放射線測定器はどれを買うべきか。何の汚染に注意すべきか。

放射線の対人影響はおおまかに言って、
中性子線>アルファ線ベータ線>>>>ガンマ線なので、ベータ線を図れるガイガーカウンターが必要だと思われるが、
なぜかシンチレーションカウンターが主流になっている。
行政が推奨するのはおしなべて、シンチレーション型である。
ガイガーカウンターγ線の感度が良くないので、0.4μSv/h以下では正確な値がでないとされる。
もっとも、ホットスポットの存在を警告する事態の折りには、高い線量時なので、問題ないだろう。
個人的には大きめのGM管(ガイガーミュラー計数管)搭載機で、電池が長持ちするタイプが良いと思う。


311後に国内メーカー製造品は数値が低く出るように細工されている可能性がある。
官民挙げて放射能汚染を隠蔽する方向にある。
海外メーカー品を買うのが良いだろう。

私は
SOEKS-01M (電池が持たないがベータ線が計れる)

RADEX RD1503 (電池のもちが良い)

を持っている。

RADEX RD1706 はベータ線も計れて、比較的低価格なので良さそうだ。
電池が長持ちするRADEX RD1503 の兄弟機なので、多分電池の持ちは良いだろう。


放射線の強い場所の傾向としては水が溜まりそうな場所は線量が高い。河川も同じである。
実際、(埼玉県ふじみ野市)自宅近くの小川は0.4μある。
基本的に汚染が高そうな地域や場所に行かない。
行く場合は線量計を持参する、事が必要だろう。
また、福一や他の核施設による大規模放射能フォールアウトがあった場合、逃げるにせよ、屋内に留まるにせよ、
放射能雲の到来が分かるように線量計が一つあったほうが良い。
おおまかな目安であるので、低価格面と電池の持ち(もしくは充電型乾電池の多数保有)を重視すれば良いだろう。

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盲点なのが「お金」だと思われる。
『お金は天下の回りもの』
なので、仮に高い線量の物があったら、さっさと使ってしまったほうが良い。


Youtubeの映像によると、紙幣が汚染されていたというのは、ロシアでは実際にあった話のようだ。
放射脳】お札の放射能汚染が気になる方の会話
http://togetter.com/li/520972
「食べるわけじゃないし…と思ってググったら、ロシアのATMから紙幣表面で82ミリSvとかいう怖い見出しが」


クレジットカードやETC、プリペードカード、はたまたスマホFelicaのおサイフ機能で、
SuicaEdyでの決済が増えて、貨幣依存度は減ったが、食材の買い物は現金だ。


紙の汚染も問題視されている。
「紙類に含まれる放射能東京大学大学院 小橋 浅哉
http://pfx225.blog46.fc2.com/blog-entry-2175.html
元古本販売者『古書、強烈に汚染されてる可能性が高い』本を触ることでの痛みに耐え切れず、古書売買は廃業
http://www.asyura2.com/14/genpatu37/msg/616.html


蔵書は自炊(裁断してスキャニング)して、減らしに減らした。
手元に残しているのは原発関連の一部の書籍のみである。
仕事柄、紙にはよく触る。
印刷用の用紙はともかく、古紙を使うダンボールは危ないかもしれない。


気になっているのが、金属の汚染である。
金属買取業者によっては放射線測定器で計る業者もあれば、計らない業者もある。
買い取った金属を再生利用された製品は放射能汚染されている可能性がある


日本の輸出自動車から基準超の放射能を検出!ロシア税関輸入拒否!EUは長野、青森、新潟も規制対象に
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-134.html
日本車の新車のバンパーから基準値超えの放射線が測定されたという話もあり、中古のみならず、新車も危ない。
今乗っている車が汚染されていないようなら、永らく乗ったほうが良いだろう。
仮に中古車を買うときは線量を計った方が良い。


SOEKS-01Mで食材を計ると、魚では線量に変化があるときがある。
盲点はぬか漬けの糠(ぬか)である。
0.18μあった。
漬けた野菜の放射能が蓄積されているのだと思われる。


個人的には最も気をつけないといけないのは、魚である。
産地表示はあてにならない。
桃も危ない。桃は福島が名産であり、桃は放射能を吸いやすい。
どうやら、木にできる果物は、木に付着した放射能がそのまま実に流れ込んでしまうようだ。
土で栽培する野菜は土の粘土が放射能を吸着するので、野菜自体にはそれほど移らないようである。
だが、産地は極力選んだ方が良いだろう。


2011年3月15日や21日は溶融した核燃料がドライベントされた可能性が高く、降雨による沈着地域は激しく汚染された。
それ以外は基本的にキセノン、ヨウ素セシウムなどの揮発性の核分裂物質が放出されて、沈着したようである。

問題は海洋汚染である。
地中に落ち込んだ核燃料が地下水を通じて海水に溶けだしており、
これを魚介類が集積する。
貝はプルトニウムを蓄積する。亜鉛と誤認するようである。

魚はストロンチウムを集積する。
ストロンチウムの対人毒性はプルトニウム以上だとする見解もある。

植物の場合、繊維などが放射能を吸着して、消化管でも消化できずに体外へ出て行く分がある。
動物性蛋白は消化吸収が良いので、放射能も腸管から体内へ吸収されてしまう。


最近の炭水化物(抜き)ダイエットは肉や魚摂取への誘導目的であり、その結末は放射能被曝による疾病発症となる。
特に肉(特に内蔵もの)も危険だが、更に魚が危険である。
私はインドネシア産のシラス(ちりめん)を食べている。
中国産のワカメや桜えびも食べている。
安全性についてはよくわからないが、日本産の魚介類よりは安全だと思う。


細胞再生時にビタミンB6 B12 C ミネラル(鉄 銅 亜鉛)が必要である。
銅 亜鉛ルイボスティーカシューナッツで補っている。
ビタミン剤は基本的に使わない。
水溶性のビタミンは過剰摂取の害は無いが、脂溶性のビタミンは過剰摂取の害がある。
風邪を引いたら、免疫力アップのためにビタミン A B Cの錠剤を飲むと良いようだ。


放射線測定器の種類と一覧
http://www.mikage.to/radiation/detector.html