エコキュートは廃止して、都市ガス給湯器を付けるべきではないでしょ


http://wanwanlapper.seesaa.net/article/111753580.html
○経済的合理性と環境負荷低減の結節点
 私は左翼ですが、最近は「バカサヨク」と罵倒される事も少なくて面白くありません。むしろ、ターンレフトな人が増えているようで、左翼に対するシンパシーが少しは出てきているようです。まぁ、経済システム的には「どーんと行こうや」「だめかもわからんね」の状況ですから、ハイドロプレッシャーオールロスな2009年は行く末の見えない混迷の1年になるでしょう。
 話しは変りますが、私は環境左派とは相容れない部分もあって、経済的合理性の追求、つまり効率化の為には環境負荷の増大を厭わないという考えを持っております。外環や県央道などの3環状は挙国一致で1日も早く全部建設すべきです。沿道沿いに環境負荷が局所的にかかりますが、全体的には低減します。また、防火壁ともなりますし、大地震の際の迂回路にもなります。てか、首都圏の環状線が未整備のまま大地震が来たら、それこそ日本沈没です。
 この手の議論をすると、立ち位置によって意見が衝突して議論が堂々廻りするでしょう、しかし、経済的合理性と環境負荷低減が両立する話しなら、多くの人達の結節点となりうるでしょう。
 12月26日の朝日新聞朝刊に「エコキュート本当にエコ?」という記事が掲載されておりました。エネルギー消費量換算で従来型ガス給湯器と同等で、省エネ設定で節約ができるというのが各社の「エコキュート」の売り文句だったようです。エコキュートは自然冷媒ヒートポンプ給湯機で簡単に言えばエアコン式巨大電気ポットです。電力会社の発電効率は40%弱ですから、発電で既に6割ロスしての比較ですから、エコキュートはエコではないのです。
 一方、潜熱回収型ガス給湯器エコジョーズというのがありまして、95%の熱効率を誇ります。先に排気の潜熱で温めた後にバーナー上部の熱交換器で加熱します。排気温度は60℃程度だそうで、実際に使っていますが、排気口の前に手をかざしても生暖かい程度です。 つまり、自然冷媒ヒートポンプ給湯機はやめて、潜熱回収型ガス給湯器するだけで、環境負荷が低減できます。電力依存を低くすれば、原子力発電の存続を止めさせることにも繋がります。熱源は極力ガスや灯油に頼り、電気消費量を減らすべきです。都市ガスの利用を増やせば、生活の質を落とすことなく、エネルギーを節約できるのです。

○都市ガスの配管が来ててもプロパンガスを使う愚
 最近、景気対策の一環なのか、ガス管と水道管の引きなおし工事をよく見かけます。工場の前のガス管も引きなおしました。しかし、よくよくみるとアパートはいわずものがな、一戸建でも家の前まで都市ガスの配管が来ているにも関らず、プロパンガスを使っている家が多数あります。これは不可解です。燃料コスト的にはプロパンは2倍と言われていますので、引き込み工事で多少の負担をしても1年か2年で元が取れるはずです。それにプロパンのボンベを定期的に交換しにくる手間やエネルギーコストは決して少なくはないでしょう。
 電気給湯器つけちゃった家(実家)とか、プロパン使っている一戸建って、物理の基礎的な知識が無いのだと思います。メーカーが売りつければ、「これは良いものだ」と思いこむだけの「鵜飼の鵜」状態な白痴な人が多いのでしょう。

○剥き出し電子レンジの電磁調理器
 大型マンションではオール電化なところがあるそうです。で、調理はガスでなくて電気を使いますので、電磁調理器なるものを使います。これは単なる「剥き出し電子レンジ」です。ですから、電磁波バリバリ1万数千ガウスです。白血病などの発症率は飛躍的に向上することでしょう。不健康で未文明な生活とはこのことです。電磁調理器は安全だという意見がありますが、ガス調理器も今時は温度センサーがありますので、火災に対する安全性では引けをとりません。
 結局、電気会社は地域独占商売なので、一定の比率で利益を受けとる方式のため、電気総需要をひたすら拡大させる方向に向かいます。深夜電力利用電気温水器の背景には原子力発電所の存在があります。しかし、原子力発電所地震に際しては炉心融解による甚大災害を引き起こしかねません。また、巨大プラント故、複数のバックアップ原子炉を所有せざるを得ないわけですが、柏崎原発の様に一気にすべてが駄目になるというシステミックリスクを負っております。

○付録・クリスマスは廃止して、旧正月を祝うべきではないでしょうか?
 子供の頃からクリスマスには違和感がありました。サンタクロースがプレゼントを持ってくる??・・・子供心にも商売上手だなぁとか感じておりました。単に商業主義のプレゼンテーションの一つとして、日本でクリスマスが祝われるのであれば、それはそれで敢えて否定するほどのこともないかもしれません。しかし、クリスマスが電通を通じたソフトパワー洗脳と仮定すると話しは違って参ります。キリスト教そのものが他国を植民地化して収奪を行なう尖兵となっている現実がありますので、クリスマスはその事前行為として遂行されてい可能性は高いと思います。また、イラク戦争イスラム教vsキリスト教という宗教戦争の構図でありますので、日本としてはキリスト教的祝い事は「甚だしく安全保障を損ねる」と言えるでしょう。また、年末は消費が加速しますが、年明けは一転消費が落ち込みます。特に1月2月は寒いせいもあって経済活動が低下します。ですから、クリスマスは廃止して、旧正月を祝うべきではないでしょうか?次の旧正月は2009年1月26日です。
 また、アメ帝は2009年にはドルの大幅減価を持って崩壊する段取りです。これからは、中国やロシアと連携を強めて行く時代です。国際情勢を踏まえて考えても、やはり、クリスマスは廃止して、旧正月を祝うべきではないでしょうか?

    • ニュース転載開始--

大阪ガス、来年度早々にも家庭用燃料電池コージェネを市場投入
2008.12.4 23:35
http://sankei.jp.msn.com/life/environment/081204/env0812042337004-n1.htm
 大阪ガスの尾崎裕社長は4日、産経新聞のインタビューに応じ、現在開発を進めているガス仕様の家庭用固体高分子形燃料電池コージェネレーション(熱電併給)システムについて、平成21年度早々にも商品化を図りたいという考えを明らかにした。大ガスではこれまで、同システムの商品化については「21年度中を目指す」としていた。現在、展開している一般家庭などを対象にした実証試験の状況が良好なことなどから、早期の商品化に踏み切る。
 システムはENEOSセルテック、東芝燃料電池システムと共同で開発にあたっている。都市ガスを水素に変換する燃料改質装置と、水素と酸素を反応させて電力を取り出す心臓部にあたるセルスタック(発電装置)などで構成されている。
 戸建住宅などを対象にした実証試験は17年度から実施し、現在365戸が参加している。また、今春にはセルスタックで実用化の目安となる4万時間の耐久性にめどをつけるなど、開発は順調に進んでいる。
 尾崎社長は「商品として世の中に出せる時期にきていると思っている。現在、市場にどの程度供給できるかどうか最終的な詰めを行っている」と語った。

    • 転載終わり--