世界を破滅に追い込むテレビ白痴ニホン愚民力

http://wanwanlapper.seesaa.net/article/112102354.html
○他の人のせいにするのは止めましょう
 何か大きな失敗が起きたときに、他の人のせいにするのが世の常です。しかし、それでは失敗の本質を見誤り、同じ失敗を未来永劫繰り返す事を保証するに過ぎません。
 私は常々なるべく嘘を付かない様にしようと考えています。ブログの内容も「その時点」で「私としては」本当だろうと思うことを書くようにしています。そうすることに価値があると考えるからです。
 果てさて、アメリカ経済の破綻は目に見えて明らかになり、アメリ連邦政府の財政破産、ドル通貨価値の喪失すらもスケジューリングされている昨今です。一方、日本も日銀によるCP(上場企業の約束手形)の直接引き受けを開始するなどの金融緩和策を打ち出しています。広義の通貨流通量の増加は中期的には円価値の低減を招くことになります。しかも、2009年中にはドル建て資産の大幅減価及び実質的な凍結が行われ日本の金融セクターは大打撃を被るでしょう。
 イスラエルオルメルト政権はパレスチナ自治区ガザへの軍事攻撃を行なっております。今回の戦争はアメリカのネオコン勢力の暴発とも言われています。シオニストを副大統領に据えたオバマ政権は当然の如く何ら発言もせず、自らが大統領に就任した折りには戦後処理そのものも放棄するかもしれません。
 ただ、よく考えて欲しいのですが、アメリカにファイナンスしてきたのは日本とサウジアラビアであり、昨今では日本と中国です。中国は外交カードとして米国債売却をちらちかせますが、日本はただひたすらにアメリカの要求を受け入れるのみです。日本がアメリカを財政的に支えるからアメリカは既に弱体化していたイラクへの侵略戦争を行い、金融テクノロジーという詐欺行為で収奪を行なうことができました。財務省が為替介入権を使い外為特会で膨大なドル買いを行なったり、日銀が量的緩和政策を取った時期と小泉純一郎の在任期間がほぼ同一なのは偶然ではないでしょう。その小泉純一郎を選挙で選択したのは日本国民なのです。
 「メディアは常に嘘を付く、大衆は圧倒的にバカである」とは長岡鉄男先生の至言ですが、今こそその言葉の重みを噛み締めるべきです。メディアは淘汰されて小泉竹中アメ帝政治の責任を取らされますので、是正の動きが見られますが、大衆のバカさ加減は治っていませんので、今後も悲劇は連綿と続くでしょう。幾つかの症例を挙げてみたいと思います。

ゲーム脳の典型的症状が見られる赤木智弘
 「戦争が希望」の赤木智弘なる者の言説が若者の間では「全く異議なし」のようですが、私にはどのようにう考えても現実社会をゲーム的に思考する「リセット願望」の様にしか見られません。
 左派でも年配の方までが「赤木智弘先生」をお呼びして御説を賜る次第です。つか、左派って戦争反対で無かったですか?私の脳内定義では古典的左派は戦争を呼び起こすような言説を垂れる人物が現れたら全力で叩き潰すために存在しているのではなかったのですか?
 とまぁ、珍妙な事が起きているわけです。私は今の十代の人達には就職困難な現状に同情申し上げますが、30代・40代は小泉竹中的なるものに抗しきれなかった戦犯であるとすら思います。私もその一人です。ですから、32歳の赤木智弘が日本の搾取構造にずっぽり嵌められているのは、ある意味自業自得な側面もあるわけです。赤木智弘なる人物が今の今まで何か社会提起を行なう運動を行なってきたのでしょうか?ゲームで人生を浪費してきて、その責任を社会へ転化しているだけじゃありませんか?10代後半からゲームのしすぎで、勉強すべき時期に勉強しないで人生おかしくなっている私から見ると、赤木智弘が陥った軌跡が詳細にトレースできます。同類相哀れみません、私は自分の非は自認する立場です。ですから、赤木智弘の責任転化には耐えられません。

田母神論文に狂喜するニホン愚民
 時間が出来たので、田母神論文というのを読んでみました。日米安保条約に基づいて米軍は駐留しているのだからOKで、戦前の日本軍も条約に基づいて進駐したからOKなので、抵抗してきた国民党軍がけしからん、と正真正銘トンデモな内容で始ります。元来砂川闘争の様な在日米軍基地に対する抵抗運動が国民の気運であり、時間と共にソフトパワー洗脳されてしまってクルクルパーになってしまったニホン愚民がおかしいのであって、主権国家に他国の軍隊が大量にしかも横田・厚木・座間・横須賀と首都を取り囲んで駐留していることがおかしいのです。隣町の所沢には米軍の電波基地があるのですが、広大な敷地故に道路交通障害となっているので、ど真ん中に道を造らせて欲しいと嘆願したら、米軍は「邪魔だから地下を通せ」との返答です。邪魔なのはどっちなのでしょうか?20世紀は民族自決の世紀なら21世紀も民族自決の世紀になるでしょう。なぜなら、人造国家が帝国主義をかざして暴虐を尽くしている状況が継続しているからです。
 ・・・ですから、田母神論文は冒頭からして変なのです。安倍晋三講演会理事長のアパグループの懸賞論文とのことですが、実質的に300万円の収賄ではないかと噂されております。噂を気にしてか田母神は懸賞金の受取りを辞退したようです。
 さて、内容がトンチキなのに、狂喜するニホン愚民が多いのは、むしろニホン社会の習わしとなっておりますので、驚くだけ時間の無駄かもしれませんが、私は表面的な事だけ物事は考えません。田母神を失脚させておかねばならない理由が存在したと考えます。
副島隆彦氏によりますと、
自衛隊の幹部が勝手に発表した今度の論文は、ほんの表面だ。
国民の言論の自由表現の自由憲法21条)は、公務員の場合は制限されるのだ。
実は田母神たち航空自衛隊の幹部たちの間に不穏な動きがあったのである。
名古屋の各努原(かがみはら)の航空自衛隊の基地内に、クーデター計画があって、
それが自衛隊の内部統制局(戦前なら、憲兵隊=軍隊警察)に調査され摘発されて、露見したらしい。その動きの一環だ。 
各努原(かがみはら)は、三菱重工の小牧(こまき)工場(戦前、零式艦上戦闘機を作っていた愛国派兵器廠)のそばだ。
航空自衛他のパイロットとかの形で、空自の幹部たちは、アメリカ軍の、それも空軍に呼ばれて研修をするから、
陸上自衛隊などとちがって、アメリカ軍の影響が格段に強い。
それでアメリカ軍の軍事情報部である、NSAなどと連携したがる「日本軍人」が出てきて、あやつられて、踊らされるのだろう。」
との事です。
 一説には安倍晋三を再擁立してクーデータを起こすつもりだったとも噂されております。アメリカは民主的に乗っ取れない国は軍事的に乗っ取りますから、セオリー通りとも言えます。いつの時代も軍は諸刃の剣なわけです。
 経済的な混迷が深まれば、ニホン愚民が軍政を待望しかねる事態も想定されます。赤木智弘に共鳴する愚民大国ニホンには相応しい未来なのかもしれませんね。


米発金融危機もうじき2年
http://www.ashisuto.co.jp/corporate/totten/column/1188045_629.html
日銀、“禁じ手”CP買い決断
http://ameblo.jp/aratakyo/entry-10180571274.html

    • 以下転載--

★空幕幹部 集団“言論クーデター”の後始末どうなる!? 
●大量処分必至。小松基地は機能停止へ

 田母神俊雄航空幕僚長が最優秀賞を取ったアパグループの懸賞論文に、
現職の航空自衛官78人が応募していたことが明らかになった。
78人の内訳は佐官クラスが10人、尉官クラスが64人、下士官が4人。
78人中62人が、小松基地に司令部がある第6航空団所属の隊員だった。
 これだけ大量の応募がある以上、組織的な投稿とみるべきだが、案の定、
航空幕僚監部教育課が応募を全国の隊員に呼びかけていた。
 空幕広報室は「田母神前幕僚長からの依頼で行ったわけではない」と言っているが、
この問題を追及している民主党浅尾慶一郎参院議員は、
「田母神氏が教育課に持ちかけていた可能性が高い。
しかも田母神氏が司令を務めていた小松基地からの応募が62人なのも
明らかに不自然です」と指摘する。
 空幕が音頭を取って政府見解と異なるような論文を書かせ応募させていたとなると、
大問題に発展する。文民統制に反旗を翻す“言論クーデター”のようなものだからだ。
 政府は、論文を募集したアパ側に自衛官が応募した論文の返却を請求中。
そのうえで河村官房長官は6日、「政府の方針、基本的な考え方に反するものがあれば、
厳正な対処を考えていかないといけない」と語った。論文の中身次第では、
空自幹部の大量処分に発展するということだ。軍事ジャーナリストの世良光弘氏はこう言う。
「空自にとっては壊滅的打撃になります。佐官は1人で数百人の部下を抱えているといわれます。
仮に今回、佐官クラス10人が全員処分されれば、上官を失ってモチベーションが下がる
隊員が大量に出る。それどころか、隊員たちが暴走する可能性もあります。
小松基地所属隊員1600人中1300人が第6航空団ですが、彼らが“平成の2・26事件”を
起こさないとも限りません。日本海唯一の戦闘機部隊を抱え、北朝鮮を睨む最前線の
小松基地が機能不全に陥る。日本の防空システムはメタメタです」
 この一件で、麻生内閣は総辞職に値する。