ふじみ野市長選挙、プール事故現職島田行雄氏の立候補は大いに疑問。

ふじみ野市が有名になったプール事故
 ローカルな話しで申し訳ありません。
 ずさんな管理が元で平成18年7月31日にふじみ野市大井プールで事故が発生しました。所沢市在住の小学2年生の女子児童がプールの吸水口に吸い込まれて亡くなったのです。業務委託を受けていた法人が別の法人に再委託を行なっており、その事実を島田市長は知りませんでした。
 積極的な民間企業への業務委託は島田市長が推進したものであり、プール事故の引き金は島田市長の施策が原因といっても過言ではありません。
 担当行政官2人が禁固刑(実刑)を受けて失職、退職金もありませんでした。一方、島田市長は減俸のみに留まり、裁判で指摘された行政責任を取ることはありませんでした。
公選法違反近藤善則県会議員を後継者に担ごうとした島田市
(参考)選挙買収公選法違反近藤善則県会議員は即刻辞職すべきだ!!!
http://wanwanlapper.seesaa.net/archives/20070614-1.html
 島田市長は公選法違反近藤善則県会議員(当時)を後継者に担ごうと2人で集会で挨拶回りを行なっていましたが、一審で有罪が決定し、近藤善則県会議員は公民権停止・失職となりました。
 私は島田市長は今回のふじみ野市長選挙に出馬しないものだと考えておりましたが、予想に反して出馬する運びとなりました。甚だ申し上げにくいのですが、これを『厚顔無恥』と言わずしてなんと言えば良いのでしょうか?

○県議補選と同じ自民・民主・共産の三つ巴の戦い
 今回のふじみ野市長選挙は
■現職のふじみ野市議会議員副議長高畑博氏(自民党
■現職のふじみ野市長島田行雄氏(民主党
■「明るいふじみ野市つくる会」の渡邊利文氏(共産党
と県議補選と同じ自民・民主・共産の三つ巴の戦いとなっております。近藤議員失職に伴う県議補選では、驚くべきことにベテランの共産党候補が制する結果となりました。
 今回はさすがにそのような事はないかもしれませんが、私は渡邊利文候補に投票いたします。
 高畑博氏はプール事故調査報告について議会演説をしたももの、市長の責任追求についての採決時には退席をしたもようです。それに、自民党そのものが負っている国政の失敗についての責任から無関係というわけにもいきません。
 民主党は現職小宮山泰子衆院議員と島田市長のペア写真ポスターを貼りだしています。一体どういう了見なのでしょうか?民主党としては、プール事故の責任は無いという判断なのでしょうか?これまた、ふじみ野市合併前旧大井町にちなんで、おおおおいに疑問です。

ふじみ野市長選挙は
告示日10月18日(日)
投票日10月25日(日)
となっております。
私は渡邊利文候補に投票することを強く御薦め致します。