なんで、公明党は共産党を攻撃するのでしょうか?

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リチャード・コシミズ氏による考察
 リチャード・コシミズ氏がユダヤ権力と創価学会の繋がりについて度々かますびしいわけです。最初は私はスルーしておりました。三度の飯より陰謀論が好きな私ですが、リチャード・コシミズ氏の陰謀論満漢全席は食べきれず食傷気味でもあったのです。
 しかし、氏のざっくりと政治・経済を見渡すセンスは一目置くところがあるのも確かなので、「仮定」として考えてみました。
 公明党共産党を目の敵にしています。しかし、私が知るかぎり共産党公明党の批判はあまりしません。わざと避けているのではないかと思うぐらいです。
 先日のNHK日曜討論では共産党自民党を「アメポチ」「アメリカの言いなり」などと一昔前ではタブーであった言葉で応報しておりましたが、公明党への批判はあまりありませんでした。
 菅直人氏は創価学会に「仏敵」とまで言われていますが、それ相応に公明党の有り方を批判して来ています。
 共産党解同と揉めた時期もあったようで、1974年の八鹿高校事件などが有名です。しかし、公明党創価学会と衝突したという話しは、私は知らないのであります。単に私が無知なのでしょうか?
 創価学会の宮本議長宅電話盗聴事件というのがありました。上辺だけ見れば、共産党は単なる被害者です。

公明党の支持層とバッティングしているのは偶然でしょうか?
 共産党の中核を担っているのは実のところ「企業経営者」や「士業」などの典型的な中産階級の様に見受けられます。一方、貧困層の救済という点においては共産党公明党とバッティングしています。また、標榜する政策も似ているわけです。平和と福祉です。
 ところが、公明党は連立与党なのに、唱導する政策と実地はちぐはぐになっているのです。公明党が2004年の労働者派遣法改正やイラク戦争に反対したなどという話しは聞いたことがありません。
 宗教政党ならではの「いいかげん」さが出ているだけなのか、という考えは甘いような気がします。
 
立花隆の著作を裏読みしてみると判然としてくる事実
 アポロ月面着陸40周年で盛り上がっておりますが、あれはスタジオ撮影です。スタジオでの写真撮影の経験がある人なら簡単にわかることです。追求に堪えかねて、NASAはオリジナルのフィルムを無くしたと発表しました。
 また、かぐや等の映像から月面は凹凸に富んでいる事が解りましたが、以前にNASAが発表した写真はどれもこれも月面はのっぺりしています。そこで急遽、NASAは凹凸の激しい月面をCGで公開しましたが、対応する写真は過去に発表していませんし、存在しません。
 立花隆アポロ計画の提灯持ちをしてきた人です。アポロ13号に搭乗した機長の手記の翻訳も行なっています。読むとわかりますが、かなり無理のある飛行計画です。机上の計算では辻褄があっていますが、無理すぎですね。
 立花隆田中角栄研究」というのもありました。対して「虎の尾を踏んだ田中角栄」という有名な田原総一朗の論文ではアメリカの陰謀論が展開されていました。「三木降ろし」あっていた三木武夫アメリカ政府に「コーチャン証言」を嘆願した三木書簡なるものも存在しています。キッシンジャーは田中を高く買っていたようです。誰がどういう思惑でトリガーを引いたのかは判然としませんが、事実としてはアメリカが「コーチャン証言」で田中角栄を追い込んだのです。そもそも、70年代にはすでに貿易不均衡問題が発生しており、アメリカ政府の要請を受けて、田中はアメリカ製の航空機を積極的に買うように采配していたわけです。その過程で利益の授受があったのかもしれませんが、「アメリカ様」のために行なった働きかけを契機に、「アメリカ様」によって葬られてしまったのです。立花隆はそのお先棒を担ぎました。ちなみに、日中平和条約締結の際に中国側に立った要人は、田中の死後も毎年墓参りに来たそうです。
 立花隆の「共産党研究」というの著作があります。結論は「反戦を掲げて下獄した人達の神話によって存続している政党」ということだそうです。「神話」で政党は続かないわなぁ。私の理解では共産党は端的に言えば「反米党」です。アメリカ的なるものに護憲を掲げて真っ向から物を言ってきた政党です。
 立花隆の「中核VS革マル」というのはありますが、「創価学会研究」といのはありません。こんな美味しいネタを、なぜ研究なさらないのか疑問です。
 アメリカ的なるものに\(^◇^)/してきて、反米勢力を批判してきた立花隆さん。氏の著作からなんとなく見えてくるものがありはしませんでしょうか?

創価学会アメリカと握っているのでしょうか?
 ここ最近、創価学会は宗門と関係修復の動きにあるようです。最高権力者の死去が近いもしくは死去している事と関係あるのかわかりません。
 外に出ている事実を見ていると、創価学会の活動の一翼は「共産党攻撃」です。共産党は反米です。反米勢力を叩く、国内勢力が創価学会です。清和会はアメリカに近い政策集団です。清和会と連立している公明党が直接または間接にアメリカに近いとしても不思議ではありません。
 郵政民営化法案の「第1回目」で採決で創価学会自民党議員を恫喝したと指摘されています。郵政民営化は郵政米営化です。なぜ日本の資産をアメリカに渡す事を認める法案成立について賛成するように「恫喝」しなくてはならないのでしょうか?
 アメリカの方では財政・金融・大手金融機関要人はなぜか「ユダヤ人」が抜擢されます。広瀬隆氏によれば、閨閥譜から辿ると名門だった人もいれば、無名だった人もいます。大財閥の有力者が「有能なユダヤ人」を抜擢するネットワークがあるという指摘もあります。
 リチャード・コシミズ氏のように「ユダヤ権力」とざっくばらんに言えるかどうかは判然としませんが、「ユダヤ権力と握った創価学会」という言説を荒唐無稽とは言えない、ということは言えると思います。
 皆様の御考察を賜ることができれば、之幸いでございます。

(参考)
自民党議員46人を寝返らせた『学会票』の”恫喝”
http://blog.goo.ne.jp/c-flows/e/b8184f78311cfa7a8d2134ffa6ec1e87
後藤組組長後藤忠正様が肝臓移植でFBIと取引したそうです。
http://d.hatena.ne.jp/Takaon/20080818 
解散・総選挙 日程決めるのは公明党
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=888137&media_id=10