健康食品に大金費やすのはいかがなものか?

1.健康食品は儲かる

 健康食品は儲かる、というのは私もよく知っている。
一度顧客を掴むと、定期的に購入してくれるようで、金儲するなら健康食品がベスト!
とまで言い切れるほど儲かるようだ。
健康グッズだとリピーターがいないので、それほど儲からないが、食品なら食べてしまえば、また買ってくれるということだ。

本当に健康になるのなら、良いのだが、疑問も多い。
厚労省薬事法を改正して、特定の成分についての効能を謳う事は禁止された。
この法規制には一定の妥当性があると考える。
つまり、それほどに本当に健康をサポートするのか疑問の多い商品もある。
むしろ、害毒のある食品を摂取しないことの方が遥かに重要である。

今どきの健康食品会社は、効用をソフトに表記して薬事法の規制を逃れて商売している。

ラスティという会社が「しまめ昆布」を売っていた。
極小規模ながら下請け仕事をしていたのだが、薬事法違反で捜査されて、突然夜逃げ(昼逃げ?)してしまった。
売掛金がパーになってしまうので、慌ててググったら、ガンダムSEEDのキャラクターしか出てこない。
やはり、売掛金はパーになってしまった。
それでも健康商品業界全体は大隆盛である。

だから、本を書くのも「健康」。なんでも「健康」を絡めれば商売繁盛となると思われる。
人民の健康への欲求が強いというよりも、それほどに「不健康な人民」が多いのだろう。


2.おいおい、健康維持に金はそんなにかからんだろう?

 病気になるのはストレスや外傷が原因の場合もあるのだろうが、今どきは殆どは食べ物や水、空気が悪いのが原因である。
本当は水も買ったほうが良いのかもしれない。
311以後、少しの期間水を買っていたが、途中から諦めて、アルカリイオン整水器を通した水を使っている。
シャープの空気清浄機も使っている。
ただ、空気清浄機だけではダメで、室内の埃を掃除して減らすことが必要だ。
原発事故で「風の谷のナウシカ」みたいな状態になってしまったので、水も空気も汚染されてしまった。
食品も程度の差はあれ、汚染された。
化学毒、重金属毒、放射能毒、クスリの副作用(クスリは本質的には毒薬)などの複合体内汚染により、膠原病や慢性疾患の発症、癌化の促進が起きる。

だから、汚染されていそうな食品や、そもそも体に悪い食べ物を避ける事が重要だと思われる。
まず、牛乳、砂糖を摂取しない。
これだけで、かなりの食べ物が食べれなくなる。
ジャンクフードはなるべく避ける。
動物性蛋白は基本的に避ける。
ワカメや小エビやシラス(ちりめん)で必須栄養素を補う。
古来日本食のような食事にする。(ただし、魚は基本的に避ける)
油はごま油を使う。
抗酸化作用食品のニンジン、リンゴ、柑橘類をなるべく摂取する。
発酵食品の納豆、味噌、しょうゆを摂る。(しょうゆは魚汚染で危ないかも?)
海塩を少しずつ摂取する。
運動する。
日光を浴びる。

食品に関して言えば、総合的に見て健康志向にした場合、基本的に外食は減らさざるを得ないので、安く上がるはずである。
特段健康食品を買う必要性はないと思われる。

食用の重曹(重炭酸ナトリウム)で歯磨き(+海塩を足す)、洗剤(+少し合成洗剤を足す)、入浴剤となんでも使える。
これにより、化学曝露をかなり減らせし、支出も減らせる。

3.海塩の効果

プールで泳いで帰宅してから、海塩(2・3g程度)をお湯に溶かして飲むと、翌日のダルさが少なくて済む。
逆に海塩を補給しないと、翌日ダルい。
睡眠時間も関係しているとは思う。
プールだと、発汗している自覚がないので、泳ぐと自分が感じているよりもミネラルが抜けている。
精製塩が良くないのは、ミネラフが入っていないという理屈で分かる。
私は海塩しか買わない。
私が買っている海塩は業務スーパーブランドの1kg48円(税別)の激安品だ。
そこで、知りたいのが、他のお高めブランド品の方が、疲労回復効果や健康維持機能(のようなもの)が高いのかどうか?という点だ。
対して差が無いのなら、今まで通りで、良いと考える。

FACEBOOKで議論になっているのが、「天日干しの塩」が体に良いという宣伝をしている方がいるのだが、成分検査に出したら、
むしろミネラルは少ないという結果になった。
天日に干して、加熱しないから良いという理屈らしいのだが、恐らく効用は激安海塩と大差ないだろう。

細胞のミトコンドリアを活性化させるには、クエン酸と電磁波(日光)が必要だとされる。
細胞を再生するにはビタミンやミネラルを必要とする。
クエン酸や海塩で健康維持ができてしまうとなると、商売にならないので、特に減塩誘導されていると考えられる。
海塩1kg52円とすると、1回3gで0.156円である。15銭6厘である。

CIA電通の洗脳で、塩は危険と刷り込まれる。
おいおい、体液は塩分たっぷりなんだけど?という疑問はわかないようにできている。
日本人民ほど、考えないで洗脳されることに、これほど長けている民族はいないと言える。
言われたことをハイハイと無条件で受け入れた方が得だと考えて、上意下達でいいなりで生きてきた人は、
ある意味善人かもしれないが、騙され洗脳された思考で世論を形成するので、最悪の人格とも言える。
宗教洗脳と同じ状態だ。


5.使えそうな健康食品はあるか

 私自身が、漢方薬や健康食品をあれこれ試して、【無駄金】を使ってきた。
漢方薬は副作用は少ないのかもしれないが、効用が殆どない。
たまに効く人もいるらしい。

アシュワガンダの錠剤を買ってみたが、インド製のは効いたが、アメリカ製のは効果がなかった。

栄養ドリンクとかも飲んだことがあるが、タウリンが効くということだが、実際はカフェインの作用らしい。
添加物たっぷりで不健康なので、飲まないほうが良いだろう。
アッパー系作用を求めるのならコーヒーの方が良いのだろうが、常飲ぐせがつくので、出先でしか飲まないことにしている。

亜鉛と銅の補給狙いで「ルイボスティー」というのを飲んでいる。
カフェインが入っていない。
効果があるのか分からないが、元々紅茶を飲んでいるので、比較的安全そうで、美味しいルイボスティーに落ち着いた。

生姜ティーという生姜を摺り下ろして、紅茶に入れて飲むというのがある。
これは体が温まる。

ニンジン、リンゴ、キュウイをミキサーでジュースにして飲む。
抗酸化ジュースと呼ばれており、抗癌作用があるとされる。
お腹にたまるので、ダイエット向きだと言われている。

丹羽博士のSODというのも試してみた。
きな粉みたいな感じなのだが、食べやすいように甘みが含まれている。
砂糖か、甘味料が入っていると思われる。
この点が気になるのと、高すぎで、常飲はできない。

運動して、発汗による重金属及び放射能排出、そして、ビタミンとミネラルの補給、これが重要である。

運動と海塩+抗酸化ジュース、これで十分だろう。
他のは嗜好品みたいなものだ。


6.銭の節約も反権力闘争

 遂に1人当りのGDPは韓国に抜かれた。
日本のGDP帰属家賃やらで水増ししているのと、円安とはいえ、まだまだ通貨価値はアジア諸国よりは高いので、購買力平価(PPP)ではもっと差が付いていると思われる。

家計調査消費支出
家計支出 (対前年比) (4月) 結果-1.3% 予想3.1% 前回-10.6% 【前年比】
家計支出 (対前月比) (4月) 結果-5.5% 予想-0.7% 前回2.4%  【前月比】
総務省が29日発表した4月の家計調査によると、1世帯(2人以上)当たりの消費支出は30万480円で、物価変動を除いた実質で前年同月比1.3%減だった。
昨年4月は消費税増税の影響で大幅に落ち込んだが、さらに下回る結果となった。
つまり、昨年の増税後の駆け込み需要の反動月を下回ってしまった。
増税の連鎖状態なので、可処分所得が減っているのだろう。

銭を節約するのも重要な反権力闘争である。
現代日本というのは無駄な物を売りつける情報が蔓延している不健康な社会と言える。
不健康な食品、不健康な投薬医療。
不健全な思想統制
不必要な電力バカ食い高層建築物。
不道徳な公的賭博・パチンコの蔓延。
とにかく、おかしなことが多い。
単に原発けしからん、というだけでは済まないぐらいに、この日本社会は重層的に闇を抱えている。

安倍ちゃんがけしからん、資本主義がけしからんというのはごもっともだが、健康を損ねたら
「けしからんと言う」事もできなくなってしまう。
まずは、自身の健康を維持することを本義本則とすべきである。