アメリカ帝国崩壊・・・が見えるよララァ〜 -1ドル95円-

Takaon2008-03-17

黄砂に吹かれて花粉症どころか喘息が出たよ
 今年の花粉症は一味違います。一説にはゴビ砂漠やらタクラマカン砂漠から遠路はるばる飛んできた黄砂に大気中の有害物質を滴るようにひっつけてご来訪頂いているのが原因と言われています。昨日などは、咳き込んで夜中に目が覚めました。生涯喘息で苦しんだ長岡鉄男先生がなぜ偉業を成したのか、少し解ったような気がしました。明日にも死んでしまうような危機を感じていれば、何がしかを書いて残そうかという気持ちになる・・・のかもしれません。
 チベットでは弾圧が行われているとかいう話しが出ていますが、あそこらへんの木を長い時間かけて採りつくしてしまったものだから、結局厳しい土地柄で少ない資源を奪い合うことになってしまっているんでしょうね。木が無いから水もないというのに、沿岸部では工業用水をじゃぶじゃぶ使っているというアンビバレンスなことになっているのかもしれませんね。つか、フレデリック・バックのアニメ作品「木を植えた男」じゃないけども、砂漠に木を植えて下さい。ODAは木を植えることだけの特定財源にして欲しいです。(^-^;
 まぁでもさ、いつも諸外国の揉め事みて思うんだけど、ニホン人だってアメリカ帝国の奴隷じゃん。諸外国の人達は叛乱するだけの民族自治の決意と気力があるのが羨ましいなと思うんですね。一方ではニホン人は自爆テロする前の段階として金融資産を使った攻撃ができるんだよね。アメリカ帝国崩壊が決定的になった今、我がニホン民族の断固決然たるドル売り攻撃に期待したいと思います。
黄砂・煙霧・大気汚染で病気
http://kobe-haricure.net/health/e58.htm

○400兆円がガンガン減価してるよ、ドル安で。
 為替介入権は実質的に財務省にあります。財務省短期債を日本銀行が引き受けて、外国為替資金特別勘定で米国債を買いまくってきたわけです。民間金融機関の生命保険や銀行も米国債を買っています。副島隆彦氏によると、総計で400兆円ということです。仮に400兆円を米国債取得価格を平らに均して120円だとすると、1ドル95円現在では83兆円減価したことになります。金利が付くので、そこまで単純では無いにしても、ドル安危機の本質は政府・邦銀などが持つ米国債の減価にあります。
 製造業は現地生産を進めたり、通貨リスクを金融先物でヘッジしていますので、円高ドル安リスクは昔よりは低くなっております。輸出入金額の差分は減少してきており、この資源インフレ下では貿易赤字に転落するのも時間の問題と言われています。しかも、輸入依存度が高まっているので、一労働者レベルにおいては円高はメリットなのです。
 武藤敏郎日銀総裁就任が参議院で否決されました。日銀総裁が空席の間に、外為特会を使った「日銀砲」は停止状態に置かれています。アメリカ帝国崩壊のための、「米国債売り日銀砲」が稼働することは、天地が裂けてもありまえん。財務省アメリカ帝国に屈伏してしています。清和会の外資族議員と米帝小間使いの「武藤敏郎」のタッグは自国の通貨価値を下げるための「米国債買い日銀砲」を稼働させようとしています。
 自国の通貨価値を下げるために中央銀行及び財務省が巨額の為替介入したなどとは、人類史上最初で最後の珍事でしょう。日銀法は改正になりましたが、為替介入権が財務省主導であることを明文化したにすぎません。リチャード・A・ヴェルナーの「円の支配者」なる本がありましたが、あれは財務省プロパガンダ本です。日銀総裁は日銀生え抜きが相応しいのです。金融政策にテクニカル的に精通しているだけでなくて、物価安定を目指して金利上げをテーゼとして、財務省とつばぜり合いするには日銀プロパーしか日銀総裁適任者はいませ〜ん。特にアメリカの傀儡と化した財務省に金融政策をいじらせてはなりません。コール市場金利をほぼゼロ%に引き下げたままというのは、膨大な国債・地方債の償還利払いによって財政破綻顕在化を先延ばしにしようとする財務省独自の強い意志でもあります。
 本当は日本国内の需要を喚起するためには、民間資金需要を満たすことを優先した金融・財政政策が求められるのですが、日銀マネーはアメリカへ、民間マネーは公債へと行ってしまい、一体全体誰の為に「カネ」が鳴るのか訳のわからない状態になっています。そうこうしているうちに、グローバリゼーションの津波も押し寄せてきて、ニホンにおいては膨大な貧困階層の形成と、自殺者3万・自殺未遂者30万・精神疾患300万の人的破綻国家になりつつあります。

○迫りくる中東大戦争の危機 -ドル資産売却で防戦しよう!-
 イランの石油輸出はすでにユーロ75%、円25%、ドルはゼロとなっているようです。ベネズエラの国営石油会社PDVSAが一部契約をこれまでのドル建てからユーロ建てにすることを決定したそうです。イラク戦争フセイン政権が原油をユーロ建てにしたから、という話しです。ドル基軸通貨体制と米帝軍事力は覇権の両輪を成していますので、ドルを護るためには主権国家を蹂躙することなんざぁ、アメ帝にとっては朝飯前です。ですが、ランプ亭で朝飯食べるのと、軍事侵略は等価ではありませんので、どうしたもんかアメ帝さんと、疑義を挟むことになります。しかも、既に十八番となった、グアンタナモ水攻め拷問禁止法に対してブッシュ大統領は拒否権を発動しました。(´ヘ`;)ハァ
 藤原直哉氏はペルシャ湾への軍事物資搬入がピークを迎える3月から4月にイラン戦争開戦の可能性が高いと指摘しています。
 どうしようもないですね。アメ帝につけるドラッグはありません。この際、ドル資産売却で行っとくぅ?
何しろ、ワイン飲みながら副官タランにデスラー砲を用意させて照準見ながら打つべしみたいな手軽さで、ポちっとマウスをクリックするだけで資産を動かせるんでしょう?今時は。私は貧乏人なので解りません。金持ちの人がんがって!

中東大戦争とドル崩壊の同期
http://www.tanakanews.com/080304dollar.htm
ベネズエラ、一部契約をユーロ建てに=国営石油会社総裁インタビュー
http://news.livedoor.com/article/detail/3555756/
“8000円割れ”の500GバイトHDDに「下げすぎじゃない?」の声
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=434481&media_id=38