日中戦争を回避する方法。

IWJ見てて驚いた。
「ヤマサクラ作戦」という日米協同演習が2011年7月に行われ、日本が戦場になるシナリオに基づいている、ということだ。
それによると、中国が制空権を掌握したあと、若狭湾に上陸、大阪方面、中国地方方面へ進軍、大阪方面から名古屋、東京へと進軍とのシナリオだ。
おいおい、若狭湾には原発が14基あって、Pu純度の高いもんじゅもある。

雨あられとミサイルや爆弾が降り注げば、狙わなくても原発に着弾する可能性は高い。

こんな無茶なシナリオでも米国は本気らしい。
米国はオフショアシフティングによりグァムへ引いて戦争へは介在せず、日本を中国にぶつけて中国の台頭を削ぐつもりなのだ。

安倍ちゃんが中国の脅威を言い出すのは、米国の本音であり、恐らく安倍ちゃんは自分がおかしなことを言っているという自覚はない。
米国に追従すれば御身安泰であり、長期に政権を維持出来ると考えているだろう。
究極の対米隷属路線をひた走る安倍ちゃん。
反対の声は強まるが、このままでは「戦争法制」は成立してしまう。

米軍も自衛隊霞ヶ関自民党も戦争を射程に入れている。
国体もその方向へ向かうだろう。
五輪は煙にまく方便としか思えない。

戦争への誘引は幾つもある。アジア諸国に経済的に押されつつ財閥が戦争需要を狙っている。
日本政府の財政は既に破綻しており、日銀が国債を買い支えて持たせている状態だ。
フクイチ事故の霞ヶ関責任は明白であり、今後の疾病や奇形児や死者の激増による世論激高は避けがたい。

米国も事実上破綻しており、日本が日銀窓口や年金基金を通じて融通して持たせている。世界の暴力団である「強盗詐欺師」米帝BRICSに押されつつあり、日本という生命維持装置が外れれば破綻する。

日米共に糞詰まりなのである。

日本政府自体が自暴自棄になっている可能性がある。
また、預金封鎖・財産税課税を行うには戦争をもって国民を統制し黙らせた方がスムースに事が運ぶ。

人民の生存に直結する悲劇的事態の到来確率は極めて高く、これに全力で反対するべきなのは目先の損得を考えても自明である。
しかし、全人民が蜂起するという状態からは程遠い。
まだまだ、多くの人民は安穏としている。
それが証拠にパチンコ屋に出入りする車を見ると、今日もそこそこ盛況であり、愚民からの収奪構造は軍事的、経済的危機が迫っていても健在なのである。

「米政官財報愚」のヘキサゴンにより破滅の縁へと、我々は追いやられている。
「愚」というのは愚民である。
愚民は愚かなる知能によりマジョリティを形成し、本来取るべき道へ進もうとする人たちを排撃する。
人数が多いので愚民権力は極めて強い。
今後、町内会への強制加入制度が導入され、愚民による思想統制が行われる事になるだろう。
原発事故でも分かったのは愚民もまた脅威なのである。
一時避難した帰村民を村八分にしたり、被曝の脅威を述べると恫喝する輩もいる。
であるから、愚民をいかに避けるかも重要である。
ゾンビが徘徊しているのと同じである。
だから、現実世界での振る舞いは極めて注意が必要である。
愚民と衝突して損耗するのは避けなければならず、愚民と識別出来た人物からは全力で遠ざかるべきである。

高畑勲氏が指摘するように、一度戦争へ突入すれば、先の大戦と同じく、国民が一致して戦争へ向かうようになる。
愚民化政策はそのために行われてきたと言っても過言ではない。

戦争を避けるには、日本が戦争できない程に疲弊すれば良い。
人民は経済的に地下に潜るべきである。
まず、NHKを解約する。すぐには解約出来ないので、コンビニ払いに切り替え不払いする。テレビ受像機を廃棄したとして、解約手続きに入る。どれだけ揉めても解約する。未払金もビタ1文払わない。
新聞も解約する。
「報」は安倍ちゃんと寿司を食べるのに忙しい。
刑法学者によると「収賄罪」に該当する。
東京新聞までもが一緒に寿司を食べている。
論外である。

他にもあらゆる金銭を介在する活動を極力停止する。
それにより多少の不利益があっても甘受する。
極力DIYして、他者の手を煩わせない。
そういった心構えが自発的思考に繋がる。

大体、アベノミクスという詐術にどれだけの人が騙されたか。
本当に景気が良いのは財政資金に近い人達だけである。
その財政も3年ぐらいで予算が組めなくなる。
消費を煽るのは支配者層が人民を統制する方便なのである。
消費を極力抑制し、知恵を働かせることが重要である。
政治運動も節約しながら行うべきである。
「どうしたら節約できるか」
この命題に取り組んで悩み実践してこそ、良い方策が生まれる。
諸国民が「爆買わない」を実践すれば、支配層は動揺する。
人民も苦しむことになるが、戦争になるよりはマシである。