放射線でタイヤの劣化が早く進んでいる?







 横転事故が増えているようだ。
自動車事故が増えているのだから、横転事故も増えているのだと思われる。
ガードレールを突き破るような事故では当然横転するが、道路の真ん中で横転してる事故もある。運転中眠り込んで、意識が戻った瞬間にハンドルを切ってひっくり返っている事例が多いのだとは思うのだが、放射線でタイヤの劣化が早く進んでいる可能性を指摘している人がいる。
 一般的なタイヤは塩化ビニルを使用する。ドリフトタイヤはポリエチレンを使うようだ。高分子樹脂系は放射線を受けると、主に分子鎖切断と分子鎖間の橋架けが起こるとされる。劣化が進むということなのだろう。
 とすると、道路はそれこそ放射能の大河と化しているので、タイヤの劣化が通常よりも早く進んでもおかしくない。空気が抜けてひっくり返ったという可能性も捨てきれない。
 よって、タイヤの経年劣化を短く見積もって、早めの交換を心がけたほうが良い。

 もっとも、内部被曝による中枢障害、大脳皮質や脳幹の抑制が起きるので、自動車事故はますます増えていく。
安全を確保する最良の方法は自動車に乗らないことだ。


(参考)高分子材料の放射線劣化と改質I
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=08-04-02-12
有機系高分子材料が放射線照射を受けると、主に分子鎖切断と分子鎖間の橋架け(架橋)が起こる。』