石原慎太郎都知事、税金浪費の三宅島MCフェスタにご執心

○帰還できない1000人もの三宅島在京島民を救済をなおざり
 三宅島は、いまだに噴火の被害に苦しめられており、観光、漁業、農業などの産業の復興にはいたっていません。
 三宅島の島民は三宅島モーターサイクルフェスティバルについて
「復興予算をバイクレースに使うのは納得できない」
「バイクレースは三宅の文化になじまない」
などと述べています。
 また、帰還できない1000人もの三宅島在京島民に対する、帰島対策は打ち切りとなり救済はなおざりなのです。

石原慎太郎都知事マン島バイクレース見物に3600万円浪費
 2006年5月〜6月に石原慎太郎都知事はロンドン・マン島出張し、実質約一時間半のオリンピックの調査やオートバイレース見物に3600万円かけました。これは石原慎太郎都知事浪費大河物語のほんの序盤に過ぎなかったのです。
 マン島TTのバイクレースは1907年から2006年までの間に223人のバイクライダーが死亡しています。2007年で100周年を迎えたマン島TTですが、「危険だから」という理由で中止も検討されているそうです。
(以下、三宅島モーターサイクルフェスティバル=三宅島MCフェスタ)

  • マイミクさんのコメント-

ホンダをはじめマン島でしのぎを削ってきたメーカーは初め面白いと思ったが、ライダーと観客の安全性が無視されて撤退したと聞きました。
マン島も公道の石垣でグリップエンドが削れるというようなレースですが、そのレースに参加してきたワークスさえ尻込みするような安全基準を石原は提示して危険は付き物だ、走れ!とやったらしい。

  • マイミクさんのコメント終わり-

○税金を6億4000万円使って2007年三宅島MCフェスタ一般参加たったの33人!
 コース上に安全対策の為に数千万円をかけて、1年に3日間だけ使用するクラッシュパッドを設置したりと道路整備に3億4千万円を費やしました。三宅島MCフェスタ運営では、災害復興に苦しむ三宅村の予算の中から3億円を使い、俳優の岩城滉一さんに1000万円の出演料を支払い、合計6億4000 万円使ってたったの33名の一般参加者しか集められませんでした。3億円の運営費は三宅島に在住する2900人の島民1人あたりおおよそ10万円の負担となっております。
 クラッシュパッドは残りの362日の間には不要なものです。不要なものを設置して一体島の人達の暮らしに対して何の役にも立ちません。それでも、石原都知事はそれが復興支援だと言うのです。

○2008年にはお台場のプレイベントを含めて2億2000万円を使用
 2007年の三宅島MCフェスタが惨憺たる結果に終わったためか、2008年7月6日にお台場のプレイベントを開催しました。2008年10月17日から3日間三宅島MCフェスタと含めて、2億2000万円を使用しました。
 開会式では石原都知事はバイクメーカーのホンダがイベントを潰そうと裏工作を仕掛けたとして、「宣戦布告」を行う事態となりました。
 内外タイムスの記事を下に転載しておきます。ぜひ、お読み下さい。

○天然災害を利用したショックドクトリン(惨事活用型資本主義)
 御本家ナオミ・クライン氏が提唱するショックドクトリンとは、アメリカによる経済システム破壊に基づく収奪構造構築です。一方、天然災害を利用したショックドクトリンといのがあるそうです。
 災害に見舞われた地域に対して「復興には観光産業を起こすことが重要だ」と示唆して、イベントを誘致するわけです。
 洞爺湖の南に位置する有珠山が2000年に火山噴火し、1万6000人が避難する災害を経験したことがあります。三宅島もまた、2000年に火山が噴火し、全島民は島外へ強制避難し、4年5ヶ月後の2005年にようやく避難指示は解除されました。
 洞爺湖と三宅島は大変酷似しています。洞爺湖は経済効果を期待してサミット開催を受け売れるも、警備の厳しさにより、観光客は減少して、街は閑散とした状況になったようです。
 三宅島も洞爺湖に習って観光面では失敗におわり、イベント会社とゼネコンが潤うことになりました。

(参考のため転載)
石原都知事 HONDAに宣戦布告」2008年10月18日(土)15時0分配信(内外タイムス)
http://npn.co.jp/article/detail/73957781/
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=36160383&comm_id=3238917
 三宅島復興の起爆剤として石原慎太郎東京都知事(76)が期待するバイクイベント「チャレンジ三宅島’08モーターサイクルフェスティバル」が 17日から3日間の日程で開幕した。昨年に続き2回目。島に乗り込んだ知事は島民ら約150人の観衆を前に、イベントへの協力を拒んでいる国内4大バイクメーカーの中から本田技研工業(本社東京都港区、福井威夫社長)の社名を挙げてケンカ状をたたきつけた。ホンダがイベントを潰そうと裏工作を仕掛けたという。同社は本紙の取材に「事実無根」と回答しており、石原VSホンダが開戦した。
 知事は17日昼に三宅島に上陸。阿古地区で行われたイベント開幕のステージに立つと、挨拶もそこそこにホンダへの怒りをぶちまけた。
 「世界で1位か2位か知らんけど、日本1位のホンダってメーカーが、この大会を意識的に妨害してるんだよ。モーター関係のメディア、雑誌、新聞がこの取材(記事)を載っけたら、絶対に広告を出さないと言い渡しているんだ。こんな汚いやり方ってあるか? 小さな島が噴火災害の復興に立ち上がろうとするのを、なんでホンダみたいな大企業が潰そうとするんだよ。許せないよっ!」
 知事の尋常でない怒りようは行動パターンからも分かった。挨拶前に記者団を見つけると珍しく歩み寄って“ホンダ圧力疑惑”をリーク。
 ところが、挨拶でさっそく暴露したため、まったく意味がなくなった。その後の個別質問にはまともに答えず、すべてホンダへの怒りにつなげたほどだ。
 「楽しい行事をやっているのに、なんの沽券(こけん)か知らんけど潰そうとして、言論統制だろコレ? 人間の自由を奪ってるんだろ? 見たいものを見させない。報道したいものをさせない。こんなのは絶対許さない。私、命を張っても戦う。みんなも戦うぞ、一緒に!」
 にぎやかなイベントを楽しみにしていた高齢者らは、突然の宣戦布告にあっけにとられるばかり。
 三宅島バイクイベントをめぐっては、昨年11月の第1回フェスタ前に、ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキの大手国内メーカーが撤退。公道レースに多少のリスクはつきものとする知事に対し、メーカー側は安全性確保にこだわって決裂した経緯がある。
 知事は「近いうちに社長と会って、文句を言ってやるよ。恥をかくのは向こうだから」と直接対決まで宣言した。
 一方、ホンダ広報部は「8月に都から『資金力を使って協力的なマスメディアに圧力をかけている』などとする抗議文書が来たので、そういった事実はありませんと、すぐ文書で返しました」と話す。昨年の撤退決定時に08年も参加しないと伝達済み。来年以降については、正式な協力要請が届いていないこともあって即答できないという。
 知事発言は複数の情報源によるものというが、「大相撲の八百長疑惑のように証拠がない」(知事)。しかし挨拶で「記者なんて、きょうひとりも来ていないよ」と激情のままに述べたのは言いすぎ。期間中、本紙を含む16社33人が取材エントリー。著名なバイク雑誌も入っている。第1回の昨年よりメディア数は減ったが、各社でニュースバリューの判断は異なるため、一概に妨害があったとは言い切れない。今後のホンダの出方が注目されるところだ。
 豪雨に見舞われた昨年のフェスタでは、知事は開催に反対した共産党に向け「悔し涙を降らせたけど、みんなの念願がかなって晴れた。ざまあみろってんだ」と述べた。
 ハーレーダビットソンの炎のヘルメットをかぶり、サイドカーに乗り込んだ知事は無邪気にピースサインを連発。しかし走り終えての感想は「スピードが遅すぎたな。オーバーヒートしちゃったよ(笑い)」。どうにも怒りの収まらない様子だった。

宮城光氏との対談 2008年4月22日 17:47
http://www.maderv.com/Miyake080422-miyagisan/Miyake080422-miyagisan.htm
石原都知事 ケタ違い 豪華外遊クルージングや二輪レース見物海外出張19回 3600万円の場合も(しんぶん赤旗
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-11-16/2006111601_03_0.html
石原慎太郎都知事に新たな疑惑が噴出 (低気温のエクスタシーbyはなゆー)
http://alcyone.seesaa.net/article/27732734.html
血税使った三宅島バイクイベントに絶対反対!
http://www.maderv.com/Diary080331-copy/Diary080331.htm
三宅島MCフェスタに反対しよう!(Mixiコミュニティ)
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3238917
石原慎太郎暴言データ集
http://homepage3.nifty.com/m_and_y/genron/ishihara/data/index.htm
三宅村の定例会の一般質問
http://www.maderv.com/Miyake080710-teirei-080617/Miyake080710-teirei-080617.htm
「五輪招致で変わった」石原都知事終戦記念日靖国参拝を断念=中国紙が報じる―東京
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=926060&media_id=31