既に手遅れなので御座候

石川知裕議員へ上告取り下げ辞職を促した宗男親子は自民党
 2013年4月上告中だった石川知裕議員に対して、新党大地の鈴木代表が上告取り下げを促して石川氏議員辞職した。それにより鈴木氏の長女の貴子氏が繰り上げ当選し議員となった。鈴木氏自身は最高裁まで戦ったのに、石川氏には上告を取り下げさせた。
 まぁ、それでもあの頃は鈴木氏は小沢氏には同情的な事を述べており、野党側だったので、仕方ないかという見方をしていた人が多いだろうし、私も同様だった。
 しかし、その繰り上げ当選した鈴木貴子議員は次の選挙では自民党から出馬するという。鈴木宗男氏も自民党からの出馬が噂されている。「共産党と手を組むと創価学会の票が離れる」ので、鈴木親子としては共産党との連携という選択肢はないようだ。鈴木親子は自民党の悪政に抵抗する我々人民を裏切ったのである。


ホラッチョ新聞
 地方新聞・ニュースでの自民支持率はどこも10%台である。TPPで騙されたと激高する農協JAの自民政策支持率は3%しかない。自民党は年間50億もマスコミ対策費用を拠出している。つまり、大手新聞テレビは自民党に買収されている。買収されているので、下駄を履かせて高い支持率を掲載している。支持率が高いと、勝ち馬に乗ろうとする連中が投票する。


○安倍ショーンノミクス
 日銀の国債購入額が400兆円に迫ろうとしている。そう遠くない日に債券市場で大波乱が起きる。円の信任にどの程度傷が付くのか、投機的な動きがどの程度でるのか分からないが、絶対に起きる事が確定しているのは市中の貸出金利は大幅に上昇する。
 現在、新規の住宅ローン金利は下がっているが、短期プライムレートは動いていないので、既に貸出中の金利は動いていない。片や預金金利は0.001%に即座に下げられた。100万円の預金に対して1年で10円しか金利が付かない。時間帯によってはATM利用料が108円取られている。事実上既にマイナス金利状態と言える。


参議院選挙で過半数とるのは至難の技
主要政党の改選勢力と非改選勢力
 自民: 改選49 非改選65
 公明: 改選09 非改選11
 民主: 改選41 非改選17 ←民主は大部分が改選
 共産: 改選03 非改選08
 維新: 改選05 非改選06

つまり、2016年の参議院選挙で野党が改選議席数の過半数を取っても、参議院議席数の過半数を制する事にはならない。
 2人区以上では議席を分け合う結果になるから、自公は一定程度の議席は確実の取る。
 自公与党は予算を握っている。100兆円規模の大規模予算を編成しているのだ。この予算に群がっている人達が一定比率いる。
 本来、国会は予算の無駄を削減するための機能が求められているが、アベ政権は野放図に予算出動している。この分配に預かっている人達は「自公政権に投票しない理由がない」。
 私自身は産業構造の底辺にいるが、公的予算系の仕事や補助金が入っている案件も一定程度ある。であるから、私は直前の1年2年の損得だけ考えたら自公に投票した方が良い。そいういう人は結構いる。経済的に大変だと言うが、5年後に今を振り返ったら「あ〜あの頃は極楽浄土だったなぁ」と思うに決まっている。5年先を考えたら大崩落が待っている。戦争誘導している体制は人民のあらゆる権利を剥奪する。それこそ死にものぐるいで自公政権を倒さなければ、人民は想像を絶する悲惨な未来が待っているのである。


○被曝対応で見えた人民の低能さ加減
 今起きてる人民総体での反応を見ていれば、一定程度未来予測は可能である。被曝問題、特に内部被曝問題について、真剣に考えて対応している人はどの程度いるだろうか?戦争の危機について、警鐘を発している人はどの程度いるだろうか?恐らく現実社会で被曝だとか戦争だとか発言していたら、あちこちから総スカンで居場所がなくなる。日本においてネット社会は例外的存在である。
 民意は被曝推進であり、戦争体制へは従順に隷属させられる事を消極的に選択している。
 つまり、破局要因は人民の社会を覆って外在しているが、人民自身にも内在している。外からも内からも狂っているのであって、この狂気渦巻く社会をどうやって生き延びるのかよくよく考えなくて、対応していかなければならない。


(参考)
上告中の石川知裕議員、辞職へ…宗男氏長女繰り上げ
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20130414/1365907106

アルゼンチンと日本がソックリな件!かつてはフランス超えの経済大国⇒恐慌で景気悪化⇒政権交代に失敗⇒右派拡大⇒戦争⇒破綻
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-10570.html

「このままでは負ける」――と、自民党が真っ青になっている。4月24日に行われる“北海道5区”と“京都3区”の2つの補欠選挙
不戦敗の京都3区だけでなく、負けるはずがない北海道5区まで勝利が怪しくなっているからだ。
 自民党の直近の調査によると、なんと自民候補と野党候補の支持率は「45対43」の横一線。さらに、農業専門紙の調査では、
北海道は「政党支持率」まで「自民17%、民主17%」と並んでいるという。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/177662

日本死ね」と言われても「日本はもう死んでいる」
http://agora-web.jp/archives/2018213.html

2016年参院選野党共闘議席試算――情勢を理解するのは未来を変えていくため!
http://harunosippo.blog.fc2.com/blog-entry-48.html