植草先生の伝言は『「無血市民革命」成就に向け全力を投入しよう 』

検察庁出頭前に残した植草先生の伝言
 検察庁出頭前に残した植草先生の伝言は選挙戦を戦って、政権交代を実現しようということです。注目選挙について、以下の通り指摘しております。
 ちなみに、8月3日分は削除され再掲載8月9日に再掲載されましたが、選挙戦の分析については削除されました。現在管理権を所持している方が、特定の候補を支援するような事は差し控えた方が良いという判断をされたのだと思います。
 しかし、出頭間際までリサーチされて執筆された記事ですので、先生の意志を探ることにそれなりに意義があると言えるでしょう。

  • 転載開始-

 東京の各選挙区でも激戦が展開されているが、
1区の海江田万里氏、
2区の中山よしかつ氏、
8区の保坂のぶと氏
国民新党東海ブロック比例の稲村公望氏
の必勝は極めて重要である。

  • 転載終わり-

1区は財務省付きお奉行様与謝野馨氏の落選を狙っているのでしょう。
2区は中小企業支援民主党中山よしかつ氏vs元通産大臣深谷隆司氏。
通商産業政策では中山よしかつ氏に分があるということでしょうか?
8区は注目選挙区保坂のぶと氏vs石原のぶてる氏。
 『杉並から政権交代のうねりを全国に広げてほしいと念願する。』
とのこと。

稲村公望氏
アメリ保険業界は日本を映画『シッコ』のような社会にしたいんだ。それが許せない」
「僕はね、米国市場原理主義イカサマ経済が許せないんだ」
と直裁な表現で郵政民営化の実態を暴いています。
(参考)「市場原理主義は許さない」郵政造反官僚出馬
民営化で郵貯簡保の巨額資産を狙った国際金融資本
http://www.news.janjan.jp/election/0907/0907297947/1.php
稲村公望氏応援ブログ
http://celebre2009.blog93.fc2.com/blog-entry-2.html

 吉田茂は近衛上奏に協力したかどで終戦時に下獄しておりました。戦後政治史にその名を刻みました。小泉暴政に抵抗して植草先生は収監されてしまいましたが、来る総選挙後に新政府にてご活躍されることを切に願って止みません。

〔転載〕「無血市民革命」成就に向け全力を投入しよう
http://wanwanlapper.seesaa.net/article/124925388.html

○東京青年会議所衆院選立候補予定者の公開討論会、東京8・10・12区を中止
8、10、12区中止2区は8日に
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20090804-OYT8T00159.htm?from=navr

  • 転載開始-

 東京青年会議所(JC)は、予定していた衆院選立候補予定者の公開討論会のうち、8区(杉並区)、10区(豊島、練馬区東部)、12区(北、足立区西部)の開催を中止すると3日、発表した。

  • 転載終わり-

 小泉改革の責任問題を討論されると、与党側が不利です。つまり、3つの選挙区は与党にとって重要選挙区だということです。
 ぶっちゃけ、8区石原伸晃氏・10区小池百合子氏はアメリカべったり派の御神輿で、蔵出し待ちなわけです。
 8区は自民党最強と謳われた石原伸晃氏。保坂展人氏が追い上げています。
 10区は「郵政米営化」に激しく抗った小林興起氏が民主党比例区に回り、民主党江端貴子氏の優勢が伝えられております。
 12区八代英太氏は北海道比例区に転出、民主党青木愛氏vs公明党党首太田昭宏氏。一時期は小沢一郎氏の出馬が噂されましたが、結果的に参議院議員青木愛氏擁立となりました。公示に近いこの時期に出馬表明して選挙に勝てるのか、甚だ疑問ではありますが、太田昭宏氏の比例重複が表明されるところを見ると、勝算があるのかもしれません。

 私の個人的な意見ですが、自公アメリカ隷属体制を終わらせるために、8区石原伸晃氏・10区小池百合子氏を落選が悲願なのです。
 来る第45回衆議院選挙は日本におけるアメリカ覇権の終焉と言われています。

○映画『郡上一揆』(神山征二郎監督)に学ぶ
 生活が困窮してるのに選挙どころじゃねー、って人もいるかもしれません。そんな人は映画『郡上一揆』を見てみましょう。
 定次郎らは命を賭して、老中に駕籠訴をかけます。
 同郷にて夫が首つり自殺してしまったおばさんが5人の子育てしつつ貯めたカネを、定次郎一家に渡すシーンがあります。涙なくして見れない場面となっております。
 定免法(じょうめんほう)であった年貢の取り方を、年毎に収穫量を見てその量を決める検見法へと年貢の取り方を変更されることに憤った農民が、資金を集めて江戸で直訴を繰り返すわけです。一口に郡上(岐阜県)から江戸へと言いますが、徒歩にて北アルプス野麦峠越え、東海道を江戸に上るわけですから、相当な労力です。さして余録がない農民達は近郷の連帯と捨て身の行動により一揆を成し遂げます。
 郡上一揆は江戸時代の農民一揆で幕府側での処分者が出、農民が勝利した唯一の一揆と言われています。
 麻生総理の言うところの「下々の皆さん」の努力と献身なくして、政権交代はありません。自民党幹部が「最悪のタイミング」と言う、解散による総選挙です。好機を与えてくれた麻生総理を『小泉政治終焉の功労者』にして差し上げるのが、「下々の皆さん」の優しい心遣いでしょう。
■「ままごと選挙じゃ勝てない」舛添厚労相
(読売新聞 - 08月11日 20:18)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=926663&media_id=20