どう備える?新関東大震災-荒川墨田川・多摩川は渡れない?-


○もう幾つ寝ると新関東大震災
1923年2月 カムチャッカ地震-M8.5
1923年3月24日 四川地震-M7.3
1923年5月〜6月 茨城県群発地震
1923年9月11日 関東大震災-M7.9

2006年4月23日 カムチャッカ地震-M7.9
2008年5月8日 茨城県地震-M7.0
2008年5月12日 四川地震-M7.8 New!
2008年X月X日 新関東大震災?

というスケジュールのようです。
1月は冷却により、6月は降水により、9月は膨張により地震が起きやすいそうです。直下型地震の場合は、地盤にストレスがかかる季節は要注意ということでしょうか。
関東大震災前の1923年3月24日にも四川省でM7.3の大地震が起こり、約4800人が死亡しているそうです。
関東大震災等で発生した前兆現象
http://www.eleshow.com/namazu/zenchou.html

3.1 関東大地震(日本史上最大の震災を招いた地震
http://www5d.biglobe.ne.jp/~kabataf/kantoujisin.htm#焼失地域

○逃げる方角は限られています。
 藤原直哉氏によると、荒川墨田川・多摩川は橋の倒壊や大混乱で渡れない公算が強いそうです。そうなりますと、青梅街道・目白通り・川越街道方向しか逃げれません。火が回る前に環七と環八の住宅密集地を抜けないと行けませんが、目白通り谷原交差点付近にはガスタンクがあります。LNGタンク爆発の威力について「LNG一万キロリットルが漏出して、蒸気雲爆発からファイアボールとなった場合、直径900メートルで一分半にわたり燃え続け、半径7キロメートル以内の人間は火傷を負い、5キロメートル以内では、人間は重度の火傷を負い、草木が発火し、木造家屋が全焼してしまうことになる。」だそうです。ですから、谷原交差点も避けなければなりません。
LNGテロの危険性
http://www.mri-security.jp/wiki.cgi?page=2006.10.17+LNG%A5%C6%A5%ED%A4%CE%B4%ED%B8%B1%C0%AD
日本におけるLNGの現状と諸問題
http://blog.livedoor.jp/lngdata/archives/2005-11.html
谷原ガスタンク 巨大なガスタンク6機
http://www.kanshin.com/keyword/199490
 仮に私が東京湾北部直下型大地震発生時に高田馬場に居たとしますと、ふじみ野へ帰るには川越街道経由しか道がないと想定されます。幸いに大きな川を渡らずに帰れますから良い方かもしれません。しかし、都心に居て荒川墨田川・多摩川渡る必要がある人は一旦、火災を避けつつ青梅街道か川越街道経由で環八から外側へ大きく出てから渡河して帰宅しなくてはなりません。藤原氏は帰宅に1週間・出社に1週間かかり、2週間不在の会社は存続が危ういと指摘しています。

1923年の地震発生状況
http://www1.odn.ne.jp/cam22440/060205m.htm
http://www5c.biglobe.ne.jp/~yuugi/news/200805b.htm
http://www.keiryu-bousai.jp/d2/m21/211chokkagata_BIG.gif

○うんこ問題
 地震発生後最も必要なのは水だそうです。飲み水もさる事ながら、水洗トイレでうんこを流す水が不足するわけです。阪神淡路大震災は真冬に起きましたから、公衆トイレにうんこがピラミッド状態に積み上がっても、夏場ほどは問題が起きませんでしたが、新関東大震災が夏場に来たら目も当てられません。
 一説には震災の直接の死者6000人とは別に、数千人の人達(主に女性)がエコノミークラス症候群で死んだと言われています。
 うんこが流せないのでトイレに行けない→トイレに行かなくて済むように水類を摂らない→血栓が詰まって死亡。という事が多発したそうです。
エコノミークラス症候群
http://www.naoru.com/ekonomi-.htm
 男は立ちしょんべんでも野糞でも出来ますが、女性はそうはいかないようです。
インテリよ、サバイバーたれ?
http://www.asyura2.com/07/jisin15/msg/252.html
「神戸ではトイレを使う順番を待つ列の中で、もらしたりする子供達を皮切りとして、次に高齢者、男達が続いてトイレの周りは糞まみれになりました。トイレの中は更に地獄。糞をしっかりと踏みつけながらするしかない。その臭いたるや呼吸出来ないほど。それでもその中に入ってするしかないのは女性達でした。」

○東京一極集中と高層建築物が人類史上最大の悲劇を産むでしょう。
 元経済企画庁長官を努めた堺屋太一氏は、日本は統制経済の側面が強く、出版・放送から始ってありとあらゆる産業を東京中心にしてしまった事について警告を発しています。当の堺屋太一氏が千代田区一番町に住んでいるのは皮肉と言えます(^-^;
 都道府県を跨ぐ出版物は東京で認可を受けないといけないそうですし、戦後数少ない大阪優勢だった繊維産業の団体も東京に「強制移転」させられたそうです。東京は貪欲に地方の若者を集め、立法も行政もインフラも集積し続けてきました。
 また、戦前には数えるほどしかなかった高層建築物が数多く立ち並んでおります。地震による長期波動が超高層建築物に与える影響は最近になって研究が進んだ分野です。大地震の際には建築時には想定していなかった甚大な被害が発生することが想定されます。湾岸部には化学プラントが使用する危険物のタンクや巨大LGPタンクが立ち並んでおります。地震の際には貯蔵している液体が揺さぶられて天蓋を破壊し、火災に到る事例が過去にもあったそうです。しかし、新潟地震や釧路地震で起きた貯蔵タンクの火災は1箇所だけした。貯蔵タンクの密集地域で複数箇所の火災が起きたら手の付けようがないと言われています。
 地元、ふじみ野市の隣の富士見市でも30階を超えるマンションが2棟も建築されました。こんな地方都市には似つかわしくない高さです。私は半分の高さのマンションを4棟建てれば良いと思うのです。正に地震による洗礼を待っているとしか思えません。
 遠からず大震災によって東京一極集中と高層建築物が人類史上最大の悲劇を産むことになるのかもしれません。

地球温暖化を加速させる原子力発電所は即時全廃すべきだ!
http://wanwanlapper.seesaa.net/article/52322075.html
四川大地震任天堂現地法人も追悼バナー/ゲーム業界の取り組みも様々
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=494857&media_id=47