迫り来るエネルギー問題と核燃の宿痾

 適当にメモ書き。
1.石油が尽きたら、この文明は終わり。
 自噴する油田から得られる原油を「イージーオイル」という、採掘に必要な「投入エネルギー」と「得られるエネルギー」比率は1:100程度とされる。1:10ぐらいまでが採算分岐点のようだ。2006年頃をピークにして、そのイージーオイルの産出量が減少している。自噴しなくなった油田は海水や水などを圧入して、原油を吸い上げている。当然、得られるエネルギーに対して、投入エネルギー量が増加する。例えて言えば、釣りをするのに大きな餌が必要となれば、採算が合わなくなるということだ。
 槌田敦博士によると、現代は石油後期文明と規定している。天然ガスは「気体の石油」であって、原油天然ガスが尽きたらこの文明は終わりであり、残された石油を使って、地球の緑化を進めるべきだと指摘している。
 アニメ『機動戦士ガンダム00』では宇宙における太陽光発電でエネルギー需要が賄えるとしているが、巨大建造物を建築して、宇宙へ運ぶには石油がいる。巨大建造物自体が非現実的である。仮に一部は水力発電を利用した水素で賄うことができるかもしれないが、水力発電設備を作るには原油が必要である。結局、原油が尽きれば文明が終わりである事には変わりがない。
アメリカを主体とする資源収奪は、開発途上国に対し、過剰な成長予測計画に基づく世界銀行(正式名称:国際復興開発銀行 International Bank for Reconstruction and Development, IBRD)融資による社会資本整備と、その後に起こる債務不履行によって、資源権益を奪い取る。特に自噴する油田は貴重であり、米帝に従わなかったイラクは軍事力で蹂躙され、原油の権益は奪われた。但しドル基軸通貨体制が崩壊すればこの体制は終わる。
宗教や民族の対立よりも、原油の争奪が世界で起きる紛争の大きな火種となっている。原油の損耗を抑えるためと称して、風力は太陽光発電を導入する動きがあるが、買い取り価格をみてば分かる通り、不経済であり、石油を効率の悪い発電にロンダリングしているだけである。そもそもが、上質のエネルギーである電力へ頼ることを抑制する事が必要である。
 イスラエルの家庭では太陽熱温水器普及率が7割に達するとされる。太陽光を熱源として直接利用する。ヒートポンプ式太陽熱温水器、中国製なら7万円程度で販売されているようだ。熱源として電気を使うのを止める事が、まず必要である。電気ポッドもガスで沸騰させてから投入すれば、かなりの節電になる。ましてや給湯や調理までも電気で賄う「オール電化」は狂気のエネルギー無駄使い装置である。
 太陽光発電が有用だと思われるのは配電が不可能に近い隔絶した地帯での運用だろう。もしくは、大規模工場なので、既存の配電設備から独立した「太陽光パネル-直流モーター使用の空調設備」ではなかろうか。
 原油にしろ、太陽光や水力にしろ、元となるエネルギー源は太陽で起きている核融合である。大気が太陽風をディフューズすることによって被曝量を抑えながら人類にとって必要なエネルギーを得ることが出来ている。であるから、電力需要は「水力をベース」にして、不足分を火力で補い、できるだけ節電することが必要なのである。

2.核燃事故により人類文明が終わる。
 原油の減耗が迫っているが、天然ガスの貯蔵量はまだ200年程度はあるとされる。石炭気化発電に間伐材を混ぜたりして発電を行い、常温で液体である貴重なエンルギー源である原油をなるべく温存し、地球の緑化及び人類が使うエネルギー総量を抑制すれば、文明をある程度延命させることは可能だろう。
 ところが、原子力発電所が甚大事故を発生させれば、放出された放射性物質が環境中を駆け巡り、遺伝子を傷付け、生命体として弱体化が加速する。既に福島第一原発事故で放出された放射性物質によって、北半球の人類は健康や知能に影響が出ると思われる。
 チェルノブイリ事故は1986年に起きた。1987年生まれの子供が入学する頃に「ゆとり教育」が採用された。一節には知能低下に対応したとも言われている。日本はチェルノブイリから7000kmも離れている。福島第一原発事故による放射能放出量は2倍から4.5倍と言われ、しかも今でも放出中であり、東京は福一から250Km程度しか離れていない。
 放射能による影響は脳機能の低下、循環器系疾病(心疾患など)でほぼ100%に達する。東日本居住者の間では今後、心不全や脳内出血などの突然死が「爆発的」に増大すると思われる。
 葬儀屋に就職した人から聞いた話では「休みがない」そうである。しかも、職場の同僚が2人も亡くなられたそうだ。既に「異変」が起きている。
 日本国及び日本民族の弱体化はもはや避けては通れない。しかも、行政の施策は「被害の極大化」を目指しているのではないかと思われる事をやっている。瓦礫の焼却処分や除染作業である。砂場で砂かきしても砂だらけなのには変わりがない。砂を移動させて、濃淡がつけることができるだけである。除染も同じ事である。移染だと揶揄されている。
 一節には疫学差を埋めて、全国で放射能被害を発生させて、行政責任を逃れる方策を執っているとされる。少なくともドイツでは日本の政策をそのように見ているようだ。
米仏は日本を核燃下請けさせている。膨大な放射能汚染を発生させる核燃料再処理や、MOX燃料の使用、極めて危険な高速増殖炉、被曝被害の隠蔽、すべては核燃団の脚本通りに遂行している。原発事故被害は日本政府負担保証で、原発を海外へ売り歩いている。安倍政権というのは、ほぼ最悪の政権である。

3.核燃ヒットマンは存在するのか?
 「エコノミック・ヒットマン」という本によると、資源目当てにコンサルタントとして為政者に近づきあらゆる利益供与を持ちかける。断るとCIAの「ジャッカル」
が送り込まれる。それも失敗すると、軍事侵攻が行われるそうだ。核燃でも似たような事が行われている可能性は高い。
 玄関前で視察された石井紘基議員が国会で追求しようとしていたのは珠洲原発用地取得に関して、暴力団と時の政権の関与についてだったと言われている。

2009年9月クレヨンしんちゃんの作者臼井儀人氏は登山先の群馬県荒船山崖下で転落死した形で発見された。クレヨンしんちゃん作中で電力会社を悪者にし、電力会社の社長を相手に闘うストーリーの劇場版作品の製作予定があったとされる。

伊丹十三監督も転落死したが、他殺説が根強い。
(参考)医療産業廃棄物の闇は放射能汚染被害であったのか。
http://d.hatena.ne.jp/Takaon/20130813

 作家・景山民夫氏は人気絶頂の頃、シャープのCMだけ出演していた。他の電気メーカーからのCM起用の話もあったらしいが断ったらしい。なぜシャープにだけ出演したのか―――「シャープは原発を作っていないから」
景山氏はプラモデル制作中にシンナーが引火して死亡している。

この3者に共通するのは「宗教団体」の関与である。私は本当の死の原因を探らせないようにする為に流している情報だと考えている。

 東電OL殺人事件も原発に批判的だった為の殺人だと噂される。
http://p.tl/oNWv
 佐野眞一氏の能力に疑問があるし、どうやら「立花隆的な存在」だと言われている。そもそも、総合職の女性が被害者なのに、なぜ「OL」なのか疑問である。
(参考)東電OL殺人事件の反原発口封じ説が怖すぎる
http://matome.naver.jp/odai/2134978021337935301

 日本には米国がわざわざ工作してまで収奪する程の埋蔵量がある資源があまりない。その代わり、TPPに批准させて、産業構造そのものを奪い取ろうとしている。一方では核燃の下請け及び販売代理店をやらされている。財閥は核燃を結節点としてアメリカ帝国主義と結びついいる。この宿痾から抜け出さないと、日本が人類文明を終わらせる引き金を引きかねない。目先の金目当てに、この文明を滅ぼして良い訳もない。