黒き御霊は迷い子を、業火の縁に誘いたもう。

1.もはや、5シーベルトや10シーベルトがあたり前の状態

    • 転載開始--

【8月1日・日経】福島原発で10シーベルト以上の放射線量 過去最大
 東京電力は1日、福島第1原子力発電所で、毎時10シーベルト以上の放射線量を計測したと発表した。計測したのは1〜2号機主排気筒の地面近くにある屋外配管の表面で、これまでに同原発で計測した放射線量では最大となる。事故発生直後に格納容器から排気(ベント)した際に、放射性物質が漏れて配管に付着した可能性があるという。
 同日午後2時半に作業員ががれき撤去作業後に発見し、棒の先に計測機を取り付けて測った。10シーベルトは計測機で測れる上限で、これ以上を測れる計測機は同原発に無いため正確な数値はわからないという。東電は配管の周囲を立ち入り禁止としたうえで、今後鉄板などで遮蔽するとしている。

    • 転載終わり--

測定器上限超えの10シーベルトを記録。ここで既に末期的な状況が想起され、嫌な予感がした。

2.「福島第一原発敷地内で地割れ、黒い蒸気噴出」
【8月1日・twitter
福島第一原発の敷地。敷地内の土地のあちらこちらにヒビ割れが生じていて、そこから高温のどす黒い湯気が噴き出しているそうです。http://p.tl/L8P5

    • 転載終わり--

 内部関係者管理職が情報源だとされている。
ふくいちライブカメラで閃光と白煙が記録されている。関連があるのだろうか。

木下黄太氏のブログによるとhttp://p.tl/8iNH
「敷地内に​ある地割れから水蒸気が噴出。周りが真っ白になり、作業員が一時退避した。地下で反応しているようだ。風向きでそちらの線量に注意して」​。作業員から自分の知人へ心配して伝えている文脈です。僕としては、この情報の精査を続けていましたが、ようやく、政府内の情報源より「構内の​地面から水蒸気が出ているとは聞いていて懸念している」との話があ​りました。完全な原因は不明ですが、作業員の情報と中身がかぶりましたので、この情報を公にしました。元々の作業員情報には、格納容器に近い場所で、何箇所か地割れがあって、そこから水蒸気が吹き出てくる状態が、恒常的ではないのですが、おきているということも伝わってきています。さらに、10,000ミリシーベルトの箇所も東電の発表と違い、六ヶ所もあるということも伝えてきています。

    • 転載終わり--

3.再爆発はあるのか?
 東京電力は6月29日、福島第一原子力発電所1号機の取水口付近で今月4日朝に採取した海水から、放射性物質テルル129m」を初めて検出したと発表した。 これによりメルトアウトの可能性が高くなった。蒸気が吹き出しているのも1号機なので符号する。内部が高温の核燃料が地下水と接触した際に爆発すると警告する者もいるが、私には解らない。

4.3号機爆発で既に命運は決している
 2011年3月14日午前11時1分に冷却作業中だった3号機の建屋が爆発し、300mの高さに「きのこ雲」が吹き上がった。ここですでに命運は決している。3号機燃料プール中身は爆発で吹き飛んでしまったと指摘する者もいる。後に内部映像が公開されたが、内部はめちゃめちゃに破損しており、燃料棒を出し入れするための取っ手が1つしか映っていなかった。
 ウクライナベラルーシチェルノブイリ事故後の人口動傾が目安になるだろう。最近死者が多い。しかも、比較的若い人達も死んでいる。住環境や経済変動による心因的な物が強く作用していると考えられるが、放射能による影響が無いとは言い切れない。晩発性の疾病が時間の経過と共に増え、死者が増加する傾向はますます強まるだろう。

5.未だに予断を許さない状況
 とどのつまりは避難するべきか否か?という点に尽きる。人それぞれ住んでいる場所も経済的な関係の深さも異なるだろう。東電から収束へのタイムテーブルが提示されていても、全くあてにはならないのは確かだ。
 逃げるに際しては「東電への賠償」を前提に必要な書証を確保しておこう。

(参考)
福島第一原発敷地内で「地割れ、水蒸気が噴出している」情報。再爆発の懸念も。http://p.tl/8iNH
福島第一原発敷地内で地割れ、黒い蒸気噴出」 −低気温のエクスタシーbyはなゆーもう絶対に収束は無理だ
http://p.tl/llz3
「東電に賠償させる方法教えます」弁護士が説明会 http://p.tl/Kcr6