猿の列島

 理研の対応見てると、「理研文部科学省の出張所」になっているという指摘もあながち本当なのかもしれないと思える。責任追及されたら、トカゲの尻尾切って、組織防衛を優先する霞ヶ関のDNAが息づいている。米帝様の思惑が見え隠れした時点で御用媒体と理研文科省は研究者を切った。

 宗主であらせられる米帝様のご意思によって、プロジェクトXに象徴される「技術立国日本」を称揚するような事物はすべからく粛清される運命なのだ。優れた研究者を葬り、「ご満悦のニホン人」が充満している猿の列島ならではの結末なのだ。

 これこそは【日本版文化大革命】であり、オバマ主席に、米帝財閥党が領導するニホン民族によるニホン民族いじめ。今回も狙い通りうまくいってしまったので、次から次へと紅衛兵御用媒体が発する「重箱の隅をつつこう」の掛け声の元、有能な知識人がホイホイ葬られることになる。
 少なくとも研究者、特に女性の研究者は気力が失せたと思われる。ケアレスミスで、自宅にまでメディア・スクラムが仕掛けられ、全国規模で吊し上げられてしまうのであれば、苦労して研究する意味がない。報われないどころか、極悪人扱いされては堪らない。
 結果的に、日本の技術力は成長を削がれ、産業力も低迷する。厳しい国際競走に晒されている現代においては致命的である。致命的であるがゆえに、謀られ、それにニホン人が乗っかたのだろう。

 インドでは1943年ベンガル大飢饉で300万人が餓死した。日本軍のインパール作戦に対抗すべく、イギリス軍が糧秣を接収したのが原因だとされる。ベンガル飢饉は「遠い雷鳴」という映画となっている。遠い雷鳴とはインパール作戦を指し、日本軍の軍事行動が間接的に大飢饉を発生したことを暗示している。

 米帝様はアフガニスタンイラクに直接軍事介入を行い、リビア、シリア攻撃にも関与、次はウクライナで暴動を起こさせて政府を転覆させた。アメリカの遂行する帝国主義行動の軍資の一部は日本の供出金であり、日本が米帝様に貢げば貢ぐほど、世界では死者が発生し、苦しむ人が増えるのだ。一方の日本国内では餓死者が増加している。しかも、去年だけでも外為特会経由で5兆円も米帝様に貢いでいる。
 
 経済産業省原子力安全・保安院に電話した方のブログによると、
「日本が終わるということは、国民に説明する必要がない」
と返答されたそうだ。
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/0b459fce3006f59b12ea0368bfc27095
原発が低温停止できるという保証はない。もし冷温停止ができなかった場合には,日本は終わり。日本が終わるということは,国民に説明する必要がない。」
 政府のいうところの冷温停止とはいかなる事象を意味するのか分からないが、1・2・3号機圧力容器内核燃料は崩壊もしくは溶融しており、温度上昇が見られることから再臨界の発生が疑われる。現在の状態は冷温停止とは言わない。ホウ酸やヒドラジン投入で再臨界を抑えてはいるが、いつまた臨界するか分からない。空気中への放射能放出は比較的抑えられているが、海洋へは大量に漏洩していると推定される。
 NRC議事録によると、3号機プール「全部、飛び散った」そうだから、少なくとも東日本は居住に適さないと思われる。とすると、日本は半分は終わっている。
3号機プール「全部、飛び散った」 NRC議事録
http://ameblo.jp/takaomorimoto/entry-11822666427.html

 内部被曝について考えている人は少ない。自分の生き死にに関わる最大限注意を払うべき事象に無関心であるとは、個人レベルでは自らの意思で終わりを宣言しているのと同意義である。私はもっと生きたいし、病気になりたくない。病気になれば、経済的に死んでしまう。であるから、病気にならないようにしなければならない。
 食べ物には細心の注意を払っているが、食べ物を注意している人を殆ど見たことがない。放射能の危険性について触れようものなら、蛇蝎の如く忌み嫌われる。このままでは私は日本一の嫌われ者になってしまうので、最近は自粛している。

 肥田舜太郎医師は内部被曝に関する著作や研究経験があるにも関わらず「福島のエートス」運動には賛成のようだ。翻訳家で、肥田先生に献身的に尽くした竹野内真理さんが、「福島のエートス」に反対する趣旨のことを述べたら、肥田先生から猛烈な罵詈雑言の手紙が来たそうだ。

 竹野内真理氏が日本テレビ出身の木下黄太氏にコリン・コバヤシ氏の『国際原子力ロビーの犯罪』を勧めたら激怒されたそうだ。
http://takenouchimari.blogspot.jp/2014/02/blog-post.html
(参考)「木下黄太のネットカルト」を考えます
http://kinoshitacult.wordpress.com/

 結局、日本人で内部被曝について医学的知見から問題点を指摘している人は三田医院の三田茂医師や小野先生ぐらいしかいないのではなかろうか?ちなみに三田先生は、3月に小平市の病院を閉院して、東京から岡山へ移住することを決断されている。
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3574.html

 テレビが言うことだけを信じていれば病気になるか、死が待っているのであって、テレビを消して、ネットでぐぐって、必要な本をアマゾンなりで購入し精読し、自分で情報収集すなければ、根本的な解決には至らない。STAP細胞事件を見ても分かる通り、御用媒体は有意な人を葬る霞ヶ関公認の「内ゲバ団体」であって、テレビによって日本を立て直そうとする人たちは次々と放逐されていく運命にある。

 この詐術が通用するのは、ニホン人がお猿さん的に知的水準が低いからであって、放射能による影響でより一層の知的水準の低下が確実に見込めるので、ますます、詐術によって日本社会の衰退は加速していく。
 資産家は国外へ脱出している。国際的に活躍出来る人はこの「猿の列島」に早い所見切りをつけた方がより良い人生を歩めるだろう。