3月10日東京大空襲TBSドキュメンタリードラマ放映

Takaon2008-03-10

月曜ゴールデン 『シリーズ激動の昭和3月10日東京大空襲 語られなかった33枚の真実』が放送されます。
http://www.tbs.co.jp/program/dramasp_20080310.html
[転載]みどころ
一晩で十万人もの死者を出した東京大空襲。しかしながら広島、長崎、沖縄などに比べて、報じられる機会は少ない。空襲の様子を地上から撮影した唯一の男、石川光陽を主人公としたドラマを軸に、アメリカ取材や東京大空襲の被害者の証言などのドキュメンタリー部分とあわせて、東京大空襲の知られざる真実に迫る。
[転載終わり]

 昔、埼玉県東松山にある埼玉県平和資料館で、東京大空襲被災者の証言を聴く事ができました。
 橋を渡ろうとした瞬間、火炎烈風に見舞われ、娘の自分だけ川に転落したが、両親と弟を亡くされたそうです。戦後は親戚に養女に出されたそうですが、「火垂るの墓」のごとく、扱われたようです。
 罹災した時に家族を失った衝撃から、精神的な胸の仕えが取れず、今で言うところの「精神的外傷」に苛まれたそうです。当時はそのような概念すらないので、誰にも相談出来ずに苦しんだそうです。結婚後、2人の子供をもうけ、60過ぎて音楽学校へ入学して卒業されたそうです。以後、東京東京大空襲の証言をして、各地で講演をされているとのことでした。

 別の方の話しですが、近くのお好み焼き屋のマスターは戦争中に大阪で消防士をやっていたそうです。消防署の物見櫓から見ていると、大阪を囲うように焼夷弾が落とされて、その後に中の方に大量に焼夷弾が落とされたようです。当然、消化の出動命令が下るわけですが、現場に行っても水が出ないので何もできないそうです。後で、消防署に戻ってみると、署は焼け落ちており、中にいた署員の人達が焼死してたそうです(^-^;

 きっこの日記に記載がありますが、焦土作戦カーチス・ルメイが発案して、佐藤栄作カーチス・ルメイに「勲一等旭日大綬章」を授与しています。佐藤栄作ニクソンと「沖縄返還後の米国の核持ち込みと繊維問題に関する秘密交渉」の通称『沖縄密約』を結んでいます。
 先日亡くなられた経済学者ジョン・ケネス・ガルブレイス教授は戦後、空軍から焦土作戦の効果について報告書の作成を請け負ったそうです。主にドイツに対して行われた空爆について調査を行い、「交戦国の国民の抗戦意欲が増すので効果はない」という趣旨の報告を上げたら、干されてしまったそうです。政権から疎んじられたガルブレイス教授は後にケネディ政権で、インド大使を勤めます。
 仮に、「戦争は遠い昔になりにけり」であったとしても、日本は今でもアメリカの隷属下におかれて、軍事的・経済的に搾取されています。私達は私達の力で未来を切り開かねばなりません。諸志の奮闘を心底呼びかけるものであります。

きっこのブログ東京大空襲
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2008/03/post_cf5e.html
写真による「東京大空襲
http://www.ne.jp/asahi/k/m/kusyu/kuusyu.html
スペシャルドラマ「東京大空襲
http://www.ntv.co.jp/kusyu/#
「戦争を語り継ぐ60年目の証言」
http://www.geocities.jp/shougen60/
東京大空襲、被害者ら2次提訴
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=428450&media_id=2