重曹と炭酸ソーダ(ソーダ灰)の使い分け

重曹と炭酸ソーダの使い分けをさまざまに試してみた。


重曹をクレンザーとして使いヤカンの汚れをこすったら見事にとれた
「炭酸ソーダに変化する際に出る泡は重曹の方が多いので、鍋のコゲ落としは重曹の方が効果がある(泡の力でコゲを浮かせる効果が、より期待できるから)。」


重曹で歯磨き
これは一長一短あると思う。歯磨き粉に比べて、汚れの落ちが甘いような気もする。
しかし、市販の歯磨き粉はフッ素などの危険な化学物質が入っているので、使いたくない。食用品質重曹の場合、飲み込んでも安全なので、ゆすぎは念入りにやる必要がない所は利点。


×重曹を飲む
これは止めた方が良い。試しに3日程度、ある程度の量を飲みず続けたら、少し体調が悪くなった。
但し、食用品質重曹の場合は少量なら飲みこんでも大丈夫だと思う。
しかし、意図的に飲み続けるのは止めた方が良い。
重曹に抗癌作用があると言われているが、これは体をアルカリ性に保ち、ミトコンドリアの活動を活性化させるためだと推察する。
体をアルカリ性にするには、浄水器で精製するアルカリ水や野菜(特に根野菜)などを摂取して、酸性である動物性タンパクを摂取しないようにするのが先決である。


重曹でやけどや傷や皮膚炎や皮膚感染症を治す
薬全般に言えるのだが、外用薬はステロイド剤を除いて、体内への吸収率が低いため基本的に副作用は小さい。
逆に服用するタイプの薬は極力飲んではいけないし、飲む場合も「ヒット・アンド・アウェイ」で一時的な使用に留めるべきである。
皮膚炎の薬はいろいろあるがどれもそれなりに高い。
試しにやけどや切り傷や皮膚炎に重曹をつけると、治りが早いような気がする。
アルカリ性になることによりミトコンドリアが活性化するのだろうか??
(余談)ロキソニンという鎮痛薬がある。服用していると耐性が出来て、必要な時に効果が無くなると言われている。歯医者に行く時とか痛みに耐える必要がある時に30分くらい前に飲むと、たしかに効用がある。但し、なるべく服用しないようにするべきである。湿布タイプのロキソニンは筋肉痛に効果がある。
神経や筋?の痛みにはホッカイロが効果的である。
基本的に体に痛みがあるときにはホッカイロを使う。それでも効果が得られない時はロキソニン湿布を使う。


○炭酸ソーダを洗濯洗剤として使う
基本的に大さじ一杯程度(10g)に合成洗剤を入れて、炭酸ソーダを30g程度追加している。
重曹pH8.2から炭酸ソーダpH11.2に変えて、洗浄効果が出ているように見受けられる。
アルカリ性合成洗剤に強アルカリの炭酸ソーダを加えて洗浄効果を高める。
環境負荷を抑えるには石鹸洗剤の使用が望ましいが、個人的には総合的な?洗浄効果を得るために、炭酸ソーダを加え合成洗剤の使用量を抑えることで対処している。
合成洗剤10g+重曹」よりも「合成洗剤+炭酸ソーダ」の方が洗浄効果が高い。
結果的に「合成洗剤+炭酸ソーダ」の方が洗剤・炭酸ソーダの共に使用量が減らせる。


重曹放射能・重金属・化学物質(社会毒)を除去する。
これはなんとも言えないのだが、重曹を溶いた水で野菜を洗うと放射能が除去できると言われている。
茹で汁を捨てるようなラーメンのような料理なら、重曹を足してラーメンや具を煮ることにより社会毒を除去できるということになる。
しかし、仕組みが分からない。
アルカリ洗剤として、余分な汚れを落とすので、それに付着していた社会毒が取れるのだろうか?


×入浴剤として重曹や炭酸ソーダを使う
重曹を入れても効果があるのか不明瞭である上に、ある程度以上いれると浴槽にこびりつく。
別の機会に炭酸ソーダ(工業用)を少しいれたが、皮膚が荒れた。(かなり危険)
仮に入浴剤として使うなら、少量の重曹を浴槽に入れる。
入浴剤としての効用を狙うのではなく、浴槽に湯垢がつかなくなる効果を狙う。
塩を少し入れるのも体に良いとされるが、設備の痛みが早くなるのは確実なので入れてない。
重要なのは浴槽のお湯が大量にあっても、入れるのは10gとか大さじ一杯程度で十分であり、入れ過ぎると設備に付着して劣化を早めると思われる。
浴槽に重曹を入れるぐらいなら、風呂あがりに重曹を少量皮膚に刷り込んだ方が良いし、私はそのようにしている。
結論:入浴剤として重曹を使わないほうが良い。そもそも入浴剤は設備が痛むので不要である。


○食器洗い、油落とし
これは炭酸ソーダが適している。重曹よりも水に溶けやすく、油落とし効果が高い。
塩素系よりも皮膚への負担が少ない。


○トイレ掃除
炭酸ソーダを使ってトイレそうじをする。
サンポールなどの酸塩系溶剤は基本的に不要であり、設備が痛むので使わないほうが良い。


○結果的に買わなくて済む商品
・クレンザーは重曹で代替可
・塩素系除菌剤(液体の方が便利な時があるので持っていたほうが良い)
・歯磨き粉
・様々な掃除用の洗剤
ママレモンとかの食器洗剤
・皮膚薬全般(場合によっては薬を使ったほうが良いかもしれない)
サンポールなどの酸塩系溶剤(設備が痛む)


(参考元)
Q、洗たく機の大きさや洗たく物の量から、使う洗剤の量を計りたいのですが?
http://www.kao.com/jp/qa_cate/clothcleanser_03_02.html
重曹・セスキ・炭酸ソーダ(炭酸塩)の比較
http://www.live-science.com/honkan/partner/hikaku.html
海洋バクテリアミトコンドリアの起源
http://16296315.at.webry.info/201409/article_19.html