出会い系は「出会えない」サイト詐欺-これが本当のサクラ大戦-

Takaon2008-04-14

○出会い系サイトというのがありますが、出会えない仕組みです。
 出会い系サイトというのがあるそうです。私はアクセスしたことありません。AUの公式のもあるそうです。そういうのは普通に運営しているようです。しかし、アングラ業者の「出会い系サイト」は「出会えないサイト」詐欺です。
 まぁ、出会えないから安全だという見方も出来ますが、そもそも相手女性だと思ってアクセスしていても、実は相手は男だったというなら、あからさまは詐欺行為でしょう。
 実際に「出会い系」のサクラをやっていた人から操作画面を見せてもらったことがあります。キャラクターについて性格などが記載してあって、そのキャラクターごとにメールを演じわけるそうです。250人の相手とやりとりしていたそうです。ただ、そうやって「サクラを演じつづけると」あたり前ですが、精神的に失調してきますので、そう長くは勤務しつづけるのは難しいそうです
 「サクラ」でも女性の人もいるわけで、引き伸ばしながらも直接会うような方へ話しを持っていって、約束をすっぽかして突然関係をブッチする「猛者」もいたそうです。

○まぁ、出会い系サイトのサクラは詐欺行為で詐欺
 仮想人格でネットを漂うのは楽しいのかもしれませんが、結局は自分を自分で社会的に追い込むことになります。また、不正な経済行為に荷担することにもなります。そして、出会い系サイトのアクセスしてくる人達に対して詐欺行為を働いているわけです。出会い系サイトでは「一月で100万円」も使うユーザーもいるそうです。そうしますと、詐欺行為で搾取され経済的に追い込まれるユーザーと不正な手段で金儲けしてウハウハの業者と詐欺行為の片棒担ぎで甘い汁を覚えてしまった労働者と、皆でお手繋いで自堕落な奈落の底へと落ちていく構図が成立してしまっています。
 これが本当の「サクラ大戦」です〜、って冗談ですまされる問題でもないと思います。業者の所在地は新宿や渋谷が多いようです。
 2ちゃんねるmixiにもサクラがいますね。いろんな誘導するサクラが。気をつけましょう。

    • 以下アクセスジャーナルから転載--

http://www.mynewsjapan.com/reports/371
「出会い系」のサクラを集める求人広告の嘘 ニート量産の温床にも
川村修 13:58 06/19 2006  
たいへん楽しそうな職場。
 私は出会い系サイト大手の1社で、最近まで1年半ほど「サクラ」をやっていました。女性のフリをして、ひたすら男性からのメールに返信するバイトです。当初そのつもりはなかったのですが、求人広告に騙されたのがきっかけ。周りには、この仕事にはまっていく人が沢山いるのですが、彼らは将来のニート予備軍になりますから、この広告には疑問を感じています。
【Digest】
◇サクラの8割が男
◇5つのキャラを並行して操る
◇サクラの返信が95%超
◇地理に詳しくなる
◇学がなくても活躍できる
◇漫喫・着メロ・エログ・ヨガ…
◇「オレにとっては天職だ!」
 私がこの仕事を始めたきっかけは、ネット上の人材募集サイトでした。探したのは2年ほど前になりますが、確か「Find Job」(現ミクシィが運営)でした。他にも似たような広告を各社が載せていて、それは今でも変わっていません。
 実際の広告は、例えば「アルバイトJAPAN」「バイトルドットコム」「ワークゲート」「Q−JiN」などです。紙媒体では、フリーペーパーの「パド」「ティンクル」「クリエイト」などが、同じ広告を掲載しています。「タウンワーク」(リクルート)にも以前は載っていましたが、最近は厳しくチェックしているようで、見かけません。
 求人を出す際の企業名はコロコロ変えていくし、一社で10くらいのサイトを運営するのも当り前。元締めの大手企業として有名なのは、「スタービーチ」「D.W.」「マッチファインダー」「ピュアアイ」などです。私が働いていたのも、このなかの1社で、規模では、業界で3本の指に入る大手でした。

職種は「データ入力」「キーパンチャー」となっているが…
 広告の典型例が、これら(右上下)です。
 「データ入力」「未経験歓迎」「服装髪型自由」「やる気」「高収入」といったものがキーワードで、一見、夢のような仕事に見える。自分は以前に自己流でプログラミング的な仕事をしていて、データ入力の仕事をしながらもっとプログラムを学びたかったし、昼間のバンド活動とも両立できるので、最適だと思ったのです。実際、音楽や演劇関係者は周りに多かった。
 でも、よくよく考えてみると、本物のデータ入力の仕事なら「エクセル」や「ワード」といったスキルは必須のはずだし、なぜデータ入力をわざわざ深夜にやる必要があるのか、なぜこんなに時給が高いのかも不自然なので、分かる人には、すぐに分かる。でも最初は、疑問にも思いませんでした。
 しかも、採用面接も、仕事場ではない小さい部屋で行われて、あまり仕事内容の説明はない。データ入力の中身について聞くと、「お客さんからメールが来るので、返信する仕事ですよ」と言われる。会社自体も、都内の普通のオフィスビルの3フロアを借りていて「意外にデカい会社だな」と思うほどで、まったく怪しくないのです。

◇サクラの8割が男
 だから、私も含め、バイトは皆、初日に実態を知って驚くんです。まず、仕事場に案内されると、大部屋にパソコンが200台近くも並べてあり、圧倒されます。ヒップホップ系などイマドキのBGMが流れ、カタカタカタカタ…とキーボードを打つ音が響く。男女比は、おおよそ8:2で男性が圧倒的に多く、年齢は20代前半が多い。あまり若すぎても話が合わずにマズいようなのです。
 自分は深夜シフトで、パソコンに向かっているのは常時30〜50人ほどでした。もちろん茶髪の人も普通にいて服装は自由です。“データ入力”のはずの仕事内容は、実際には「出会い系専門のメールオペレーター」ということが分かり、客(男性)からのメールに、ひたすら返信をし続ける。それを知って、初日の休憩時間中にいなくなった人もいますし、1日で辞めた人も、かなり知っています。1〜2ヶ月で辞める人も多いから人の出入りは激しい。
 最初は時給1,200円からで、夜のシフトは22時〜翌朝8時まで。1晩で最低12,000円稼げます。休憩は1時間ごとに5分です。返信が早い人や長く続けられる人は、時給1,600円くらいで働いています。時給はノルマの達成度などでも変動しますが、業界では「稼げる人材には時給2500円出す」と言われています。
 最低限のノルマがあり、例えば22〜23時のピークの時間帯では1時間に40通くらいくるので、1人で30通の返信をしないと時給を減らされたりします。キャンペーン期間中は、目標の返信数を達成すると追加ボーナスが1万円出たりもする。メールオペレーターの組織内で、担当サイトごとに5人ずつ配置して競争させ報酬にリンクさせるなど、管理も巧みです。
 こうした成果主義が導入されているのは、お客さんが、返信メールを1通読むと200円(=20ポイント)払う、といった仕組みだからです。支払い方法はいろいろあり、「ビットキャッシュ」などコンビニで支払うプリペイド方式や、銀行振込み、クレジットカードなど。写真を見るにもカネがかかるし、とにかく従量制ですから、いかにメールのやりとり数を増やすかが、会社にとって儲かるカギとなります。

◇5つのキャラを並行して操る
 そのためのマニュアル類もしっかりしています。トラフィックを増やすためには、余計なことは書かない、顔文字や絵文字を使う、情に訴える…。一般登録の女性はそっけないのが普通で、お客が「会おう」と言っても「いや」で終わってしまう。だから、サクラの男性がいないと成り立たない商売なんです。男の気持ちが分かるから、優しいメールを送れる。それで盛り上がっていく。
 返信用のテンプレートも用意されています。たとえば、一度待ち合わせて会わないで、「昨日はゴメン、家庭の事情で、誰かが倒れて」とか。自分で仮想のストーリーをどんどん作り上げてなり切る。このあたりは「オレオレ詐欺」集団と同じで、メール上での演技力がモノをいう。
 だいたい、1人で5つくらいのキャラを並行して操ります。それぞれ名前と年齢と写真を登録する。病気がちの設定にしたり、怖がりでウブな女の子に設定したり。お客が出会い系サイトでメールを送ると、ウラでは掲示板みたいになっていて、こちらからは、話の流れを画面上で一覧できるから、それを見ながら、口調も、キャラによって合わせます。
 ロールプレイの力、話の流れを読む力は身につく。何手も先を読まないと、会話が終わってしまいますから。だんだん「ここでこれだけ(トラフィックを)稼げるな」というのが分かってきます。
 お客は、ひきこもりがちな人が多い。人生相談みたいなメールも来ます。「会社で嫌なことがあって」「自分はダメな男だ」とか。そういうのには、「そんなことないよ」といった慰めのメールを送ると、トラフィックを稼げます。メールだからこそ本心をぶつけられるようで、向こうもホントのことを言ってくる。
 メールが奥さんにバレて、「もうウチのダンナにはメールしないで下さい。どういうつもりですか?」といったメールが来たこともあります。それがきっかけで離婚してしまったこともあって、そういうときは、さすがに罪悪感を感じました。

◇サクラの返信が95%超
 出会い系といっても、実際にサクラでない一般の女性と出会える比率は....

    • 転載終わり--

出会えない系サイト―出会い系サイトのあの手この手
http://books.livedoor.com/item4289000088.html
「青少年ネット規制法」成立はほぼ確実 その背景と問題点
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=456130&media_id=32