6月1日道路交通法改正、自転車に青切符制度導入、事故は減るのか?

6月1日道路交通法改正、自転車に青切符制度導入、事故は減るのか?


自転車の取り締まりが強化! 6月1日の道路交通法改正の注意点
http://sayuflatmound.com/?p=11873
詳しくは↑を読んで欲しい。

今までは自転車の道交法違反は赤キップ適用で、罰金の上に前科が付いた。
これでは手続きが煩雑であり、罰則が重すぎるということで、青切符制度が導入される。違反金制度であって、「動く最高裁判所」である警察官が違反摘発を執行できる。

私が気になるのは、
今までは歩道の自転車通行は黙認状態だったが、今後は自転車は歩道を徐行しなければ切符を切られる点だ。
そうなると強制的に車道を走ることになる。
路側帯や自転車道が有れば良いが、それほど整備されていない。
自転車の車道通行は自動車側にとっては、はっきり言って邪魔であり、むしろ自動車と自転車の接触事故を誘発しかねない。

青切符切られて違反金払っておしまいではなくて、
「違反が摘発されて“青切符”を切られたとしても、1回目の違反で即反則金納付ということにはなりません。3年間のうち2回目の摘発をされた場合に、警察が実施する「安全講習」を受講しなくてはならなくなります(ここで手数料の5700円が徴収されます。これが反則金と同じ位置付けになります)。費用はもちろん、講習は1回3時間で最後にテストまであるというのですから、負担はかなり大きくなります。」
という事である。
違反者側も警察側の手間も大きい。

自動車の様に違反金払っておしまいには出来なかったのか?

青切符の収入は警察に落ちるので、警察側は猛烈に取り締まりを行う。

兵庫県では自転車の任意保険加入が条例で制定された。但し罰則はない。
今後、この条例が全国に展開されていく可能性はある。
元々、警察による自転車取り締まり強化は、自転車に対する任意保険導入が目的と言われていた。天下りが関係しているのだろう。

自転車事故による被害者救済といういうが、結局、「警察の利益」「保険会社の利益」が増えて、「自転車利用者の負担が増える」ということになる。

自転車は庶民の足であり、これに統制する制度を導入するのは如何なものかと思われる。自動車交通事故が減っている中で、自転車と歩行者の事故が増えているというのが、導入の「お題目」だが、実は自動車事故は増えている。
救急救命時に低温輸送(本当に良いのか?)を行うようになって、24時間以内に交通事故で死ぬ人は減っているが、自動車の事故そのものは増えている。
確かにおかしな運転している人が多くなってきた。
狂った運転をしているのは、自転車よりも自動車に多い。
圧倒的に危険の高い自動車への取り締まりは受忍せざるをえないが、自転車はそれほどに取り締りを強化する必要があるのだろうか?

私自身はたまにしか自転車に乗らないので、保険には加入しない。
バイクもあまり乗らないので強制保険しか加入していない。
基本的に事故を起こさないように運転するべきだ。

雨の時、傘を差して自転車に乗るのも違反というのはキツイ。透明の傘でも違反となる。レインコートを着るしか無い。

まぁ、ドローン飛ばすと逮捕されて、未亡人製造機のオスプレイが日本列島を飛び回るお国柄なので、庶民は統制、統治は暴走ということなのだろうw