進撃の核燃団

1.人民ホイホイ核燃団
 原発に反対だという人は多いそうだが、被曝問題に対する意識は希薄な人が多い。被曝を避けなければ、病気になったり、死んだりするわけで、原発に反対するからには、被曝問題にも気をつけなければならない。
 ところが、核燃推進派は策を講じて「食べて応援」とかテレビドラマを通じたステルスマーケティングで押してくる。NHKをドラマ「あまちゃん」で寿司ブームがやってきて、みんな食べまくったようだが、今頃、ストロンチウム90の内部被曝で、骨折や白血病を誘発している人もいるのではないかと思われる。まさに信じるものは死に至るのであって、少しは考えて食生活を営まなければならない。
 膨大な放射能を抱える福島第一原発電源喪失により、自爆してしまった。放出された放射能が我々の体を蝕みつつ有る。「ネズミが殺鼠剤を作って撒いている」と揶揄される核燃である。放射線という見えない暴力を用いた内戦が遂行されている。敵が外に居るとは限らないのだ。
 集団的自衛権がどうのというのは、確かに大問題だが、現在進行形で被曝しまくっている、推計4700万人の健康被害についてのほうが、比べ物にならないほど喫緊で重要な課題ではなかろうか?なんか、恒例の「あっち向いてホイ」をやられているような気がしてならない。


2.樺山都議会議員がポリ袋かぶって自殺
 2011年7月1日、東京都葛飾区選出の自民党都議会議員、樺山氏が自殺した。“ポリ袋の端を粘着テープでぐるぐる巻きにしていた”と云う異様な状態で発見された。樺山都議はブログで放射線量測定結果を発表していたとされる。暗殺以外の何ものでもない。

都議会議員 樺山氏の突然の死 自殺と判断されたが憶測を呼んでいる
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/9f6a2d84260fbfc8458cd91530b59322
ブログで放射線量測定結果を発表していた都議が不自然な自殺
http://www.asyura2.com/11/genpatu13/msg/630.html

原発村」という名称が、実態に合っていない。「村」というと、ムーミン谷とかペンギン村みたいな、牧歌的な雰囲気を思い浮かべる。どう考えてもマフィアの類いであって、原発労働者でも高い被曝をする作業員はヤクザが調達するのだから、マフィアそのものである。であるから、核燃団と呼称した方が良い。

3.On Your Mark封じのASKA逮捕
 ASKA覚醒剤疑惑が週刊文春で報じられた頃、スポーツ紙では「すでにシャブ断ちしており、立件は無理」とも報じられた。常習性が高いとはいえ、声高に報じられて、そのまま対策しないというのは考え難い。
ASKA逮捕の目的は原発事故を描いた宮崎作品の阻止
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/7690341.html

 かねてから阿修羅で反原発が主旨である「On Your Mark」について紹介されており、主題歌を歌っているのがCHAGE and ASKAであったので、文春報道の時に「核燃団に狙われているな」と感じた。だが、なぜこのタイミグで逮捕?と訝しがると、どうやら、宮崎アニメのBlue-ray Boxに「On Your Mark」が収録されるのを阻止するためだったようだ。

 宮崎監督の「長編アニメからの引退会見」では、身の回りに圧力があるような事を匂わせている。戦争や憲法に関する発言時には「(宮崎氏が)刺されないように、宮崎・高畑・鈴木(プロデューサー)の3者が各々が表明することにした」と述べている。
 引退会見時以前には、すでに文春でASKAの報道がされていた。何か身に迫る物を感じて引退宣言をしたような会見内容だった。
 宮崎アニメ各作品、入念なマスタリング加工を行っており、Blue-ray Boxの発売を前倒しするのは難しかったのであろう。ASKA逮捕で「On Your Mark」が収録されなかったのは残念だ。

4.ピカハウス
 当地ふじみ野市は汚染瓦礫焼却は逃れたが、
「2012年1月30日埼玉県は東日本大震災により岩手県内で生じたがれきの一部を県内で受け入れて処理すると表明した。 県によると、受け入れるのは 岩手・野田村周辺の「木くず」で、放射性セシウムの濃度が一キログラムあたり100ベクレル以下のものとしていて、 12年度からの2年間で計5万トンの受け入れを予定している。このうち、4万トンについては、熊谷市横瀬町にある民間の工場で、セメントの製造 に利用することが検討されている。」
結局、熊谷市横瀬町日高市のセメント工場が焼却灰を引き受けたようである。
さしずめ「燃やして応援」「混ぜて応援」である。

汚染がれきを目の前で匂いをかぎ、放射性物質を大量に吸い込んだ、埼玉県日高市の市長、大沢幸夫市長(73)が27日に心肺停止状態で倒れ、同市内の埼玉医大国際医療センターで死去した。
http://www.asyura2.com/12/genpatu22/msg/491.html

汚染がれきの焼却灰をコンクリートに混ぜなければ、入札から締め出し(国交省
http://blog.goo.ne.jp/wans01/e/2c5d6d06f2d743a6365853380bb69e50
汚染がれきの焼却灰をコンクリに混ぜなければ入札から締め出すぞ!!!

 ということで、今時公共事業に納入しないコンクリ屋なんてあるのか分からないが、普通に家を建てるとかなりの確率で「ピカハウス」が出来る、ということになる。ドイツに建築意匠にも強い影響を及ぼしたバウハウスという学校がある。日本の場合はバウハウスならぬ、ピカハウスが建築のトレンドと言えようか。

5.ピ・カー
レーシングドライバー山路慎一氏、50才の若さで逝去
http://ameblo.jp/yamajis1/entry-11859593885.html
原発問題には無縁な方だったようだが、最後のブログ更新は悟ったかのように、「司法が初めて原発再稼動を否定した。」と記述した。浜岡原発大飯原発との勘違いだと思われる。 私はレースの事は疎いのだが、山路氏は著名なレーサーで、茂原在住、白血病?で闘病中だったと聞いた。

 クリス・バズビー博士は福島の車のエンジン用エアフィルターを調査して、チェルノブイリの時の300倍に達する汚染濃度だったと報告している。どの程度走行したかにもよるので、一概に汚染度を推し量れるとも思えないが、福島第一原発事故重篤さを物語る。
 で、気になったのが車の汚染である。超高濃度に汚染され、放射化している車が走り回っていると言われている。
殺人軽トラ が となりに 〜 福島県いわき市小名浜の実態
http://onodekita.sblo.jp/article/47643385.html

 私が車検場にいってみた限りにおいても、整備士は誰もマスクをしていない。一方、車検場検査官は全員マスクをしている。
 自動車修理工場でマスクをしている人を見たこと無い。フィルターやオイル交換やタイヤや下回りの整備では、注意しないと放射能を吸い込んでしまう。何も対策を講じている様子がない。最初に高圧洗浄機で吹き流せば幾分安全かとは思われる。私は洗車場にいったら、必ず下回りも洗浄する。タイヤやタイヤハウスも洗ったほうが良いだろう。

 東北自動車道常磐自動車道を走ったら、もれなく放射能汚染される。関東圏の高速道路も放射能の大河となっているという人もいる。外環で溝にたまった泥をすくって掃除している人達を見かけたが、誰もマスクをしていなかった。高速道路こそ放射能汚染が激しいと思われる。
 中古車のみならず、新車でもロシアで放射能検査で弾かれる車両が出ている。もはや、東日本の車両は程度の差はあれ、「ピ・カー」となっている。

…GTシリーズなどで活躍
http://www.kurumaerabi.com/news/info/93690/
山路慎一の説教部屋
http://ameblo.jp/yamajis1/
タケヤリ山路こと山路慎一さん死去。死因は闘病中だった病気か。 元暴走族のレーシングドライバー。お悔やみの声
http://blog.livedoor.jp/ninji/archives/38322141.html

6.即時脱原発だったみんなの党
 ミッチーJrはこのところ登院してないらしい。なんでまた、このタイミングでやられたの?って疑問に感じていたが、広瀬隆氏によると、311直後、即時脱原発を表明したのは「みんなの党」だけだったようだ。であるから、広瀬氏は仮に支持するのであれば社民党共産党ではなくて、「みんなの党」だと述べている。例によって霞ヶ関の一翼を担う社共は一言で言えば脱原発風味の政党なのである。
 なぜ、ミッチーJrが即時脱原発になったのかよくわからないが、環境問題熱心な政党というのが「みんなの党」の売りではあったようだ。

7.徳田毅議員の告発
衆議院議員(当時)徳田毅のブログより抜粋
http://ug-jaro.jugem.jp/?eid=1043
「十数人の人が10万cpmを超えガイガーカウンターが振り切れていたという。それは人から人へ二次被曝するほどの高い数値だ。」
 このブログ公開後、すぐに「トラの尾っぽを踏んだんじゃね?」って指摘があった。私もそのように感じた。
 徳洲会は数多の議員に献金していたが、御用が報じるのは脱原発系議員への献金ばかりだった。そこら辺もやられた原因ではあるのだろう。
 私は病院に行かないのでよく知らないのだが、徳洲会日本医師会とは別の医師集団?なので、被曝隠し上意下達命令が届きづらい独立系医師団体の存在を、核燃団から疎んじられたのではなかろうかと思われる。

8.広河隆一氏、相馬警察署に任意で事情を聞かれる。
 福島第一原発周辺に取材で立ち入ったことを理由に広河隆一氏が相馬警察署に複数回呼び出され、任意で事情を聞かれた。これも一種の弾圧だろう。チェルノブイリへの取材においては第一人者であり、DAYS JAPAN編集長である広河氏を象徴的人物として、核燃団が威圧目的で事情聴取を行ったと思われる。
 広河氏、怯むことなく、郡山や福島市の汚染状況をDAYS JAPAN 2014年6月号で報じた。

9.竹野内真里さん、福島県警から捜査を受ける。
 竹野内真里さんが、福島のエートス主催者から侮辱罪で刑事告訴され、警察と検察の捜査を受けた。これはさすがにヤヴァイと感じた。
 竹野内さんはフリージャーナリストで翻訳家である。どこかの組織に属しているわけでもない。
 核燃団が弾圧したと思われる、他の人々とは違い、竹野内さんは一般市民的な方である。そのような方を、わざわざ福島県から沖縄まで行って捜査するか?と。異様である。
 被曝に関する枢要な部分を紹介し、なおかつ、英語による海外への発信力が弾圧の対象となったのだろう。
 だが、私は統治機構及び核燃団は一線を越えて来たなと感じた。我々の将来を予見する出来事だとも感じた。

10.東電を調べていた警視と警部補が謎の自殺
「県警察本部の刑事部の幹部2人が先月28日と30日に福島市内と山形県内でそれぞれ自殺しているのが見つかり、いずれも仕事に関する悩みが書かれた遺書があった」
http://blog.goo.ne.jp/jp280/e/f2a1340fcb68c416ee968e75c5ad8abf 
捜査2課は除染の詐欺事案や東電の事件を担当していた。警視が自殺するなんてことはあり得ない。捜査担当者ではないからだ。
 警部補は警察施設内で首をつっている。名作『ポチの告白』になぞらえると、何やら恐ろしいものを感じる。


11.ワーワー教
 ネット工作員がワーワーうるさいので「ワーワー教」と名づけた人がいた。反原発でもワーワー言えば良いのである。世の中、悪いことも含めてお祭りである。今後、私の身に悪い出来事が次々と起こると思う。放射能禍、近親者死別、天災、事故・・・弾圧。それでも、ワーワー言うしかない。「下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり」というではないか、みんなでワーワー言って人生を終えれば良いのである。。