踊る大ニホン国 -帝国没落中につきアメリカCIAはフル稼働中-

Takaon2008-04-04

○書籍封鎖の予感
CIA日本が次の標的だ―ポスト冷戦の経済諜報戦 (単行本)
フィリップ・メイソン チャイルズ (著), Philip M. Childs (原著), 賀川 洋 (翻訳) ,霍見芳浩(監修)
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4871882586.html
対日経済諜報にポスト冷戦時代への生き残りをかけるCIAの全貌。
米軍ケース・オフィサーとしてCIAに深く関った、情報スペシャリストのインサイド・リポート。
第1章 「日本とはもう寝ない」―ポスト冷戦時代は日本が「宝の山」だと気付いたCIA
第2章 日本がターゲットにされやすい理由―これから盛んになるNSAによる電子諜報活動
第3章 経済諜報に邁進する民主党政権―1970年代から90年代へ、アメリカの変遷
第4章 ロバート・ゲーツとジェームズ・ウルジー―経済諜報をめぐるアメリカのお家事情
第5章 政府が民間企業を助けてよいのか
第6章 アメリカを食いものするスパイ大作戦―攻められると意外に弱い先端諜報国家
第7章 まだまだひ弱な日本の諜報機関―カウンター・インテリジェンス能力をいかに高めるか
終章 経済活動の基幹をなすこれからの諜報活動―利敵行為にますます神経をとがらすアメリカ政府の出方
↑という本をブックオフの100円コーナーで買いました。ブックオフの100円コーナーは良書を廉価で入手できるので重宝しておりますが、先日ブックオフは事実上買収されました。
ブックオフ、政投銀・日興グループのファンドが筆頭株主
http://bizplus.nikkei.co.jp/manda/news.cfm?i=2008032409953ma
 古書店市場の成長に陰りが見えるところで、創業者の坂本孝氏の「見切売り」という所なのでしょうが、外資に買われたのが気になります。大手古本店で人文系の良書を大量に取り扱うのはブックオフだけです。逆に言えばブックオフで人文系の書籍の取扱いを減らせば、言論統制が効きづらい書籍界を抑制することが出来るかもしれません。
 また、図書館法の改正が議論されており、【図書館法】(入館料等)第17条に定めた「公立図書館は、入館料その他図書館資料の利用に対するいかなる対価をも徴収してはならない」の図書館の無料の原則が撤廃される可能性が噂されています。書籍封鎖を想起させかねない事態になりつつあります。諸国民おかれましては、早急かつ出来うるだけの情報収集及び精査・統括活動を行なうことをお願い申し上げる次第です。

○CIAとは何する人ぞ?
 冷戦構造が終わりCIAは対日本産業スパイ活動へ比重を移しました。80年代は日本の商社や電機メーカーよるアメリカ産業へのスパイが隆盛を誇ったようですが、意趣返しともいえるアメリカ帝国による日本産業界抑制政策・活動が行われるようになりました。と、CIAが産業スパイにかまけている内に、2001年9月11日にまんまと乗っ取り旅客機でアメリカ主要施設に特攻されるという失態を晒してしまいました。
 昨今のアメリカは、イラクで石油インフラすら護れなくなりつつあり、一方では資産担保証券の暴落で金融危機が起きています。そこで、CIAはフル稼働していると推定されます。クシャナ殿下の操る巨神兵モードで、
「今使わねば、いつ使うのだ」
ということです。
〔ドキュメンタリー動画〕チベットにおける米国CIAの活動(英語音声) 2008年03月28日13:04 CIA Operation in Tibet
http://www.youtube.com/watch?v=RDySPYjJpqg
 チベットの騒乱がCIAの活動によるものなのか、私には判断できませんが、CIAのOBがチベットで反政府訓練活動をした、と述べているという事実は確認出来るわけです。まぁ、私は「アメリカ帝国・お家の危機」のまっ最中ですから、CIAがフル活動中だと思いますけどね。

○CIAには好き勝手やらせておくのが良いでしょう。
 田中宇氏は「多極主義者」という言葉を使いますが、実際アメリカの統治にそんな人はいないでしょう。連中はアメリカ覇権を維持するために、「いつものように」ガチで活動しまくっているのです。しかし、チベット内乱を煽れば、中国共産党首脳は米国を警戒し、米国債を売ったり、米国系企業活動の抑止政策を取るでしょう。結果として、アメリカが損するだけなのです。
原田武夫 「アナタのブログ、監視されてますよ」という話
http://www.asyura2.com/08/senkyo48/msg/945.html
http://blog.goo.ne.jp/shiome/e/79caff2f5cab9de6846ab483ab202691
ブログもアメリNSAだかNSCだかCIAだかが監視しているのでしょうけれども、監視させておけば良いのです。帝国と言えども市井の民の声なき声が沸き上がってくるのを弾圧するのは不可能なのです。
 1941年12月8日の日本帝国海軍による真珠湾攻撃によって、アメリカは強力な防諜システムの構築が必要と認識し、1947年に国家安全保障法が制定されてCIAが誕生しました。そのCIAの謀略がアメリカ帝国の崩壊を助長しているとなれば、高見の見物と洒落込むのが通でしょう。
 WTCに旅客機が突入してビルが倒壊するまでに、1時間ぐらいかかりました。大日本帝国海軍の奇襲によって誕生した諜報機関が、大いなる時を経て帝国を自呪自縛し崩壊させるのであれば、それもまた御一興ということです。

    • はなゆーさんの日記から転載--

アジア・タイムズ「今回のチベット騒乱には米国CIAが関与」
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=760115206&owner_id=30788
アジア問題には滅法強い有力英字紙「アジア・タイムズ」
http://en.wikipedia.org/wiki/Asia_Times
は、米ソ冷戦時代の間行われた、チベット問題における米国CIAの中国共産主義に対する大規模な秘密工作活動の経緯を説明し、今回のチベット騒乱にも米国CIAによる計画・関与・実行が行われているという見方を報じた。
この見方が正しいとすれば、アメリカの目的は中国共産党政権の転覆とまではいかなくても、牽制や揺さぶりにあるのだろうか?
なお、チベット情勢とネパール情勢が微妙に連動している点にも注意。

☆“Tibet, the 'great game' and the CIA” (香港紙「アジア・タイムズ」)
http://www.atimes.com/atimes/China/JC26Ad02.html
http://s03.megalodon.jp/2008-0330-0625-19/www.atimes.com/atimes/China/JC26Ad02.html
Similarly, the funding and overall control of the unrest has also been linked to Tibetan spiritual leader the Dalai Lama, and by inference to the US Central Intelligence Agency (CIA) because of his close cooperation with US intelligence for over 50 years.
(略)
Since September 11, 2001, there has been a sea-change in US Intelligence attitudes, requirements and capabilities. Old operational plans have been dusted off and updated. Previous assets re-activated. Tibet and the perceived weakness of China's position there will probably have been fully reassessed.
For Washington and the CIA, this may seem a heaven-sent opportunity to create a significant lever against Beijing, with little risk to American interests; simply a win-win situation.

BBC報道「米国CIAは炭疽菌を郵送する極秘計画をテストしている」
アメリカでの炭疽菌テロ事件に関して、当初はアルカイダイラクの関与が疑われていた。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=759238848&owner_id=30788
しかしどうも米国外に犯人はいなかったようで、FBIは、国内犯やさらに米軍の生物兵器プログラム(US bio-defence programme)自体へと捜査の対象を移していった。しかし米軍関係者を逮捕することは、政治的にかなりまずいとの判断で、逮捕はひとまず延期されたとの説も流れてきている。
そしてさらにCIAが極秘で炭疽菌を郵送する計画をテストしているという証言も飛び出してきた。

Anthrax attacks (英国BBC)
http://news.bbc.co.uk/2/hi/programmes/newsnight/archive/1873368.stm
Initially the investigation looked for a possible Al-Qaeda or Iraqi link, then to a domestic terrorist, then inwards to the US bio-defence programme itself. But in the last four or five weeks the investigation seems to have run into the sand...There have been several theories as to why ...
Three weeks ago Dr Barbara Rosenberg - an acknowledged authority on US bio-defence - claimed the FBI is dragging its feet because an arrest would be embarrassing to the US authorities. Tonight on Newsnight, she goes further...suggesting there could have been a secret CIA field project to test the practicalities of sending anthrax through the mail - whose top scientist went badly off the rails...

米軍秘密報告「米軍は長期の戦争で疲弊し危機的状況にある」 2008年03月28日17:59
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=758458547&owner_id=30788
イラク戦争の長期化により、アメリカ軍の疲弊が目立ち、このままではもしも世界の他の地域で何か危機が発生した際に、とても米軍は対応できないという進言が、最近実施された秘密会議において、米軍幹部からブッシュ大統領に対して報告されていた。
兵士を支えるべき家族たちの精神的疲労のほうも限界に近づいてきている。
またここ数日、イラク自体での治安も急速に悪化しており、開戦からの米兵死者は少なくとも4003名に達した。
ブッシュ大統領と米軍幹部の秘密会議では、タリバンの巻き返しによって急速に戦況が悪化しつつあるアフガニスタンについても、今後の対応をどうすべきかなどについて検討された模様。

☆Military Tells Bush of Troop Strains (AP通信)
http://news.yahoo.com/s/ap/20080327/ap_on_go_pr_wh/us_iraq
http://s03.megalodon.jp/2008-0328-1742-46/news.yahoo.com/s/ap/20080327/ap_on_go_pr_wh/us_iraq
Behind the Pentagon's closed doors, U.S. military leaders told President Bush they are worried about the Iraq war's mounting strain on troops and their families. But they indicated they'd go along with a brief halt in pulling out troops this summer.
The Joint Chiefs of Staff did say senior commanders in Iraq should make more frequent assessments of security conditions, an idea that appeared aimed at increasing pressure for more rapid troop reductions.
The chiefs' concern is that U.S. forces are being worn thin, compromising the Pentagon's ability to handle crises elsewhere in the world.

    • 転載終わり--