エコキュートの実熱効率は1.9前後


写真は温水が通る配管や循環パイプが裸のままのエコキュート内部配管
http://wanwanlapper.seesaa.net/article/112520642.html
エコキュートの実熱効率は1.9前後
 エコキュートの広告を見ると、投入した電力量の約4倍の熱量が回収できる(COP)と記載されています。メーカー自身も実使用上ではCOP値を3としています。住環境計画研究所の実証テストによるとCOP3クラスの実使用率は1・8〜2・6に落ちてしまうそうです。外気温で左右され、夏と冬では効率に差が出るようです。保温損失が大きいので、残湯や放熱ロス分を除いた平均COPは1.9前後ともいわれているそうです。

エコキュートと電気温水器の問題点
 まずは設置場所の問題です。要は場所をとるわけです。ヒートポンプ給湯器は体積比でガス給湯器の10倍になります。構造上配管の引き回しが長くなりますので、漏水事故報告もあるようです。また、長時間の使用で水質が変わったり、タンクに水垢がたまったりする可能性があるので、原則的に沸騰させないと飲用できないそうです。
 導入コストもガス給湯器よりも高く、エコキュートのヒートポンプユニットのコンプレッサーの耐久性が実証されていません。エアコンのヒートポンプ圧縮能力は約19キログラムf/立方メートル。エコキュートのそれは120キログラムf/立方メートルとケタ外れに高い気密性能を維持する能力が要求されます。10年〜12年の寿命があるのかどうか、地域家電販売店の中にも疑問視する声があり、実際の耐用年数が不明です。
 エコキュートが深夜に沸かすべき湯量を計算する際に、23時の時点の残り湯量に
基づいて計算するのだそうです。沸かすべき湯量を計算した後に入浴して使った分は沸かすべき湯量としてカウントされず、沸かす湯量が少なくなります。そうすると翌日に湯切れが起こって、深夜時間帯以前に高い昼間の電力で沸き増しが始まり、電気代が余計にかかります。ちなみに、深夜電力割引を受けると昼間の電気が20%ほど割高になります。
 
○ガスコンロでお湯を沸かしてから電気ポッドに入れましょう。
 私は原子力発電の全廃を望んでおりますので、暖房を石油ファンヒーターで行なうのは当然として、ガスでお湯をお湯を沸かしてから電気ポッドに入れています。
 ラーメンを作るときには2つの鍋でお湯を沸かして、一つはラーメンを茹でて、一つはラーメンの汁を溶くのに使います。余ったお湯は電気ポッドに入れます。

○電気自動車よりもスズキアドレスV125Gがお薦めです。
 エコブームで電気自動車が注目を集めていますが、電力会社の発電所発電効率が35%-40%程度ですので、電気自動車はエコではありません。充電のロス、蓄電池の放電や蓄電池自身の劣化を考えると、環境負荷が高そうです。
 移動には自転車がベストですが、内燃機関物なら、スズキアドレスV125Gがお薦めです。125ccの原動機付自転車です。乗るには小型AT限定二輪の免許が必要です。燃費は1リットル30kmから40km以上にも達するそうです。50cc原付よりも低燃費なのです。無理に50ccの枠を作って排気量を抑えている事はエコでは無いのです。免許取るのが面倒ですが、私は将来アドレスV125Gを買おうと考えています。
 原付枠ですので、任意保険はファミリーバイクが使え、税金等の諸経費は中型バイクよりもおおよそ半分ぐらいで済むようです。

参考にしたサイト
エコジョーズvsエコキュート/
http://www.u-doctor.com/eco.htm
エコキュート編・8 どこまでいっても「ガス瞬間式」を超えられない
http://www.cosmogas.co.jp/member/m1/d/2006news1to6/2006news_2/rt_06_02_11.aspx
住宅について考えたことをメモメモ。
http://www.geocities.jp/noisettelover/house/jutaku/alldenkano/jissai.htm
エコ給湯設備どちらがお得
http://automoney.sakura.ne.jp/lohas/350/ent600.html
エコキュートに不満あり
http://blog.livedoor.jp/sotodannnetu/archives/50206151.html