ハイブリッドカーはエコなのか?

ハイブリッドカーはエコなのか?

◯機構の複雑化や電池にかかる費用の問題
トヨタ プリウス 燃費記録 レギュラー 21.15km/L
http://minkara.carview.co.jp/car/toyota/prius/nenpi/
ホンダ フィットハイブリッド 21.08 km/L
http://e-nenpi.com/enenpi/carname/1466

ホンダ フィット 14〜16Km/L
http://e-nenpi.com/enenpi/carname/1227

燃費は一般のガソリン車と比べると上々である。

しかし、車体価格に差がある。
フィット比較で、
117万円 vs 151万円
ノーマル vs ハイブリッド
となる。

これ以外にも、電気回りが壊れた場合、事実上ディーラー以外で修理出来ない。
電気回りの修理は困難なので、町工場修理は難しいとは言える。
ひょっとしたら、ディーラーに持ちこんでも、ディーラー自体では修理できなくて、メーカーへ転送されるかもしれない。
また、国会でもハイブリッド車の修理工が足りないので育成が必要だとの答弁がなされている。

車重も80kg程度ハイブリッド車の方が重いようだ。
プリウスハイブリッドは更に+100kgとなる。
ハイブリッドといっても、トヨタとホンダで設計構造が違う。
常にエンジンが動くフィット、必要に応じてエンジンが動くプリウスということだ。
プリウスの方が電気駆動の比率が多いようだ。

機構は単純な方が良い。
単純な構造の方が、壊れにくく、修理もし易い。
また、ハイブリッド車には、電池の寿命の問題がある。
プリウスをメーカーで電池交換したら50万円取られたとの報告もある。
電池が劣化すると、電池のアシストが減って、単なる車重の重いガソリン車に近づいていく。
また、寒冷地では電池が性能を発揮せず、始動できないというトラブルもあるようだ。

電池にかける費用はベースメタル・レアメタル資源やエネルギー(人的エネルギーが投入)された結果である。
つまりエコとは言えない。

ガソリンの損耗を抑えるのなら、車に乗るのをできるだけ控えたほうが良い。


昔はリッター3kmとか4kmとかいう車がざらにあったが、今やリッター14-16kmである。
それが21kmになってもさほどエコではない。

車としての寿命は長ければ、その方がエコである。
同一車両を20年20万Km乗るのもエコに通ずる。
ハイブリッド車は車体寿命より確実に早く、電池寿命が来る。
交換すれば良いのだが、それは費用もエネルギーも必要とする。
311で被災して、プリウスは満タンで1000km走るので、遠隔地まで逃げるのに助かったという報告がある。
AT軽自動車は実燃費が悪く、ガソリンタンクも小さいので、山間の道路でガス欠で乗り捨てた車両がたくさんあったとも言われている。
ただ、携行缶を保有すれば回避出来る問題であり、防災目的にハイブリッド車を買うのはエコとは言えない。


◯電磁波被曝の問題
  G(ガウス)=磁束の単位面積あたりの密度。 

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(参考)ハイブリッドカーは電磁波が酷いのか?
http://minkara.carview.co.jp/userid/1978549/blog/33939201/ 
転載開始--
  初代のプリウスの電磁波を測定したところ、始動後、低周波が2.2〜8.5mGで、
  66〜355Hz前後に常時変調していた。

  2009年に発表されたトヨタの3代目新型プリウスはどうだろうか。

  ドライブモードでスタートする。ここで低周波が2.0mG前後に上昇する。
  スピードをあげていくにつれて低周波は上昇していき、一時に2.9〜5.1mGとなるがさらに
  上昇し、安定走行に入ると、10.5〜12.2mGまでになった。
  停止中でも低周波は11.0〜12.6mGという高い値で安定していた。
 
  それに対して、ガソリン車の電磁波はどうなのだろうか。
  あるレクサス車では5.1〜7.3mGで、177〜180Hz前後に変調していた。
  フォルクスワーゲンゴルフでは1.8〜2.4mGで、166〜230Hz前後の変調であった。

  では、人体への影響が高い低周波を発する、高圧送電線や変電所。

  これらは、50〜60Hzの電磁波を発生し、人体に影響を与える可能性が高いことは御周知の
  とおり。高圧送電線の直下で測定した電磁波の強さは、6.1mG。
  安全基準である2mG以下まで距離を取ろうと思えば、高圧電線から50〜60m離れる必要が
  あるというデータもある。
  
  あとは電子レンジなどの家電製品であるが、2mくらい離れれば人体に安全と言われている基準の
  2mG以下になるということらしい。

  先ほども書いたが、電気自動車プリウスが発生する電磁波の周波数は60〜355Hzの低周波
  電磁波の強さは、安定走行や停止時でも10〜12mG。高圧送電線の2倍の強さ。
  
  これらの数字をうのみにすれば、プリウスを運転している時というのは、高圧送電線を足元に
  引いて、2倍ほど強い電磁波を浴び続けているようなものであることが分かる。

  「 1992年、スウェーデンカロリンスカ研究所のアルボム博士らが、政府機関や電力会社
    の協力を得て行った疫学調査を発表。
    1960年から85年までの病気登録をもとに、スウェーデンの送電線がある所から325
    メートル以内に自分の住む土地があり、そこに1年以上住んだことのある子どもを対象に調査
    が行なわれた。そこで電磁波の調査も行ない、過去のデータは推定値で被曝量が求められた。
    その結果は3ミリガウス以上の被曝で小児白血病が3.8倍、2ミリガウス以上で2.7倍に
    なるというものであった。 」
転載終わり
プリウスの10mG以上という数値は
スウェーデンの磁場規制値は2.5mGなので、4倍以上の磁場が発生していることになる。
高圧送電線からの磁場の影響で子供の白血病発症率があがった研究結果では、
その磁場の数値は1ミリガウス以上で白血病発症率は約2倍で、2ミリガウス以上になると約3.8倍にもなる。
成人の場合でも2ミリガウス以上で急性骨髄炎と白血病が1.7倍だ。
1〜2ミリガウスでも白血病のリスクが高い。
  
私個人の体感では、エンジンが前方にある乗用車は疲労感が少ないのだが、運転位置から近くにエンジンがある、1Boxやトラックは疲労感が強くでる。
加齢によるものか、もしくは車の重心位置が高いからとも考えたのだが、ひょっとしたら、電磁波の影響かもしれない。
電磁シールド効果を狙って、アルミシールでも貼ってみようかと考えている。
また、エンジンの回転数と電磁波が比例するようなので、あまり高回転に回さないように務める。
その方が省エネになると思われる。
一般的に車は60-80Kmを維持すると燃費が伸びる。
高速でトップスピードを抑える努力も必要かもしれない。