不正選挙の存在を考える。

 結論から言えば、不正選挙と思われる事象が幾つか有り、疑わしいが「確たる証拠は存在しない」ので断定はできない、という所だろう。

 いわゆる、桝添獲得票=猪瀬獲得票×0・48倍問題というのがある。奥多摩などの一部を除く選挙区で、東京都都知事選挙の得票数が、桝添獲得票=猪瀬獲得票×0・48%の近似値に収まった。確率的には低い事例なので、何か票の操作があるのではないかとの疑念を産んでいる。

(参考)
元外務省国際情報局局長 孫崎享氏 舛添偽知事の不正選挙を暴露/お客様の声 千代田区にお住まいの安倍さん
http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/772.html
孫崎享のつぶやき
東京都知事選、桝添獲得票=猪瀬獲得票×0・48倍をもう一度考えてみよう
http://ch.nicovideo.jp/magosaki/blomaga/ar478159


 綺麗に数値が揃っているのは、陸山会事件で強制起訴議決を行った「第五検察審査会」審査員の年齢が、一回目と二回目で同じだった件を想起する。

『「34.27歳」という平均年齢は、小沢氏に1回目の起訴相当の議決を下した審査員11人の平均年齢「34.27歳」とまったく同じなのである。なお、検察審査会は、1回目と2回目の議決で審査員の全員を入れかえたと発表している。いったい、この確率は何パーセントなのか。もはや計算する気もおこらないほどだ。』
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2010/10/post_677.html

 司令塔の人物が「0.48倍にしとけや」と指示を下して、そのまんま、馬鹿正直に数値をいじくった可能性がある。しかし、確たる証拠はない。


<不正選挙疑惑を調べてみた> 選挙開票・企業株式会社ムサシにまつわる事実
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2682.html

『このような票読み機は票が詰まったり、崩れた字を読めないという問題があるため、不正選挙とか抜きに、個人的には使うべきではないと考えています。特に字の書き方は人によってかなり違うので、機会で票を数えてしまうと、無駄に多くの無効票が発生してしまう可能性もあるのです。』
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-1740.html

『集計ソフトで算出される得票数と実際の500票ごとの各候補者別、各政党別の数とが一致しているかどうかはだれもチェックしていないのである。
この部分だけは「誰もチェックしていない」というのは、選管に確認した。
集計ソフトに工作をすれば、偽りの選挙結果を演出できるわけです』
http://blog.nihon-syakai.net/blog/2014/02/002696.html

 人が見ても判読が難しい字を書く人がいるのに、機械で票読みすれば無効票が増える。実際に中野区で選挙立会人を務めて、少し無効票をチェックしただけで、谷亮子さんの票を数票見つけたとの証言がある。

 集計ソフトでインチキされたら、お手上げである。再集計は基本的認められていないようである。

 また、選管が郵送してくる投票葉書がなくても投票できるのも問題である。名前だけのチェックしかしていない。その名前の人が実在するか確認するだけで投票できる。だから、投票に行かない人の成り代わりは簡単である。

 また、期日前投票は禁止すべきである。不正の温床となりかねない。

仙波さんが話された竹原市長リコール投票の際に阿久根選挙管理委員会が[期日前投票の不正操作]をして竹原市長を落選させた疑惑の話
http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/71def05480627922de340aa0a260556d

 期日前投票の箱など3箇所に鍵をかけるが、全部同じ鍵である。白票を盗むか偽造されれば、投票し放題である。
 実際、同じ筆記の票が連続して出てきて、それを問題視した動画がある。

福生市開票立会での実況音声 1/4妨害工作済み
http://www.youtube.com/watch?v=QJso7z55pbs
不正選挙のカラク
http://www.youtube.com/watch?v=7l_eXDQbep0

 しかし、どれも確定的な証拠は存在ない。
もっとも、CIAが日本のみならず、あらゆる国に介入をおこなっている中で、日本の選挙だけ一切影響を受けていないとも考え難い。CIAはアジア各国の選挙に介入していると噂される。

 また、国内の事情がある。裏金がない行政組織は存在しないと言われる程に腐敗しており、「霞ヶ関の改革」なんて言おうものなら、それこそ【地球が割れんばかりの驚天動地に陥る】人々が山ほどいるのも確かである。霞ヶ関が主導する漸増主義の成れの果ては国家財政破綻であり、金融緩和による通貨価値喪失が待っているのだ。
 仮に不正選挙が存在するのであれば、そこを突破口にして行政の腐敗を暴く端緒になるかもしれない。
 ウクライナへ行って情勢を取材していた、フリージャーナリストの田中龍作氏は日本こそ「(海外の人たちによる)選挙監視団が必要である」と述べている。
 私も同じ思いである。


『』部分は引用