反・赤木智弘掲示板-「戦争は希望」とはリセット願望ゲーム脳にすぎ

Takaon2007-09-16

せっちゃんさんが「反・赤木智弘掲示板」を設置しました。
http://otd13.jbbs.livedoor.jp/1000041310/bbs_plain
丸山眞男」をひっぱたきたい 31歳フリーター。希望は、戦争。
http://www7.vis.ne.jp/~t-job/base/maruyama.html
「戦争が希望」というアジ文章で若者受けしている赤木智弘が新著を出版するということで支持者(^-^;がブログで盛り上げ行為を行なっている。
希望は、戦争?blog 〜「丸山眞男」をひっぱたきたい Returns〜
http://d.hatena.ne.jp/t-akagi/

赤木智弘がダメなところ
 赤木智弘の場合、「自分が報われないから日本社会に災い(戦争)あれ」と言っているわけです。赤木の仮想敵は日本社会そのものであるわけです。 そして、赤木智弘がダメなところは、自分がダメな状況だから他の連中もダメになれ、と主張している点です。
そもそも、広い意味では労働市場で競合する他者に対して
「おれは貧乏で救われないので、お前らも貧乏しろ」
とは片腹痛すぎです。
 皆が良くなれば、俺も良くなるという、というのが古来からの「哲学」でした。
 志ざしを失った悲惨な状況を敢えて文章化すると、「戦争は希望」ということになるのだと思います。
 一言で言えば、赤木智弘というのは病める現代日本社会の象徴と言えるでしょう。また、「戦争が希望」と戦争を煽動するが如き言動をする人間の本を出版する双風舎は指弾されてしかるべきでしょう。少なくとも私は双風舎に対して反社会行為を謹むように指摘はします。赤木の本を双風舎が出版するのであれば、双風舎は出版社として求心力を失い、そう遠くない将来経済的に行き詰まるでしょう。

○ 左翼としてみれば、日本社会への怨念をむき出しにして「戦争が希望」と言う赤木は敵以外の何ものでありません。
 最近は「左翼」というのが差別語のようですが、私は
「なろうなろう立派な左翼に明日なろう」
と思っていますので、たかおん様こそが左翼を体現しているつもりなのですから、たかおん=左翼と指摘して頂けるのは大変に名誉な事です。
 確かに新社会党の栗原委員長はホームレス救済をしていますが、別に左翼というのは赤木の様な人間を救う為だけにいるわけではありません。現代日本社会の左翼はある意味戦争アレルギーを糧にして生きているわけです。つまり、「戦争が希望」と言い募って憚らない奴が出てきたら、そういう奴を叩きつぶすためにいるわけです。
 赤木は貧困と戦うわけでもなく、処方せんの提示をするのでもなく、「日本社会に災いあれ」と日本社会総体の貧困を目指す言動をしているのです。赤木は「自分は困窮している、困っている」というだけで、具体的に何をしたのか、してあげたのかという論点はなく、ただ、日本社会に対して稚拙で迂遠な恫喝をおこなっているだけです。
 統治にいる人達が善良で貧困層の事を考えていれば、そもそもこのような超格差社会にはならなかったと思います。格差社会を作った統治は「戦争が希望」と公言して憚らない人達に対して、どのように対処するでしょうか?ひょっとして、赤木達は統治や周りの人達を恫喝したら自分たちが救われると考えているのでしょうか?赤木達が吹き上げれば吹き上がるほど、統治や周りの人達は態度を硬化させ、ますます格差社会が酷くなり、固定化していくでしょう。
 私にとって影響力の差から考えれば、安倍晋三は脅威でしたが、赤木は脅威ではないかもしれません。実際の所、「日本社会に害悪を与える言動でも、儲かれば良い」という資本の論理で動く出版社に赤木は乗せられているだけでしょう。それでも、赤木の言っていることの本質的な危険性が解らないバカが溜まって吹き上がっているのを見ればコメントをするべきだと思うわけです。

○「崇高なる自己犠牲」と「赤木の他者犠牲要求」
 イスラム復興運動の自爆攻撃の場合は民族や宗教の為に、究極の自己犠牲を用いて奉仕するということです。フィアンセを殺された17歳の少女や70歳の普通の温厚そうなおばあさんがお腹に爆弾を巻いて、自爆攻撃に及んでいます。
 一方、赤木の場合は「自分がうまくいかないから、お前ら痛い目みろや」という、究極の他者犠牲を強いる論説を張っています。ある意味対照的なわけです。
 仮に格差社会に憤っても、少しは恥じらいというものがあれば、「幸せな奴がむかつく」なんて言わないわけです。
 赤木の文章読んでて思うんですが、よくある情報だけ渫ってくっつけただけだなぁ、と思います。
どうも、赤木本人は丸山眞男の著書は読んでいないようです。丸山眞男を引用した文章を一部引用して「引っぱたきたい」と書いたようです。 丸山眞男の本を読んでいたら、指が裂けても「戦争が希望」なんて書けないですね。

○戦時体制下で「戦争が希望」とは珍妙なり
 そもそも、ある程度の「自由貿易を抑制」した保護貿易の枠組みを作り、労働者派遣法撤廃やマクロ経済を踏まえた低所得者優遇税制を含む財政政策を行なわなければ、貧困層の発生を押さえることは出来ないわけですから、そこに踏み込まないで「戦争で一発逆転」などと言えば言うだけ、本質的な解決から遠のくだけなのです。
 そして、赤木の事実認識がおかしいです。日本は交戦当事国とは言いがたくも、イラク・アフガン戦争の兵站や資金供給を担い、アメリカを支援している。広義においては戦時下であって、「戦争が希望」という言動がでてくること自体がおかしいです。おかしい赤木をおかしいと認識できずに、もっともらしく「解説」して悦に入っている連中も赤木と同等以上におかしいです。
 アメリカは戦争で経済を下支えしていますが、供出一方の日本は国内景気が低迷しています。戦争に行って死ぬのだけが「戦死」ではなく、戦争により困窮する事態に追い込まれて死ぬのもある意味「戦争による死だから、戦死」です。日本は経済的な自殺は毎年15000人と言われていますから、イラク戦争による戦死者よりも遥かに多いです。
 日本銀行外国為替資金特別会計の「米国債保有額」を発表しなくなりました。通貨発行権は日銀にありますが、為替介入権は財務省にある。この”ねじれ”に鍵があります。
 日本は中央銀行による財政政策のチェック&バランスが効いていないのです。政治的な意志が介入する為替介入によってアメリカに巨額の資金が渡っています。ここを是正して財政政策によって日本”国内”経済を誘導しなければ、貧困層に出口はないのです。 

○戦争による再分配などあり得ない
 戦争による再分配を唱える人が居たので、先制して茶かす文章を貼っておきました。

その1
 赤木なんとかは「戦争が希望」ということなので、先の戦争に擬えれば、日本はアメリカの植民地なので、アメリカ帝国様の戦争遂行におかれましては、副大統領チェイニー閣下様の法人ハリバートン様がニポン人を強制連行して。アラスカあたりで鉱物資源の掘削に担当させるのが妥当だと思います。
 よって、赤木なんとかと愉快な仲間達はツルハシとスコップを持ってアメリカ大使館前に集合してください。

その2
 赤木なんとかは「戦争が希望」ということなので、先の戦争に擬えれば、日本はアメリカの植民地なので、アメリカ帝国様の戦争遂行におかれましては、太平洋戦争中に命ぜられて止むにやむなく捕虜の管理を行ない、戦後BC級戦犯として裁かれた悲劇の軍属よろしく、アメリカ帝国B層ニポン人がアブグレイブ刑務所やグァンタナモ米軍基地で捕虜の管理でもすれば良いかと思います。
 よって、赤木なんとかと愉快な仲間達はSMショップでムチを買ってきてアメリカ大使館前に集合してください。 サド気のある女性も参加可能です。