マイミクさんの知り合いが市役所に移動販売車を差し押さえされて一家

Takaon2008-05-29


宇城市役所による商売道具の移動販売車を差し押さえが一家心中の引き金に
海のピラミッド△熊本さんの日記
知り合いが三角港で一家心中しました。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=820207331&owner_id=15104809

 この一家心中で直接に問題なのは、宇城市軽ワゴン車でなく商売道具の移動販売車を2台とも差し押さえしているということです。腰を痛めるなど満足に働けない事情があるにも関らず、いきなり商売道具を差し押さえされたら収入を得る道を失うわけです。
 残された2台の1台は廃車同然の車で、残りの稼働できる軽自動車に7人が搭乗して、車ごと海に飛び込んだわけです。
 商売道具を差し押さえてはいけない、というのは江戸時代からの社会的なルールだそうです。

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400年前の判例京都所司代 板倉勝重
六貫文(=6000文)の借金を返せなかった男(日収300文)の所有する車を債権者が20日間差し押さえた。
→債権者は差し押さえたことによって生じた損失300×20=6000文を男に払う。その後、直ちに男は借金六貫文を債権者に支払う。

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 民事執行法でも差押禁止動産に「業務に欠くことができない器具」が列挙してあります。

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差押禁止動産
第百三十一条
次に掲げる動産は、差し押さえてはならない。
六  技術者、職人、労務者その他の主として自己の知的又は肉体的な労働により職業又は営業に従事する者(前二号に規定する者を除く。)のその業務に欠くことができない器具その他の物(商品を除く。)
http://www.houko.com/00/01/S54/004.HTM#s2

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 今回の一家心中は宇城市役所による違法性が濃厚な(国税徴収法違反)差し押さえ行為によって発生したものです。遺族は宇城市役所に対し、国家賠償法に基づいて行政訴訟を起こすべきでしょう。

○小泉構造改革を検証しましょう

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検証:小泉構造改革
経済成長率、世界上位3位から19位に転落
労働法を次々に改悪し、貧困層激増、比率は先進国2位に上昇
新卒者の90%が非正社員ピンハネ派遣の隆盛
8年連続で雇用者賃金が減少
三角合併合法化・・外資の買収支配加速へ
企業大減税で83兆円の金余り(経済衰退)
デフレ下で時価会計を導入、外資へ企業資産の大安売り
不良債権処理強行で失業者を大量散布
郵貯外資に開放、郵便の穴埋めに税金投入
金利政策によって国民預金を銀行収益に付け替え
銀行資本を政策操作して外資に国富を移譲
定率減税撤廃、公的控除廃止、医療負担増など社会保障を削減
社会保障削減によって外資の商売を拡大
医療の規制緩和で空前の医師不足
外国人労働者77万人、過去最多
ワーキングプア急増で出生率低下・少子化加速
無貯蓄世帯の割合23%、過去最高
家計の赤字転落は60年ぶり
生活保護100万世帯突破、過去最高
受刑者7万人突破 、過去最高
空前絶後アメリカ国債大量購入・・アメリカ人の消費を下支え
5年間で自殺者20万人、家出35万人、自己破産100万人
小泉前首相、財界シンクタンクの名誉顧問に

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 とどのつまりが小泉構造改革「骨太の改革」とやらの失政によって悲劇の連鎖が起きているわけです。小泉純一郎竹中平蔵岸博幸(元竹中平蔵主席秘書官)の「隠し砦の三悪人」による謀り事が炸裂しているわけです。
 イラク戦争に参戦したオーストラリアのハワード元首相は選挙で落選しましたが、小泉純一郎は今でも衆議院議員であり、一挙手一投足がマスコミで報じられています。
 竹中平蔵慶應大学の教授になり、「竹中平蔵上田晋也のニッポンの作り方」というテレビ番組を持ち、経済記事にコメントしています。
 岸博幸慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構特別研究准教授にして、エィベックスの取締役であります。
http://it.nikkei.co.jp/internet/column/mediabiz.aspx

 「ニッポンの作り方に失敗した」三悪人は万死に値する責任を取らずに公職に居座り、開きなおりとも取れる自己正当化の言論を繰り広げているのです。
 私達は何をすべきかよく考えるべきでしょう。一人一人の力は少なくても、多くの人達が声を挙げて行動すれば厚顔無恥三悪人に責任を取らせる事が出来るでしょう

たこ焼き販売車を差し押さえられ悲観か 熊本の6人死亡
2008年05月28日06時28分
http://www.asahi.com/national/update/0528/SEB200805270029.html
 熊本県宇城市三角町の三角港軽ワゴン車が海に転落し、乗っていた家族7人のうち6人が水死した事故で、亡くなった同町三角浦、今井昭一さん(63)は市税を滞納したため、たこ焼きの移動販売用の車を市に差し押さえられていたことが市や知人らの話でわかった。県警が27日、現場の実況見分をしたところ、岸壁にはブレーキをかけた跡はなかった。
 宇城市に差し押さえられ、タイヤをロックされた今井さんの車=27日午後1時28分、熊本県宇城市三角町三角浦、枝松佑樹撮影
 近所の人らによると、今井さんは95年ごろ、大阪府東大阪市から家族で熊本に戻った。三角町でアイスクリーム店を開いていたが、同店の収入は少なく、熊本市などでたこ焼きを移動販売して稼いでいたという。
 だが、固定資産税など市税計約100万円を滞納。宇城市は市税滞納者の車などの差し押さえを今年度から始めており、今井さんが所有する4台のうち移動販売車を含む2台を今月14日、タイヤをロックして差し押さえた。残りの2台のうち1台は廃車同然で、もう1台が海に転落した軽ワゴン車。今井さんは足腰が痛むなど体が弱っていたのに加え、移動販売車を動かせなくなって将来を悲観していたという。
 宇城市の宮崎一誠・市民環境部長は、今井さんの車の差し押さえについて「残りの車で営業はできると判断した。まさかこんな結果になるとは思わなかった」と話した。

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■海中転落のワゴン車、死者3世代6人に…無理心中か
(読売新聞 - 05月27日 04:44)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=499445&media_id=20
http://wanwanlapper.seesaa.net/article/98415995.html