ヤンキー原子力空母ゴーホーム!

1.ロナルド・レーガンが入港
2015年10月1日午前8時頃 米海軍横須賀基地に今年5月まで配備されていた原子力空母ジョージ・ワシントンに代わり、
東日本大震災におけるトモダチ作戦で活躍したロナルド・レーガンが入港した。
全長は333m、幅77m、高さ75m重さは10万トン。
60万キロワット(電力出力換算で20万キロワット)×2基、合計120万キロワット出力の原子炉を搭載している。
ロナルド・レーガン」は2011年3月の東電福島第一原発事故当時の「ともだち作戦」で多くの乗組員が被曝。乗組員は東電を相手取り提訴している。
ロナルド・レーガン自体も強烈な被曝をしており、タイなどで入港拒否され、廃艦も検討された。
各地で行き場に困ったあげく、「放射能は怖くない、放射能に負けない」日本へ配属された。
当然、地元での抗議行動が起きている。


2.二重の避難基準
原発事故:5μSv/hで半径5?圏内が避難。
原子力艦災害:100μSv/h検知で半径1?圏内が避難。

原子力空母の避難基準は原子力発電所よりも大幅に緩い。
原子力空母は核燃料を使う原子炉を持ち、事故があれば放射能被害の恐れがあるのは原発と同じである。
しかし、原発のような法規制は受けず、日本政府は安全性をチェックできない。

仮に横須賀に入港している原子力空母がメウトダウンした場合、急性障害が起きる全身被曝250m/Svの範囲は周囲60kmに及び、その範囲には神奈川県と東京のほぼ全域と千葉県南部が含まれる。
米軍の空母が原子炉事故を起こせば、文字通り日本の首都は陥落し、居住不適格地域とかす。


3.小泉元首相の言う脱原発には原子力空母が入ってない
原子力空母は「移動式」大型原発である。
小泉元首相の言う脱原発には原子力空母が入ってないわけだが、これは論理矛盾である。
横須賀は小泉の地元であり、地元の原子炉はOKで、他の原発はダメという論拠を示すべきだ。
横須賀には原子力空母とは別に、原子力潜水艦が寄港している。
原子力潜水艦原子力で稼働している。
http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/0150/kithitai/06/
米軍の原潜は日本において、横須賀、佐世保長崎県)、ホワイトビーチ(沖縄県)を寄港地としている。
原子力空母も原子力潜水艦も共に、核燃料の交換を想定していない。
原子力空母の場合は25年で原子炉ごと交換して、空母就航後50年で廃船にする。
原子力潜水艦や原始力空母に搭載される原子炉は小型軽量化を図るためにウラン燃料ではなく容積効率の高い高純度プルトニウム型原子炉を搭載している。
これは一般的な軽水炉よりも危険性が高いことを意味する。


4.原子力空母の放射能海洋投棄問題
米海軍横須賀基地横須賀市)に配備されていた原子力空母「ジョージ・ワシントン」が2011年、原子炉の急停止、急再稼働の訓練を入港前日に行っていたことが、航海日誌から分かった。
航海日誌には放射性物質を含む冷却水や気体を、日本の排他的経済水域の200カイリ(約370km)内で排出していることをうかがわせる記述もあった。
そもそも、ロナルド・レーガン自体が福島第一原発3km沖合いを航行中に1号機原子炉建屋爆発事故に遭遇して、放射能汚染されている。
放射能汚染により廃艦が検討された空母を日本の横須賀に就航させる事自体が、不条理であると言える。


5.日米地位協定問題
米軍問題の根底には日米関係の歪みがある。米軍基地跡地で土壌汚染が問題となっても、日米地位協定で米側は免責され、日本側も及しない。
放射能汚染についても同様である。
米兵の犯罪についても、日本の司法権が及ばない事例が多発している。
日米安保改定に伴って、日米地位協定が締結されたが、有り体にいえば、これは米軍の治外法権を認めた法律である。
米軍は日本のどこにでも基地を設置できるし、米軍が封鎖した地域に日本の司法権は及ばない。
つまり、日本は米軍の植民地領である。
天皇裕仁が共産革命を恐れて、米軍に日本を売り渡した結露が、今の惨状なのである。


(参照元)
◯横須賀、原子力空母問題
http://togetter.com/li/880248
◯沖縄の米軍基地跡地の枯れ葉剤問題-ダイオキシン
http://togetter.com/li/879266
https://twitter.com/search?src=typd&q=%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%A9%BA%E6%AF%8D
ずっと地獄の釜の蓋の上で踊っていた日本人
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/d7f7d222c4cbab9a44c1612fd3f52fce
米海軍横須賀基地横須賀市)に配備されていた原子力空母「ジョージ・ワシントン」が2011年、原子炉の急停止、急再稼働の訓練を入港前日に行っていたことが、航海日誌から分かった
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20150929/CK2015092902000173.html