収納されていたのだろうか。なぜ、占有率に余裕がある他号機の使用済み核燃料プールに分散しなかったのだろうか。そう考えるのも素人だからだろうか。4号機の使用済み核燃料プールに1535本の核燃料を詰め込む理由が見当たらない。
 使用済み核燃料プール占有率97%と1535本の理解に苦しむ前に、4号機の使用済み燃料プールの保管されている本数の変遷に目に向けたい。
 まずはじめに注目するのは4号機の使用済み核燃料プールには『783体の燃料集合体』が保管されていると3月15日付けで報じられていることである。1590本が許容数である使用済み核燃料プールでは、783本という数字はしごく妥当であるふうに思う。 4号機の使用済み核燃料プールに保管されている燃料集合体の本数は783本だと、初期報道では発表されていた。それが途中から1331本に書き換えられ、さらに新燃料204本を加えた数の1535体が今の公式見解である。事実は一つである。その原点に立ち返る必要がある。
 1331本から783本を引いてみる。導きだされた答えは548本。消えた548体を追いかけていくと、この数字と見事に符合する数値がある。燃料集合体装着本数である。2,3号機は548本。4号機は2、3号機と同タイプ、同出力である。よって548本である可能性は極めて高い。
 
783(初期報道)本+548(装着本数)+204(新燃料)=1535体。

これははたして、偶然だろうか。
 新燃料204本というのも疑問である。東電は4号機定検前のプレスリリースで140本燃料交換を告知している。差し引いて64本、余計に保管しているのである。異常な占有率をみても、わざわざ4号機に運びこむ理由はない。では、新燃料204本という数字はどこから導きだされたのか。簡単である。1331本というのは1535本から新燃料204本を引いた数字に符号する。
事実は一つである。』
『格納容器の蓋と圧力容器の蓋が外され、原子炉ウェルまで満水になった状態であった。はたして炉心に燃料集合体548本実装可能として、それに利することはあるのか?
 プルトニウム239を得ることに特化したプルトニウム生産炉として営業外運転されていたのならば、しごく合理的な説明が付く。
 燃料集合体のほとんどを構成するウラン238は中性子を捕獲するとウラン239になる。ウラン239は壊変を繰り返すことによりプルトニウム239に変わる。中性子を捕獲してから、2.5日である。燃料を一度炉心にセットしたならば、3日で取り出すのが効率よくプルトニウムを生産するコツである。
 例えていうならば、茨城県の東海原発がある。東海原発はすでに廃炉にされ解体中であるが、しょっちゅう燃料交換機のトラブルに悩まされながらも日に20〜30本の燃料を交換していたという。兵器級プルトニウムと呼ばれるプルトニウム239の純度が高いプルトニウム同位体をイギリスに輸出するためだ。
 311クライシス発災時、福島第1原発4号機は定期検査中というよりも、燃料交換状態にあった。シュラウド交換の際に生じた炉心構造物を分解し仮置きしたであろうDSプールにまで満水に水が張られた状態であった。
 穿った見方をすれば、4号機はプルトニウム239生産の柱になる燃料交換に特化しているともいえるのではないか。
 プルトニウム生産炉とは発電機能が排除されたプルトニウム239を生産するのに特化した炉だと定義付けるとシンプルに考えられる。水を沸騰させてタービンを回す必要はないのだから、圧力をかける必要もない。大気運転されるのだから原子炉圧力容器の蓋もいらない。実は、発電機能を考えなければ、概念はシンプルである。』
−転載終わり−
 公式には定期点検という事になっており、日立の重機が入っていたそうだ。

【5】すべての統治不整合に論理的説明が付く大統一理論
 アメリカはスリーマイル事故後、85年に新規原発を建設したが反対運動の盛り上がりと、施工ミスが発覚して廃炉に追い込まれている。事実上新規原発建設は頓挫したままだ。アメリカは膨大な核兵器を所有している。絶えず弾頭の状態を監視し維持管理にも膨大な経費がかかる。また、先にも書いてあるとおり、入れ替え用のプルトニウムを必要とする。
 一方、日本は着々と原発を新設してきた。日本がアメリカの核弾頭用プルトニウム製造を肩代わりさせられているとするとすべての説明が付く。例えば、
「使用済み核燃料に資産価値があるのは何故か?」
関西電力四国電力が使用済みウラン238を米軍に劣化ウラン弾原材料として売却したのは何故か?」(無償譲渡と言われている)
経済産業省の大臣が鉢呂吉雄大臣では駄目で、枝野幸男大臣ならOKなのは何故か?」
原発新規着工及びプルサーマル計画が推進されているのは何故か?」
「膨大な放射能が排出される六ヶ所村再処理工場が操業されているのは何故か?」
「ほぼ100%の確率で核爆発の危険性を帯びている『もんじゅ』再稼働が行われてようとしているのは何故か?」(アメリカ・フランスは撤退した)
アメリカが日本に大量のプルトニウム保有を許しているのは何故か?」
IAEAの事務局長が日本人なのは何故か?」(ウィキリークスによると、アメリカの言うことはすべて従いますとの条件で事務局長ポストを取ったそうだ)
「高速炉『常陽』と『もんじゅ』の使用済み燃料を再処理する技術をアメリカは日本に売ったのは何故か?」
ウェスチングハウス東芝に買収されたのは何故か?」
「イラン・イラク北朝鮮原発が非難されるが、日本の原発が許されるのは何故か?」
 推測だが「記者クラブメディア」による鉢呂大臣強制辞任劇が引き起こされたのは、野田佳彦総理が原発利権構造を理解しておらず(その方が良いのだが)、脱原発路線の鉢呂を選任してしまったのではなかろうかと思われる。野田総理は結局、鉢呂氏を護らなかった。
 原発利権の首魁は仙谷由人である。仙谷-枝野ラインで利権を死守するつもりだ。菅総理浜岡原発停止、「(原発50%の)新エネルギー基本計画」の見直し、「発送電分離」を提唱すると、仙谷由人は倒閣に走った。
 仙谷はベトナム原発輸出利権も握っている。関連企業の株式配当を通じて長期間安定的に利益が配分される。ベトナムは日本が行なった過ちを繰り返してはならない。ベトナムへの原発輸出は絶対に阻止されるべきである。

【6】イラクでの大量虐殺への因果応報論は科学的な論証を伴い昇華した。
 私はアフガニスタンイラク戦争には反対だった。イラクでの劣化ウラン弾使用による大規模放射能汚染に伴う傷病には心を痛めてきた。ファルージャ攻略戦では白燐弾が問題視されていたが、劣化ウラン弾も大量に使用された。その原材料の一部は関西電力及び四国電力が提供した物の可能性がある。イラクの戦死者は100万人とも言われ、国内外の難民は540万人に上ると言われている。アメリカの調査機関で、この数字である。親戚を頼って隣国シリアに逃れた人達も有る意味難民であって、それらの人数も含めればもっと大きい数字になるだろう。しかも、臨界しない核爆弾ダーティボム劣化ウランによる健康被害チェルノブイリと同じく現在進行形で、これからもっと激しいものとなる。
 その大量虐殺に日本も荷担した。陸海空で軍を出し、兵站・給油等を担った。戦費の一部も為替介入名目で米国に提供した。イラク戦争は日本が資金も軍も、劣化ウラン原材料も提供した戦争なのである。私は道徳論として因果は巡り、日本にも悪い事が起きると考えた。経済的な閉塞はイラク戦費の肩代わりも一因であるから、すでに応報があったと考えることもできる。
 そして、福島第一原発で事故が起きた。数日前までは、GE社の設計責任論を信じていた。概ね間違いではないだろう。しかし、3号機MOX燃料の核爆発、六ヶ所村再処理工場外部電源喪失を考えると、何かおかしいと思った。ネットで「フクシマは核兵器製造工場」との情報を見て、数日間、推論してみた。
 プルトニウム製造過程で大量の放射能汚染が発生するのは避けられない。プルトニウム製造設備のあるワシントン州ハンフォード周辺で大規模な健康被害が発生している。アメリカとしてみれば、人命の損耗を伴う作業を属国に肩代わりさせたいと考えるのは自然である。つまり、アメリカ側には強い動機がある。加えて日本側には放射能による健康被害実態について、正確な情報が行き渡っていない節がある。私は中学生の頃から広瀬隆氏の著作を読んできたから、過剰なまでに放射能に対する恐怖がある。しかし、それは例外であって、一般国民には比較的隠蔽されてきたと言える。
 あまり知られていないと思われるが、埼玉県立寄居養護学校にあった国立療養所には原爆に遭われた方々の白血病患者が多数収容されていたそうだ。私達は長きに渡り健康被害をもたらす、放射能の恐ろしさを正確に受け継がなかった酬いを受けているのかもしれない。
 詰まる所、プルトニウム製造肩代わり説で、すべての国内統治不整合に合理的な説明が付くのである。確かに仮説でしかない。証明できないし、するつもりもない。頭の体操に過ぎないし、誰も彼もが私の妄想だと断じて、嘲笑するだろう。
 だが、米帝様の核抑止力の一翼を担い、帝国主義の暴虐を底支えしていたのであるならば、日本はその応報により大量の死者が発生することになるし、実際そうなっているのである。福島県に局所的な被害の偏在があることには、誠に慚愧に耐えないし、本当に胸が苦しい。だが、私もじわじわと放射能に健康を侵されていくだろう。西日本に移住する気力もないし、さして役に立たない私には移住する社会的権利もないだろう。
 私個人は「フクシマは核兵器製造工場説」は仮説などではなく、本当だと考える。だから、イラク戦争因果応報論は科学的な裏づけを得たとも考える。
 私は得心した。納得して死んでいける。

(参考)
『68年2月に調印された日米原子力協定では、日本で建設中または計画・考慮中の原発に、今後30年間必要なウラン235の量を個々に明記。その総量154トンを日本が米国から受け入れることが義務付けられました。その中には、東日本大震災で事故を起こした福島原発も含まれていました。』
http://p.tl/Lzop
『2010年6月、菅直人首相は、総電力に占める原子力発電の割合を20年後に50%以上にすることを想定し、最低でも14基以上の原発を新増設するとした「エネルギー基本計画」を閣議決定。11月にはオバマ米大統領との会談で、原子力分野での日米協力の推進を確認しました。
 今年3月の東日本大震災による福島原発事故を受け、菅首相は「エネルギー基本計画」を「いったん白紙に戻して議論する」と表明しました。しかし、5月末のフランスでの主要8カ国首脳会議(G8サミット)では、オバマ大統領らを前に「最高度の原子力の安全を実現する」などと表明し、原子力発電を今後も続けていくことを国際公約しました。』http://p.tl/bdIA

(補足)
『 * 高遠増殖炉の使用済み燃料は、東海村六ヶ所村の再処理工場で処理すれば兵器級のプルトニウム239を生産できます。
米国ではプルトニウムの品質をプルトニウム240の含有比率で区分して、7%以下のものを「兵器級」、18%以上のものを「原子炉級」としている。
プルトニウム240の割合が多いと核爆弾が「早発」になる可能性が高く、アメリカの核兵器プルトニウム239の濃縮度96%以上のものを使ってると言われます。
日本の高速炉『もんじゅ』の場合プルトニウム239の濃縮度は97.6%で、『常陽』では99.4%だから、兵器級としても高品質。
ちなみに『もんじゅ』がフル稼働すれば、一年でおよそ核爆弾30発分のプルトニウム239が作れます。 』

(参考)
原子炉建屋オペレーティングフロアへの水のあふれ
http://www.tepco.co.jp/nu/kk-np/chuetsu/jisho02-j.html
首都圏に放射能をばら撒いたのは何号機の爆発か? 後段
http://shunminchawa.seesaa.net/article/231415870.html
ジャパンタイムズの元編集者 - 核爆弾が福島県で造られていたという - レイアウトされた非常に興味深いケース
http://sherriequestioningall.blogspot.com/2011/04/former-editor-of-japan-times-says.html
Secret Weapons Program Inside Fukushima Nuclear Plant?
http://www.globalresearch.ca/index.php?aid=24275&context=va
Fukushima Daiichi Nuclear Power Station
12 November 2011
http://cryptome.org/eyeball/daiichi-111211/daiichi-111211.htm
幸運だった1F-4プール
http://onodekita.sblo.jp/article/46433994.html
福島第一原発4号機と6号機は最初から問題を抱えた「欠陥商品」だった
http://alcyone.seesaa.net/article/193570285.html