日経平均4500円割れ後、一年後に地価最安値にてどん底を見る日本経済


野村證券一般投資家ノックアウト債権

    • 転載開始--

 副島隆彦さんは新刊、『日米「振り込め詐欺大恐慌』の中で以下のように記述しています。「日経新聞は"日経野村新聞"とも呼ばれていて、野村證券の悪口は絶対に書かないことになっている」さらに、「野村は、設定時に日経平均株価 7,500円の60%である、4,500円をノックイン価格とする円建て外債を大量に売っていて、多くの投資家に大損させようとしている」ことから、日経平均は、「必ず一瞬だけ、4,500円を下回る」 のではないか、と予測しています。
 結論として、ノックイン債券のカラクリは、株価下落のリスクを投資家が一方的に全面的に引き受ける理不尽なものであり、バクチなどというものではなく、株価操作によってノックイン価格を瞬間的に下回らせることも可能な、イカサマ金融商品であることから一般の投資家は手を出すべきではない、といえるのではないでしょうか。
 ■日経平均ノックイン債券とは
一定期間中の日経平均株価終値によって、償還価格が、日経平均株価終値に応じて、額面100%であるかどうか決定される債券をいう。参照期間中に、日経平均株価終値が基準価格を一度でも下回った場合は(このことをノックインすると呼ぶ)、日経平均株価に応じて一定の計算式によって償還額が決定される。一度も下回らなかった場合は、額面100%で償還される。(野村證券のwebサイトより)
■『日米「振り込め詐欺大恐慌徳間書店、1,575円)』初版2009年4月10日
701.買ってはいけないノックイン債券
http://wanderer.exblog.jp/8258373/

    • 転載終わり--

確かノックイン債権の利回り8%で、期日は2012年だったと思います。それまでに、「必ず」日経平均は4500円を割るでしょう。 日経平均ノックイン債権を購入した一般投資家をノックアウトする必要があるからです。統計では日経平均底打ち1年後に地価最安値がやってきます。そこが実体経済上の不況のどん底となると思われます。但し、今回は今までの景気循環法則が成立しません。何故かと言うと、膨大な世界同時通貨供給により通貨価値が減ずるからです。
 ベースメタルは落ちついていますが、すでに原油が少しづつ上昇しています。それにつられてゴールドが強含みです。プラチナ・インジウムはゴールドの相対価格では安いと思いますが、今後の価格は産業需要の動向次第でしょう。
 伏兵はシルバーでしょう。現在ゴールド相対価格で60分の1ぐらいですが、退蔵量が多いゴールドと比べて産業消費で損耗が激しいシルバーは将来大幅価格上昇の可能性が指摘されております。但し、収益分岐点が上昇すると閉山している鉱山の採掘が再開されたり、都市鉱山のリサイクル回収率が向上したりして、需給バランスが改善するでしょう。一本調子の価格上昇は無いと言えるかもしれません。


野村HD、2009年3月期は過去最悪の赤字額
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=818823&media_id=52