日本は20年も持つのか?

日本沈没まで20年
 投資家ジム・ロジャースは
「日本人は20年後に安倍政権の経済・金融政策の過ちについて、後悔するだろう」
と延べ

原発技術者の小倉志郎氏は
フクシマの事故を日本という船の土手っ腹に開いた穴とたとえ、豪華客船タイタニック号の沈没に要した時間と乗船者数、それと日本の人口を比較して、日本沈没までの時間を20年と予想している。

 だが、20年も持つのか?というのが私の率直な感想である。
放射能禍の影響を考えると、もっと早く沈没すると思われる。既に、鉄道事故や道路事故が多発しており、救急車はひっきりなしに走り回り、火葬場はどこも予約で一杯となっている。
放射脳なんて比喩もあるが、放射能は脳に打撃を与え、能力の低下や体のコントロール機能を低下させる。
 汚染地域4700万人のみならず、「食べて応援(被曝)」「瓦礫を燃やして応援(被曝)」「堆肥やコンクリートに混ぜて応援(被曝)」しているので、全国に放射能禍の影響が及ぶと思われる。

 経済的にも既に予兆が見られ、日本は貿易赤字のみならず、経常収支も赤字に転落し、なおかつ、対中貿易も赤字になった。
 ちなみに、中国も韓国も貿易黒字を確保している。
貿易立国日本は貿易ではむしろ赤字になっており、赤字が累積すれば、いつの日か外貨を稼がなくては輸入することも出来なくなる。

嫌韓反中本の氾濫
 書店で嫌韓反中が「平積み」されている。併せて御用系出版物がひな壇に並んでいるのを見てぶったまげた。
 入り口に百田尚樹の顔写真つきで「永遠の0」ポスターが貼ってある。一畳ぐらいはあるだろうか。だから書店には入れなくなってしまったのである。精神的に抵抗感を感じるので、入れないのである。それに私自身将来不安を感じており、支出を絞っているので、買うつもりがないのに書店に入るのも、書店にとっては迷惑だろうし、陳列に抗議の意味もあって入らない。
 本屋というのもは、この世から消えたことにしている。
で、嫌韓反中本なんか売れてないだろ?とか思っていたら、アマゾンランキングを見るとそれなりに売れているようだ。売れているから、大出版のみならず、中規模出版社も刊行数を増やしているそうだ。

 仮に、そういう本を読んで実利があるのか?ないだろう。判断を誤るだけだである。沈没する船に居合わせてしまった連中が、沈没の恐怖から逃れるために、念仏唱えているような状態なのだ。
 この国を根本的に立て直す、という気概が感じられないし、実際フクイチを抱えているので立て直しは無理ではある。

○ネットは2000年からあったのだが。
 私は元パソコン通信ユーザーだし、あやしい掲示板、あめぞう掲示板、2ちゃんねる掲示板も読んでいた。
 2ちゃんねる原子力板には書き込みもしていた。ところが、推進派の書き込みがものすごい。反対派へのHPへの非難も酷い。
 あれこれあって(略)、2ちゃんねるで人種差別書き込みが増えたのもあって、2ちゃんねるを批判的に見るようになった。これまたあれこれあって(略)、2ちゃんねる運営と直接対峙せざるを得なくなり、あれこれ運動や工作をしたりもしたが、私自身が詐欺師に騙されて、頓挫してしまった。
 そもそも、私自身がきちんと理論建てて批判ができていなかった。それでも、異議を唱えた意義はあったと思う。当時は2ちゃんねるへの批判はタブーだった。だから何?ということである。タブーがないのがインターネットなのに、最初にタブーがあるのかおかしいだろ、と思った。

 国学院の大学院とか日本文化研究所の連中と話しをしていて、連中が2ちゃんねるで能動的に人種差別や天皇制を批判する人を攻撃しているのがわかった。また、神道系の連中が本を出版するときは警察系の組織からカネが出る(1000万円とかいう額)事があったという話も聞いた。
 確かに直接統治は2ちゃんねるには書きこみしていないのかもしれないが、排外主義を煽るような連中を資金面で面倒みていることは事実である。

 ネットというツールを有用に使えていたか?となると私も含めて疑義がある。

○出版はどうなっているのか?
戦争前夜、本から考える
http://www.ustream.tv/recorded/54032459
↑を見た
確かに出版界、とくに書籍(単行本)が戦後の平和維持に果たしてきた役割は大きい。

で、数カ月前だが、週刊金曜日の表紙が安倍首相をおかしく描いているのがツィッターで話題になったので、アマゾン通販で買ってみた。
すると、冒頭の方の対談記事は微妙におざーさん叩きである。
それで編集委員宇都宮健児である。
おいおいおいおいおい、宇都宮健児陸山会事件で果たした役割を考えてみろと。
(略)
週刊金曜日の編集長に何か政治的意図があるのかないのか分からない。
だが、検察・司法・霞ヶ関が暴走した事に対して、「その後押し」するような紙面構成してるというのは、どーなっているのか?

あああああーカネの無駄だった。時間の無駄だった。出版におけるアタリショックである。あんな雑誌、表紙の図柄が面白いから買おうと持ち上げているツィッター民の民度もどうなのか?と疑問に感じた。

 まぁ、それでも探せば良書はある。「地雷」を踏まないようにして、自らの養分となるような本を探しださなければならない。今どきはネットがあるので、ネットで吟味してから本を買ってない。


ナチスの手法に学んでいる安倍政権
 麻生太郎大蔵大臣が、
ナチスの手法に学べ」
と言っているのだから、その通りなのだろう。
ネオナチ団体や在特会安倍内閣の大臣達が関係していることが報じられており、先日は田母神俊雄周辺の連中が経済産業省前の原発テント村を襲撃した。

 排外主義を煽り、扇動された連中を、統治に邪魔な勢力を潰すために「流用」するのである。ある意味、効率的ではある。

 これに対抗するのは、統治機構に関係している人物、(立候補者は公人)などに批判をする。それ以外は無視。また、国外に情報発信して、日本の惨状を伝える必要がある。

○また核燃事故は起きる
 私は元スイス大使村田光平氏の呼びかけの応じて浜岡原発にデモにいったり、自発的に六ケ所村の再処理工場を見に行ったこともある。
 今のところ全原発停止中なので、地震が来てもそれほど危険はないのだが、高速増殖炉もんじゅと六ケ所村再処理工場は地震が来たら危ない。
東海村再処理工場は閉鎖が決定)
 全原発停止状態を維持出来てもプルサーマル計画は驀進中であり、フルMOX大間原発を建設中である。これもMOX燃料と特性ゆえに甚大事故を起こす可能性は高い。
 ドイツは日本が15年後ぐらいに再び事故を起こすと予想している。時期は分からないが、日本が事故を起こす可能性は高いし、これを阻止できる可能性は低い。
 

○アイム非国民
 ふじみ野市にアイムふじみ野というのがあるのだが、私の場合はさしずめアイム非国民である。
 福一事故後、シニア応援隊?とかいうのが提唱されて、年配の人達が福一収束作業に自発的に行こうという運動が起きた。
 葉書が来たので登録したという人もいた。
おいおいおいおいおいおいおいおい、被曝について知識がないから、怖くないのかも知れないが、多少でもチェルノブイリ事故の経緯を知っていれば、

「どうやったら徴用を拒否できるのか」

考えるのが先決だろうと。
まぁ、その時は私は黙っていた。忠告しても利点はない。放っておけというのが信条である。
今となっては徴用拒否方法を真剣に考えている。

火垂るの墓の実写版で
「喘息のフリして徴兵忌避している青年」
が出てくる。(この部分は創作だろう)
それに主人公が反発するのだが、
私は徴兵忌避している青年はとても賢いと感じた。
「死んだらつまらん」
「戦争なんか布団かぶってやり過ごせ」
という主張に感銘を受けた。

米帝に隷属するしか能がない、こんな腐った統治のために死ぬことはない。
もうだめかもわからんね
「どーんといこうや」
のご時世だが、まずは自分が生き残ることを最優先事項とするべきである。