ふくいちでは恐ろしい事が起きているに違いない。

【1】作業員死亡者数約4300人
 先に紹介したブログは↓
情報源不明、だがあり得る話として
http://blogs.yahoo.co.jp/chikako_5155/7006995.html
はちかちゃんが書いたのではなくて、別の方が書いたのを転載したものでした。
検索すると元記事を書かれた人がでてきます。
副業でライトノベル小説を書いている方のようです。文体が独特なので、合点がいきました。テレビ局で仕事をされている関係から、情報元は複数あるようです。
真偽について議論がありますが、私は本当の事だと直感しました。
福島第一原発災害はチェルノブイリ事故をトレースする展開となっていくと推定されます。
(参考)チェルノブイリ原発事故から20年
http://bit.ly/d6zkGs
チェルノブイリ事故では事故処理作業者(リクビダートル)の方々に深刻な健康被害が出ました。人員数60〜80万人。死者7〜10万人とも言われております。死者数については諸説あります。存命の方も鼻腔内に入った放射能によって引き起こされる脳障害や様々な疾病に苦しめられているという事です。
 福島第一原発で収束作業にあたられている人達の犠牲者が今後増加していくのは避けられない事態であると思われます。

【2】チェルノブイリより深刻な事態
 チェルノブイリは4号機だけの爆発でした。飛び散った核燃料は7t〜10tと言われております。幸か不幸か、上部が開いた状態でしたので、鉛や錫を投入して核燃料の臨界を恒常的に止めることが出来ました。しかし、福島第一原発1・2・3号機は個体を投入することができません。砂状の物を流しこむとしても、どこに核燃料が固まっているのか解らない状態です。1・2・3・4燃料プールも再臨界を防がなくてはなりません。5・6・共有燃料プールも破損箇所があり、冷却水を入れつづけなければならないようです。福島第二原発1・2・4はレベル3と言われています。一定時間冷却がとまったので、スリーマイル状態で、圧力容器内で核燃料が溶けていると思われます。少なくとも福島第一1・2・3号機と1・2・3・4燃料プール、福島第二原発1・2・4号機は核燃料が破損している状態でしょう。福島第一5・6・共有燃料プールと東海村第二、女川原発も容器破損箇所の修理をしなければならない状態のようです。
 そして、福島第一1・2・3・4号機は爆発、3号機燃料プールは即発臨界と言われています。使用前プルトニウム濃度4%(使用後は濃度が増す)のMOX燃料が使われています。ですから、不完全な極部分的な核爆発が起きたのでしょう。4号機燃料プールには使用済み燃料棒が東日本大震災が起きた当時、4号機の燃料プールには使用済み燃料1331体、新燃料204体が入っていました。事故で爆発が起き、4号機の建屋の壁が吹き飛びました。9月29日にも4号機燃料プールが火災を起したような映像がライブカメラで流れました。
 私の仮説では3月15日には4号機燃料プールが1日中燃えていたのではないかと推測しています。3月14日に3号機燃料プールが爆発しており、消防は3号機燃料プールに水をかけた後、4号機燃料プールに水をかけています。
 恐ろしいことに、東電は1・2・3号圧力容器由来の31の放射性核種量を発表していますが、燃料プールについては触れていません。GEの技術者は燃料プールが4階と高い位置にあることについて安全性に不安があるということで上司に具申したが、日本に販売するために経済性を優先させるとして却下されたと証言しています。アメリカ本国では燃料プールは原子炉圧力容器から離れたところに設置してあるそうです。いわゆる燃料棒の交換が捗って経済的だけれど、抜群の危険性を帯びている設計、になっていたのです。
 で、結果的にチェルノブイリどころではない「人類史上最悪の惨事」に至ることになります。放出された放射能重量だけでも10tでは済まないでしょうし、破損し制御不能箇所が多すぎます。これの修復を行うために人員はチェルノブイリの70万人を遥かに超えると想定されます。

【3】終わりだと思われます。
 私は一時期「(原発修復のための)赤紙が来る〜!夜熟睡できない」と回りの人に言っていましたが、誰も信じてくれませんでした。そもそも「月面着陸は捏造だ」などと主張している私の言うこと信じる人は誰もいないでしょう。だからこそ言えるのです。影響力皆無の私なら言えるのです。福島第一原発事故日本国政府は一度解体に追い込まれると思います。チェルノブイリ事故がソ連邦を崩壊されたのと同じことが、日本でも起きます。ソ連グラスノスチが叫ばれたのは、チェルノブイリ事故で様々な情報が隠蔽され、国民が政府を信用しなくなったので、苦肉の策で当時のゴルバチョフ氏が唱えたものです。一度、根底から失われた信用は戻りません。結局、連邦国家は解体に追い込まれたのです。現代の日本も同じです。ラジウム瓶なんて子供騙しのトリックです。ところがこの簡単な手品に対してさえも追求の動きがありません。
 今になって当時の枝野長官の「ただちに〜」発言を巡って、ネットでは紛糾しているようですが、私にしてみれば「は?」という感じです。「がんばろう福島」といって福島産の野菜を食べた人は、ソクラテスよろしく落命覚悟の晩餐をしたはずです。枝野氏は安全だとはいってません。「ただちに健康に影響はない」といっていたのです。ですから、時間が経って福島産の野菜を食べたテレビキャスターが急性白血病を発症しました。
 ネット接続環境がなくても、本屋にいって週刊誌を立ち読みするだけで、放射能汚染の危険性は理解できたはずです。何もしないで、テレビを見てポカーンとしている事は犯罪なのです。なにしろテレビを作っている人達も危険性についてわかっていません。
 元日本テレビ社員だった木下黄太氏は福島での取材を拒否して在野で放射能防御プロジェクトというイベントの講師を勤めていらっしゃいます。皮肉ではなく、本当の意味でリスク管理が出ている人です。そういう人はテレビ局を去ります。
 今、日本は複数の危機を抱えています。即物的には原発修復の人員が不足して、制御不能になることです。数年のオーダーで見るとあり得るでしょう。また、大地震が再来し、そこでますます複数の原発が破壊されることです。ちなみに、六ヶ所村再処理工場では先の地震で外部電源2系統とも落ちました。緊急用のディーゼル発電で冷却をしたそうです。六ヶ所村の再処理工場が本格稼働して、液体化した核燃料の冷却ができない事態を迎えれば、そこで北半球は終わりです。あり得そうだから困るのです。
 私が【膨大な人数の作業員が亡くなられているのではなかろうか?】という事を敢えて問いかける理由は次に起こる本当の破滅的事象を防ぐため、作業人員の招集に不利な情報であっても、世論を喚起して、「次はわが身が危ないのだぞ」と知らしめ、反原発世論を沸騰させるためです。臨界させなくてはいけないのは原子炉内部の核燃料ではなくて、『核無き日本』を作るための反原発世論です。